ザ・タウン:作品を観た感想(43)
ザ・タウン/The Town
登場人物の描き込みに注力しているとして、しかしそれがあてくしにゃあ物語としての面白さに直結しているとも思えずに。故に、展開の少ない物語を淡々とした演出で見せられているように、詰まりが全体的に間延びしているように感じられてしまいまして。故に感想としてはただこの一言、長い、と。
Death to Mary Pumpkinhead
2013年3月18日
【映画】ザ・タウン…アフレック夫妻には厳しい私だったが。
★★★★ これは普通に面白く鑑賞できる映画でしたね。 ベン・アフレックは、映画作りは上手いんでしょうかそつない普通にシッカリした映画だったと思います ただ、主演男優についてはもっと向いてる人がいるようにも思いましたけど。
ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画
2011年12月19日
ザ・タウン
クレアと街をでる決心をしていたダグの前に大きな「仕事」が入ってくる。それはギャングの元締めのせいなんだけど、どうしてももう一度危険な仕事に出なくてはならなくなるんですね。どちらかといえばこれはエンタメ性の高い作品で、個人的には[ゴーン・ベイビー・ゴーン]のほうが面白かったなと感じました。そもそも、女性目線でみますが、人質というトラウマにもなる怖い思いをしたのに、素敵な人とはいえダグには全く警戒せずに車に乗っちゃうのはなぜか気になります。作品の出来としては、うまくまとまっていて良作かなと思います。
いやいやえん
2011年8月1日
ザ・タウン (The Town)
★★★★ 加害者側であるダグと被害者側であるクレアの間に恋愛感情が生まれ、共に大きな変化を迎えていく様は犯罪ドラマに限らず定番な流れではあるが、あくまでダグが囚われているのは組織ではなく、生まれ育った
Subterranean サブタレイニアン
2011年7月27日
映画『ザ・タウン』を観て
銀行強盗が親子間で引き継がれる家業という設定だったが、ダグ自身も父のそうした家業を継がずにプロスポーツ選手として名を上げるはずだった…。結局は仲間との繋がりを断つことは難しく、ジェムは足を洗おうとするダグを「過去の出来事」をネタに引き留める。ダグはクレアとの交際を通じて覚悟を決める。それをファーギーに相談するが…。ファーギーを演じたピート・ポスルスウェイトは英国出身の名脇役、これが遺作になってしまった。残念である。ラストはまあ、流れとしては違和感は特になかった。ラストシーン…あれは泣かせるね。
KINTYRE’SDIARY
2011年3月27日
『ザ・タウン』 事件のたびに変わるのは?
1度目は大いに楽しんだ。2度目は脚本の妙に感心した。同じ強盗事件ながら三つの事件の位置付けを変えて、異なる特徴と見どころを用意しているのはさすがである。警察のかかわり方もそれぞれの事件で異なる。本作は、クライムアクションとして楽しませてくれながら、さらに緻密な構成の中にうっ屈した地方都市の情景を織り込んで、故郷のしがらみから抜け出せない男の苦悩や、泣かせるラヴストーリーまで展開する。あれもこれも見応え充分。その上、犯罪映画でありながら、意外に後味も良い。
映画のブログ
2011年3月11日
ザ・タウン
★★★ 本作は、目立たないながらも至るところ女性の姿が見え隠れしている。といっても、犯罪物ですから、主なストーリーは男性絡み。監督・脚本・主演のベン・アフレックは、強盗団のリーダーで、主役として観客を惹きつけなくてはならないという難役を、実に軽々とやってのけてしまっているのは素晴らしいと思いました。相手役のクレアを演じるレベッカ・ホールも、強盗に襲われる銀行の支店長でありながら、襲った強盗団の一人と知らずに恋に落ちるという難しい役を魅力たっぷりに演じています。
映画的・絵画的・音楽的
2011年3月9日
「ザ・タウン」
単なる銀行強盗の物語ではなく、銀行を襲撃した際出会った支店長のクレアが好きになってしまうというあり得ない展開が面白い。もちろん彼女は彼が襲撃犯人とは知らないが…。アクションと人間ドラマを上手く融合させ観るものを夢中にさせる。強盗を繰り返すダグとその仲間。執拗に彼らを追いかけるFBI捜査官フローリー。描き方がとてもリアル。ラストのダグ、あまりにも上手く行き過ぎであり得ない展開だったが、全体的なストーリーはとても見応えがあったと思う。あのお面とシスターの衣装はよく考えたものだ。
ヨーロッパ映画を観よう!
2011年2月23日
この仕事を最後に足を洗う 「ザ・タウン」
全米屈指の強盗多発地区ボストンのチャールズタウン。ここで育った男は抜け出したい変わりたいと願い、この仕事を最後に足を洗うことを決意する。が、そうして向かう最後の仕事がヤバいのは世の常。ここで面白いのは男を町に縛り付けていたものが世間でもFBIでもなく、男たちを利用するご老体だったこと。隠居して花屋を装っているが裏稼業の元締めであり続け、男たちが子供の頃からの運命を握っていたのもその者だった…。世代交代の進まない日本の会社や政治を思えば、少なからず共感のできる状況がここにはあるのではないか。不気味でショッキングなポスターとは裏腹に、重くまじめな作品。
シネマ走り書き
2011年2月21日
映画「ザ・タウン」この場所で生きる、ここではない何処かへ
★★★ 治安が悪く住んでる人達さえどこか諦めてるような「タウン」で、ここでしか生きられない人達と、ここから抜け出ようとする人達の、どうしようもないような、けれどなんとかしたいと思わせるのは、それがこの映画に描かれている「タウン」だけでなく、自分たちの周囲を等しく取り巻いているからかもしれない。ラストが違ってたら、納得出来たら、この映画は相当良い出来と思えたはず。でもベン・アフレックの製作者としての才能は充分に感じた、たいしたものだね。後半の銃撃戦まではホント面白かった、あと一歩で残念なことになった作品だった。
soramove
2011年2月21日
ザ・タウン
丹念に原作を再現することに心を砕いた手堅い演出には風格すら感じます。しかも、アクションシーンの華やかさにおいては前作を凌ぎ、特に後半のカーチェイスはすばらしい迫力です。観終わって一番印象に残った俳優は、意外にも(?)FBI捜査官を演じたジョン・ハム。犯罪者側が主役なのだし、普通だったらFBIは犯人に翻弄される一方のピエロ的役まわりを振られてしまうような気がするのだけど、ハムの捜査官はなかなかどうして手強くて、ギリギリのところまでアフレックを追い詰めてくれます。そんなところも「ヒート」を彷彿とさせる要因になっていたかも。
キノ2
2011年2月20日
ザ・タウン ベン・アフレックはどのように監督に...
ベン・アフレックという俳優については、評価外のアウトの部類なのであるが、本作のような映画を監督できることで正直なところ驚いた。彼は[レインディア・ゲーム]という作品に主演している。これはジョン・フランケンハイマー最後の作品。[ザ・タウン]では尼僧などの扮装をしたりであるが、[レインディア・ゲーム]ではサンタクロースの扮装でカジノに侵入する。強奪事件を描くとこういうシーンはおなじみなのであるが、女性との関係など、この2作品は共通点が多く、監督ベン・アフレックとしては影響を受けたのではなかろうか。
映画と出会う・世界が変わる
2011年2月18日
「ザ・タウン」は、どうしようもない悲劇の...
人それぞれは、住んでいる土地に縛られている部分が大きいのではなかろうか。脱出願望がありながらも、それが実行できないこともそれが大きな理由なのではなかろうか。主人公が脱出を実行したことは、そこを突破する要因としてよそ者のクレアという女性の存在があったことから。本作はハッピーエンドを予感させながらも、やはり悲劇の物語であると思う。それは、その町、その土地が人を縛り付けている魔力が引き起こす物語が人を不幸にしており、その解放がいかに困難であるかを語っているからであろう。
映画と出会う・世界が変わる
2011年2月17日
ザ・タウン 地元のしがらみが今は懐かしい
チャールズタウン、全米で最も強盗を量産している街。そのことをテーマに映画を創るということが、もう信じられない!母が行方不明、父が収監され、そして家族同然に育てて貰った幼馴染みの家族。その幼馴染みの妹と恋愛関係になったこともあり、彼女の子どもも自分の子ではないとは思うが無碍にも出来ない。街を仕切る黒幕とも断ち切れない事情が…そしてなんと言っても生まれ育った、このタウン。今や氷が張らないアイススケートリンク、これがすべて自分の地元。自分は「地元」にノスタルジーがキツイ奴だから、だからなんかこの映画わかる。
労組書記長社労士のブログ
2011年2月14日
映画「ザ・タウン」を見て、長崎の...
