レイクサイド マーダーケース:作品を観た感想(5)

レイクサイド マーダーケース
犯人自体は意外でもなんでもないですが、お受験組のドライな子供たちで不気味さが際立つ。わが子を守ろうとする親のエゴ、子供達の本心など、歪んだ親の愛情が生んだ悲劇とでもいうか。子供の事がわからない、そんな親にはなりたくないよね。「愛人つれてきちゃったらやばいよ」よりも、殺人の方が問題だろう。別居中の夫婦の言い合いなんかも有る意味リアルでそら恐ろしくなりますね。サスペンス色よりも教育論のほうが強いこの作品…落としたライターや消えたタバコ、未来予知などの細かな伏線がそのままでちょっと消化不良でした。
いやいやえん
2011年10月28日

【レイクサイド マーダーケース】お受験家族は大変なのです
お受験戦争は、まさしく親同士の戦争でもある。自分の子供が受かるためなら何でもしちゃう親と言う存在。人を殺す事さえも。並木俊介も否応なくお受験ペアレンツに飲み込まれていく。暗い画面の中でホラーのように物語りは進行していく。愛人を殺したのは本当は誰なのか?子供を守るため、お受験成功のため、親たちは立ち回る。ストーリーと展開は、のめり込む面白さ。どんでん返しも、そうか、それか。役者の競演っぷりが凄い。ただ、ラストの演出が、、そこが残念。
映画@見取り八段
2009年9月23日

[映画][邦画]レイクサイド・マーダーケース
湖のそばの山荘という、ある種閉鎖された空間だからか、そこだけが切り取られたように、空気がゆがむような、何が常識なのかわからなくなっていくような雰囲気だが、これは本当に、そこだけで、閉鎖された空間だけの話なのか??と思う。東野圭吾さんだけに、そのあたりも考えているだろう。各役者さんの演技、雰囲気、結末、そういうところがみどころであろう、とかんじた。
書く女。
2008年1月9日

「レイクサイド マーダーケース」 (2004)
ん〜この映画…はっきり言って、わかりませんでした…。第一にこの映画がミステリー本意なのか、それとも過度なお受験教育に対する問題提起が本旨なのかよくわからん…。 わざわざ原題に“マーダーケース”という言葉を付け加えてるあたり、サスペンス重視ととるのが自然だと思うわけなんですが…。 “タバコ”とか“人影”とかヒントらしき不可思議なものが意図的に挿入されているんですけど…これ結局なんだったの?で終わってしまいました…。
とりあえず生態学
2006年2月25日

気になってしまう映画
自分の愛人を別の二家族の前で殺されたという設定の男が主人公なのだから、一体この男はどんな振る舞いをするのだろうとやはりその辺りは画面に釘付け。妙にズレた柄本明と役所広司の掛け合いは、もはや日本映画のお家芸になりつつあるようなコンビであるが、それに鶴見辰吾も加わった死体遺棄の場面は笑える。
+ I N T R O +
2005年1月17日

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