シネマ歌舞伎 大江戸りびんぐでっど:作品を観た感想(2)

大江戸りびんぐでっど
終盤になると、ステージにうんと近い席で観ていると錯覚するほど距離感を感じなくなって、それが何より嬉しかった。主人公たちはとっても見目麗しいんだけど、存鼻たちの見た目と言ったら!ここまでできるのが、歌舞伎、ってことだろうか。凄いなぁ。今回も七之助さんが綺麗でかわゆくて巧いのよねぇぇ…。ゾンビを派遣するだなんて、奇想天外な設定が凄いんだけど、現代への厳しい風刺も盛り込み、しん、とする場面もあり、けれど、くどくどとは教訓的なことも言わず、ただ、楽しませることに夢中になっているような、このお話、とっても気に入りました。
悠雅的生活
2010年10月23日

シネマ歌舞伎 大江戸りびんぐでっど
どうしても頭によぎってしまうのは「ゲキ×シネ」 結論から言うとあそこまでの迫力や熱は今回は感じることが出来ませんでした。というか脚本自体も今ひとつでしたが。ただこれは多分に映画としての演出の問題もあるように思います。本作はあくまでも舞台芝居であり、それをテレビ中継したかのようでした。個々の俳優に関しては流石はプロ中のプロだけあって全く文句などつけようもなく素晴らしかったです。舞台芝居の良さはそのままに、映像作品としての映画の良さをプラスしてあげるべきなのに、そういった部分が殆ど観られなかったのが残念です。
LOVE Cinemas 調布
2010年10月17日

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