なかなか異色な題材であるが、タイトルは何の変哲もない「ザ・タウン」である。この物語の主人公はベン・アフレック演じる男でも、その彼と恋仲になる女性でも、仲間たちでもなく、まさに「ザ・タウン」だと思う。犯罪が代々、家業として伝えられるような町。それは荒廃した貧しい風土を持ち、その風土に人々は縛られる。その風土を形成するものは貧困であったり、歴史的事件であったり、その町を支配する企業体質であったりする。この映画で描かれることは、あるひとつのケースであり、それぞれの町がその風土から生まれた人と物語がある。
映画と出会う・世界が変わる
2011年2月12日
ザ・タウン
大変面白かった。最初の銀行襲撃から一気に話に引き込まれて最後まで飽きずに観られました。カーチェイスや中盤、終盤の銃撃戦も見応えあって面白かった。ベン・アフレックもレベッカ・ホールも良かったし。でもそれ以上にジェム役のジェレミー・レナーが最高でした。主役を喰うほどの存在感だったと思う。育つ環境って大事なんだなぁと映画を見てて改めて思ったり、一度、裏世界に足を踏み入れてしまうと、そう簡単には抜け出せなくなるんだなって強く思った。フェンウェイパークの中や裏側がたっぷり見られたのは一番の見どころだったかも。
だらだら無気力ブログ
2011年2月12日
「ザ・タウン」 その街こそもう一人の主役
「人生を変えたい」とダグがいくら望んだからといっても、街が彼を縛ります。たぶんダグはクレアと出会わなければ、クリスタと同じように「変わりたい」と思いつつも、結局はそのままの状態でいたのではないかと思います。こうみてみると主人公はダグではありながら、もう一つの主役はその街に暮らす人々を縛り付ける、やはりチャールズタウンという街そのものであるようにも思えます。そういう点で「ザ・タウン」というタイトルは当を得ていると感じました。ベン・アフレックですが、俳優としても脚本家としても存在感はあったように感じました。
はらやんの映画徒然草
2011年2月11日
ザ・タウン
上手い感じに強盗シーンやカーチェイスとかが入ってくるのもあって、テンポもよかった。アクションもかなり見栄えのいいものです。強盗団の人間関係や、ダグの家族の話、ダグとクレア、抜け出したいダグのストーリーを盛り込む一方で、FBI捜査官フロリーが、段々とダグたちに近づいていく。貧困や暴力やドラッグにアルコールまみれな彼らのタウンは、抜け出したくとも抜けられない…。これはかなり面白く観られました。人間ドラマ&クライムだと思うんですが、アクションも十分楽しめました。静かなラストがよかったです。観てよかったわん♪
晴れたらいいね〜
2011年2月10日
*ザ・タウン*
アクションと人間ドラマのバランスが良く、エンタメ作品としてとてもうまく仕上がっていたと思います。力も知恵も、ある程度のお金もあるひとりの男性が、なぜこの街を抜けだせないの?って思いましたが、物語が進むうちにこの"つながり"が明確になってきました。良くもあり、悪くもありますね。それからみなさんアイリッシュのようで、それも絆を深くしていたのでしょう。カタチのない"人質"のようなもの。それを彼は断ち切れるのか…。犯した罪は重いとは思うけれど、でも新たな人生を築いていってほしい、、そう願ってしまった映画でした。
Cartouche
2011年2月10日
ザ・タウン・・・・・評価額1650円
★★★★ 負のスパイラルに生きる男達のドラマは、色々な意味で熱く、見応え十分だ。この街の人間関係は正に"血は水よりも濃い"という言葉の通り。アイルランドという共通の祖先の土地と血脈は、好むと好まざるとに関わらず、彼らを柵で雁字搦めにして街に縛り付ける。何世代もの間、人々の愛憎を糧に存在してきた街は、まるでそれ自体が一つの生命であるかのように、ダグの人生を支配しようとする。サスペンス、アクション、ロマンスと、見所満載の[ザ・タウン]はハリウッド伝統のアウトロー・ムービーの秀作である。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2011年2月9日
