ちょっと思い出しただけ:作品を観た感想(2)

ｼｮｰﾄﾚﾋﾞｭｰ｢ちょっと思い出しただけ･････評価額1650円｣
現在から過去に遡るという設定を知らずに観たので､序盤ちょっと混乱した｡ﾚﾄﾛな電動式ｶﾚﾝﾀﾞｰが､時間経過を表すのに使われているのだが､月日と曜日しか表示されないので､前に進んでるんだか遡ってるのだか分からない｡永瀬正敏のｷｬﾗｸﾀｰが､象徴的な装置にしかなってないとか､首都圏の住人にとっては地理関係が不自然に感じるなど､いくつか気になる部分はあるが､ありがちなほど普遍性の強い題材を､ﾄﾘｯｷｰなﾃﾘﾝｸﾞで未見性のある作品に昇華したのはお見事だ｡
ﾉﾗﾈｺの呑んで観るｼﾈﾏ
2022年2月20日

｢ちょっと思い出しただけ｣第34回東京国際映画祭
とても良い作品だった｡観終わってからじわじわと感動が押し寄せる｡心の震えが段々とさざなみを立て､やがて大きなうねりとなる感じ｡本作は､本気で人を愛したことがあり､それが永遠という形に昇華しなかった全ての男女に贈る鎮魂歌なのだ｡
ここなつ映画ﾚﾋﾞｭｰ
2022年1月26日

このﾍﾟｰｼﾞは､象のﾛｹｯﾄﾊﾟｿｺﾝ版の『作品を観た感想ﾄﾗｯｸﾊﾞｯｸ』のﾍﾟｰｼﾞと連動しています｡

1.作品ﾍﾟｰｼﾞ

2.観たい作品ﾘｽﾄ
3.追加

4.近日公開
5.公開中
6.DVD新作近日
7.DVD新作(2ｶ月間)
8.DVD旧作
9.超人気作品
0.ﾄｯﾌﾟ
ｱﾏｿﾞﾝ最安値購入
ｷｰﾜｰﾄﾞ: