お父さんのバックドロップ:作品を観た感想(4)
映画 「お父さんのバックドロップ」
母親と死に別れた息子とその死に目に会えずに息子から恨まれているプロレスラー。大阪を舞台にお笑いとちょっと涙ぐむようなストーリーは、良かったです。最後のバックドロップ、あれはホールドですね。 PS 南果歩の演技も良かったですよ。
ゼロから
2007年11月28日
反発、理解、立脚点【お父さんのバックドロップ】
原作者・中島らもさんの目。上からも下からも、両方から正確に見つめるその視線は、どこまでも優しい。彼のフィルターを通して大人を見、また子供を見る時、醜くも輝くものが、甘っちょろくも確かなものが、悲しくも必要なものがそこにある。 凡庸で不変的なテーマでありながら、視点の幅というものが違う。 物語を紡ぐ力とは、思いやりの深さに比例すると教えてくれる。
illustrator 青木 健の【海鷂魚が感傷】
2007年1月28日
お父さんのバックドロップ
昔から愛だの恋だのより親子モノ、特に「父と子供」ものに俺は弱い。20歳そこそこの頃から父親に感情移入して「花嫁のパパ」「のび太の結婚前夜」に号泣していた。そんな俺に近々息子が誕生する。そこにこの作品だ。鴨がネギどころか、ダシに鍋、カセットコンロまで背負ってくるくらいのお膳立て。「俺も息子に見せる背中、作ってかなあかんな」そう思ったら、アコムのポケットティッシュがまるまる1個撃沈していた。
今日のエンドロール
2004年12月9日
「お父さんのバックドロップ」観て来た。
1980年の大阪。らもさんが酔っ払ってうろついて心安らいだ大阪の風景って、こんなだったのかなぁ、と思いながら観ていました。彼は完成した映画を観て、自分が原作者でありながら、感動してダバダバ泣いてしまったそうです。主役の男の子が可愛い、とも言ってました。
unspeakable... なんか、言わせて
2004年11月20日
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