エルネスト もう一人のゲバラ:作品を観た感想(7)
映画評「エルネスト」
★★★ 監督は阪本順治だが、何だか神山征二郎の作品を観るが如く生真面目である。ゲバラが広島を訪れた後キューバ危機が起こるという核繋がり、主人公とゲバラの医学生繋がりが、実話だからほぼ偶然に近いとは言え、記号的に上手く構成され、地味な中にも映画的なうま味を生んでいる。
プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]
2018年11月26日
エルネスト
★★★ 本作の主人公がボリビアで射殺されたのは25歳とされ、他方で、オダギリジョーは41歳ですから随分の年齢差があるとはいえ、にもかかわらず、オダギリジョーは随分とみずみずしくフレディを演じていて、そんな年齢差を観客に少しも意識させないのには驚きました。
映画的・絵画的・音楽的
2017年10月25日
「エルネスト」:時代と場所に翻弄された純粋な魂
なかなか興味深い作品でした。二十代前半の役を演じるオダギリジョーが、やけにみずみずしいのです。澄んだ瞳と純な心を見事に表現しておりました。魅力的な人物造形です。また、医大の学生たちの群像描写も、とても生き生きとしています。
大江戸時夫の東京温度
2017年10月13日
エルネスト
★★ 淡々とし過ぎて、寝落ちしかけた。フレディ前村の半生をうっすーいロマンスを交えて淡々と描いた内容。チェ・ゲバラと行動を共にしたってだけで映画化されたんだろうけど、特にフレディ前村が大きな事を成し遂げたわけでも、何かしらの事件を起こしたわけでもないので、コレと言った盛り上がりがないので、観ている内に寝落ちしかける。
だらだら無気力ブログ!
2017年10月11日
平和ボケには分かるまい。『エルネスト』
★★★★ 今回の映画はフレディ前村にとっての「モーターサイクル・ダイアリーズ」みたいな作品でした。この映画を観ながら、50年後の日本の姿を考える機会を与えられたような気がしました。
水曜日のシネマ日記
2017年10月9日
エルネスト
★★★★ オダギリジョー出演作を観ましたが、今回のフレディ前村役のために12キロも減量して、さらに全編スペイン語という難しい役に挑戦してます。スペイン語はわからないけれど流暢にしゃべってて違和感がアリませんでした。かなりの苦労があったと思いますが素晴らしいです。ほとんど戦うシーンは描かれてませんでした。今回の作品でフレディ前村という人を知ることができて良かったです。
☆yukarinの映画鑑賞ぷらす日記☆
2017年10月6日
エルネスト
映画の中にはチェ・ゲバラの心に響くセリフが鏤められている。オダギリ・ジョーは、12キロ減量し、ボリビアの田舎方言のスペイン語をマスターして演技。まったく違和感のないスペイン語でなかなかすごい。戦闘はあっさり、淡々と描いているが中身は高尚だと思う。チェ・ゲバラを演じたホワン・ミゲル・バレロ・アコスタ は、ソダーバーグのチェでゲバラを演じたベニチオ・デル・トロより実物に似ていたと思う。
あーうぃ だにぇっと
2017年9月25日
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