厄介な絆の形。『ザ・タウン』
★★★★ 父親が服役してからのダグは強盗団の仲間の家庭で育てられ、幼少時代からずっと犯罪者に囲まれた環境で生きています。ダグと強盗団の仲間の間には強い結束力と堅い絆がありました。厄介な絆の形は、愛するクレアの存在を守る為に更に逃れられない方向へと向かわせます。彼女とダグとの間にも深い絆がありました。この映画に描かれていた様々な絆は、形が違うにせよ確実にその町に存在していたのです。絆とはほんの少し方向を変えるだけで良くも悪くも相手を導いてしまう紙一重のモノなのかもしれません。
水曜日のシネマ日記
2011年2月9日
映画「ザ・タウン」感想
ほとんど時間を置くことなく次々と襲撃が実施されていくのには、「いくら何でも急ぎ過ぎ&危な過ぎないか?」とさすがに思わずにはいられませんでしたね。性急過ぎる襲撃依頼のために、2回目以降は準備不足な状態で襲撃が実施されていたようでしたし、警察側の待ち伏せまで受けてしまう始末でしたからねぇ。ダグとクレアの間で交わされた身の上話のひとつが、物語終盤で重要な伏線として活用されることになります。これは映画を観賞してのお楽しみ。ピート・ポスルスウェイトが1月2日お亡くなりになったそうです。謹んでご冥福をお祈り致します。
タナウツネット雑記ブログ
2011年2月8日
『ザ・タウン』 | 大傑作です。
この映画の凄いところは「お前は悪魔の化身かっ!」っていうくらいに酷い人間が登場するにもかかわらず、優しい気持ちで映画館を後にすることができるところです。私は二回観て、二回泣いてしまいました。ただ、二回観たのは「感動したから」だけではなく、映像のみを見せて観客に理解をゆだねている部分が本作にはかなりあり、私の頭では一回で全てを把握するのは無理だったから、という側面もありました。集中と記憶を強いられる映画かも知れません。ダグの母親の名前はフルネームで覚えておいた方が…。
23:30の雑記帳
2011年2月8日
映画 「ザ・タウン」の感想です。
その街の歴史と背景などを知ると、私が"タウン"から感じた気軽さとは全く違う、人間の性(さが)や悲哀が渦巻く荒廃したエリアを意味している重みを感じました。主人公たちの刹那的な生き方は、生まれながらにして背負ってしまった過酷な運命として受け入れざるを得ない人たちの宿命的な人生そのもの。全編ハードボイルドタッチでありながら、語られるセリフや映し出される街並みがソフトな一面もあって、前半の何気ないセリフが後半の伏線となって生きて来ると言う仕掛けも効いていて、アクションだけではなく脚本でも見せてくれます。
MOVIE レビュー
2011年2月8日
ザ・タウン
アイルランド系移民で強盗という稼業から抜け出そうとする主人公の葛藤を、激しいアクションとリアルな脚本やロケで見せる濃い内容の作品になった。すべてを捨てないと街を出ることができない現実を証明している。こういう実在する土地で現代を舞台にして映画が作れてしまうのがすごい。FBIはどこまで逃げてもすべてを捕まえると言うけど、大変に傲慢だという印象を受けた。最後のシーンで、子供たちがスケートリンクでアイスホッケーをする。汚れた大人の世界を彼らには見せたくないと思った。
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
2011年2月7日
ザ・タウン
★★★ 人質と恋をするなんて…まず,支店長を女性にした時点であざとい。中盤を過ぎた頃、思い出したようにクライムアクションに突入。カーチェイスと終盤の銃撃戦は見どころ。今作が遺作となった名脇役のピート・ポスルウェイトが花屋の元締めを不気味な存在感で画面を締めていた。ジェレミー・レナーも良かった。ワルが似合う。それくらいかな…。主人公ダグに共感できず最後まで応援できなかった。父親と同じ道を歩んでしまった足掻きが弱過ぎる。それにラストが安直で拍子抜け。犯罪者も根は良いヤツだから許せってか?そんなアホな!
Akira's VOICE
2011年2月7日
☆ 『ザ・タウン』
本作では[ハートロッカー]のジェレミー・レナーが大活躍を見せて、ほぼ主役の座を奪っているようにも映ったので良かった。ベン・アフレックの俳優としての存在はこの映画ではマイナス要素としてしか機能していなかった。しかし、彼の監督としての技能はやはり優秀だったことがこの大予算犯罪ドラマを見ても感じとれたので、映画自体の満足度は高かった。レベッカ・ホールも素晴らしい。しっかり者のように見えてセンチメンタルな感傷に流されやすい心の弱さもあり、適度な色っぽさもある。考えてみればベン・アフレック以外の俳優は全員素晴らしかった。
映画の感想文日記
2011年2月6日
ザ・タウン
★★★★ 育ってきた環境から抜け出すのも難しいもんだなー。冒頭から大胆な強盗シーンでいきなり緊張感が走りもうスクリーンに釘付け。とにかく証拠隠滅方法にわくわくしましたわ。後半戦の球場での追い詰められた銃撃戦もお見事、テンションあがったな。全体的に良かったんですが、強盗の後からの日常的なシーンと、ダグとクレアとの恋愛シーンが長いのはちょっと退屈気味…。でも会話の中でのエピソードが最後で活かされててグッときた。ジェムが、こういう映画にはかかせないシーンで魅せてくれたのも良かったですねー。FBIの人もいい味だしてましたな。
映画鑑賞☆日記・・・
2011年2月6日
『ザ・タウン』(2010)/アメリカ
★★★★ 彼の仲間たちがみんな根っからの「ワル」なのに、どことなくダグだけがまだ根っこには立ち直れるような要素が垣間見えている。ここがポイントのように感じます。悪の中にもわずかなる善が存在する、そこに希望がある、しかしそこから抜け出すことは容易ではない。その彼を決断させるのはクレア。2人にしかわからない方法で実現させようとするダグの試みは、それだけ彼が真剣だからこそなんだろうと思います。悪の連鎖が世界中にあるならば、そこから抜け出したい人たちもまた同じ数だけ存在しているはず。その希望を見出せる終わり方は一理あると思います。
NiceOne!!
2011年2月6日
☆ザ・タウン(2010)☆
★★★★ いろいろな観方があると思うのですが、育った環境の悪さに対する同情と、その人柄の良さからか、私はダグに同情してしまいましたので、クレアに真実がいつバレるのかとハラハラ。そんなわけで本来は応援するべきFBIのフローリーが悪者にさえ見えてしまいました^^; ダグとクレアの恋の行方?ダグとジェムの友情?最も危険な襲撃は成功する?ダグは街を抜け出して新しい人生を切り開くことができる?と最後まで飽きませんでした。ツッコミどころもあるんですが、私は好きな作品でした。いつかは二人は逢えるのかな…。
CinemaCollection
2011年2月6日
映画「ザ・タウン」 感想と採点 ※ネタバレあります
★★★ 面白いんです。でも、脚本が主人公中心に都合良く作られすぎているのか、現実味に欠けますね。もちろん、フィクションに過剰なリアリティーを要求するつもりはありませんし、脚本や監督の価値観で、様々な正義が描かれるのも否定しません。ただ、私はあのラストには共感できませんでした。コスプレ満載のベン・アフレックと、色気たっぷりの子持ち母クリスタ役ブレイク・ライヴリー、狂気に満ちたジェレミー・レナーのファンは、楽しめると思います。あと、「希望」「友情」を失いかけている人は、ちょっぴり心を救われるかもしれません…。
ディレクターの目線blog
2011年2月6日
劇場鑑賞「ザ・タウン」
これは…骨太なクライム映画に仕上がっていました。観客はいつ男の正体がバレるのかと、ハラハラしながら2人の恋の行方を見守ることになる。途中には次の襲撃があったりと、アクションも手を緩めず。ローアングルでのカーチェイスは今までに見たことがないような映像になっていた。何気ない会話がラストの伏線になっているところが上手い。そして、完璧な計画なんて存在しないんですよね…(汗) いろいろな複雑な思いが入り交じってのラストに…。男が宿命にもがき苦しむ姿は切なく、哀しくもあり…。2時間ちょっとがあっという間だった。
日々“是”精進!
2011年2月6日
『ザ・タウン』
銀行強盗を生業とする、幼馴染たちとの変わらないと思われていた生活の中に入り込んできた女性の影が、まじりあわないインクのようにどんどんと広がっていくような、そんな感覚を感じられた作品かな。夢も希望も持てない自分の生き方の中で、ふっと入り込んできた将来を夢見て膨らむ希望が小さなつぼみのように大きくなっていくような感じで描かれているように思えた。こういう積極的にリードしていく感じではなくて、なんとなく巻きこまれて抜け出せなくなるっていう設定はベン・アフレックが演じるにおいて、ピッタリくるような感じがする。
Cinema + Sweets = ∞
2011年2月6日
『ザ・タウン』・・・きょうは晴れた日だから
クライムアクションとしての見応え、そしてこの手のジャンルらしからぬ温かな余韻を残すラスト。どちらも私の好みにピタリとはまった。銀行や現金輸送車を襲った犯人たちが繰り広げるド派手な銃撃戦やらカーチェイスをこれでもかと見せておいて、最後は観客の想像に委ねる部分も残しつつ"ちょっとイイ話"的に締めくくる。時にはこんなクライム作品もいいものだ。クレアの元に残るのはオレンジひとつ。それを手に彼女が何を想い、そしてどんな行動を起こそうとするのか。そんなことを想像すると私の心はやっぱりぽっと温かくなってしまうのだ。
SOARのパストラーレ♪
2011年2月6日
ザ・タウン
クレアは強盗で人質になり、海岸で解放される。その後、コインランドリーで知り合うのだけれど、女性一人、コインランドリーというのも強盗に遭って恐怖体験したばかりのトラウマを抱えた割に不用心というか能天気というか、有り得ないじゃないの、という設定。そもそもそんな女性がすぐに素性の知れないダグと仲良くなるのかなあ、とか、どんどん不自然さが気になって来る。これって、かなり男性側の独り善がりのチープなロマンチシズムじゃないのかと、いうか。ラストだってかなり安っぽい。
佐藤秀の徒然幻視録
2011年2月5日
『ザ・タウン』
ボストン北東部チャールズタウンで腕ききの銀行強盗一味が暴れる。犯行の手口の描写はあまりにくわしく、教科書として使われないか心配なほど。ジョン・ハムはFBI特別捜査官の役。FBIは地元の悪党から「フェッズ」とよばれ蔑まれている。ジェレミー・レナーは主人公の相棒。たがいの人生の闇の部分まで知りつくした腐れ縁。元締めポスルスウェイトの表の職業は花屋さん。そして、ふてぶてしい死にざま。実人生でもことし一月二日に死去、そのあっぱれな役者人生を網膜に焼きつけた。男の友情は、目立たない形であらわれるとき一番うつくしい。
そのスピードで
2011年2月5日
『ザ・タウン』
これはボストン出身のベン・アフレックが一人の男として自分の人生の一区切り付けるために作った骨太な男のドラマであり、クライム映画の秀作だと思います。ダグたちによる銀行強盗から始まるこの映画。このシーンが妙に面白いんですよね。荒削りでも男らしく描きたいところだけを描き無駄なシーンを省いた結果だと思うのですが、それが骨太な男のドラマとしての面白さとして巧く醸し出しているんです。愛するチャールズタウンとこれからも想い続けるクレアのために現金とオレンジを残すダグの男としての哀愁にちょっと心が痺れましたよ。
こねたみっくす
2011年2月5日
ザ・タウン
観終わった時にはっきり感じたのは、「これは小説の映画化なのだろうな」ということ。殊に、終盤へ行けば行くほどその色合いが濃くなる。あるいは小説らしさを損なわない脚本や演出が成され、アクションも恋も「その町」への様々な思いも盛り込まれた、見所の多い作品だったということかもしれない。こういう、やんわりと効かせる伏線の使い方がわたしの好みに合うということだろうか。ダグ@ベン・アフレックは、とことんの悪人には見えない、善人の空気がある人なのね。そういう人が演じるから、このお話の主人公に反感がないのかも。
悠雅的生活
2011年2月5日
ザ・タウン
★★★ 面白い作品だと思います。ただ、別にこの位の作品なら今までにいくらもあったと思うほどに既視感ありありの作品だとも思います。そうはいっても物語冒頭、いきなり銀行強盗のシーンから始まり、鮮やかな手並みで襲う姿は中々に爽快感すら伴うものなのは確か。これは一重にグループの頭脳・ダグ(ベン・アフレック)のおかげ。この先ダグは親友と恋人の間の板挟みになって行きます。この板挟みが単に親友だからじゃない所は深みがありました。不器用な彼らしい愛情表現…。ですが、ラストには違和感を禁じ得ませんでした。
LOVE Cinemas 調布
2011年2月2日
【映画】ザ・タウン
これが禁じられた恋ってやつか!! ダグは悪い奴なんだけど、人殺しまではしないし、悪くなりきれて居ないような、そんな空気丸出しなんですよね。ジェム(ジェレミー・レナー)が本っっ当に悪い奴(笑) いろんな役をこなせる注目の役者さんです。果たしてダグは現状から逃れることが出来るのか。仲間との関係は…クレアとの恋の行方は…迫力のカーアクションに銃撃戦は大きなスクリーンでぜひ!次の展開が気になり、メンバーにも感情移入してきた頃に起きるアクシデント。一人で観るよりは誰かと一緒に興奮したい映画。お勧め!
☆紅茶屋ロンド☆
2011年1月29日
ザ・タウン
★★★★ 最近は俳優としてだけではなく監督としても力を発揮しているベン・アフレック監督の本作。全体としては良くできている作品だ。多少の突っ込みどころはあるものの、それをも考えさせないようなテンポで観ていられるから非常に良い。ラストの"あの終わり方"は非常に賛否分かれるだろうが、最後の強盗シーンでの多勢に囲まれる展開や、カーチェイスなど魅力的なシーンがたくさんあるし、銀行強盗に入るタグ一行のビジュアルも楽しめるしと、マイナス部分を差し引いても十分お釣りがくる楽しめる作品だ。
Memoirs_of_dai
2011年1月27日
ザ・タウン/ THE TOWN
★★★★ 「ザ 映画」としてはすごく楽しめるんだけど、完璧な映画とか傑作!というほどの作品ではないとわたしは思う。人物の感情とか行動とか、えー?そこでそうなる?とかどうしても素直に納得できない部分も多かったな。ベン・アフレックは好きだけど、どうもベンが主演のキャラクターとしてイマイチ。いくらワルを装っても、いい人感が漂いすぎだし、ワルになりきれない。映画としては面白かったので満足☆ カーチェイスシーンなども迫力満点。これは強盗エンタメ作品として、万人受けするだろうし、日本でもヒットするだろうな。
我想一個人映画美的女人blog
2011年1月23日
ザ・タウン 〜東京国際映画祭より〜
生まれた街から逃れられないキリキリするような辛さが真っ直ぐに伝わって来ました。それにしても、役者が揃ってました〜。特に切れやすい幼馴染役のジェレミー・レナー、裏ボス役のピート・ポスルスウェイト、そして父親役のクリス・クーパーなど周りが良かったです。主人公がそこで生きて行く理由が彼らの姿から少しずつ浮かんできました。そして、そこには哀しい真実が隠されていました。観終わった時、この作品がアメリカでヒットしているのは興味深いなあと感じました。これもアメリカの現実なのかなあと考えさせられた1本です。
とりあえず、コメントです
2010年11月28日
1.
作品ページ
2.
観たい作品リスト
3.
追加
4.
近日公開
5.
公開中
6.
DVD新作近日
7.
DVD新作(2カ月間)
8.
DVD旧作
9.
超人気作品
0.
トップ
アマゾン最安値購入
キーワード:
全商品
DVD+Blu-ray
本
洋書
ミュージック
ゲーム