パルプ・フィクション:作品を観た感想(3)
『パルプ・フィクション』 (1994)
映画史的に見ても、語られるべき重要な一作といえよう。本作のスゴさは、そうした三文エピソードのごった煮を、魅力的なキャラと演者、音楽、B級映画のサンプリング、そしてウルトラCな時間軸をいじった編集、といったセンスのいい演出でダサさを格好良さに変換し、無頼のエンターテインメントに昇華させた極意にあろう。トラボルタとのコンビネーションが最高!二人の丁々発止のやりとりはどこを取っても面白いが、個人的にはジミーの家の洗面所でのタオル論争がお気に入り!
相木悟の映画評
2014年11月18日
パルプ・フィクション
実はすごい俳優が大勢出てるのです、さらに言うならタランティーノ監督自らも出演してます。(笑) 作品自体はキル・ビルと同じく「小作」がいくつか入ってるわけです。出演してる俳優がジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソン、ユマ・サーマン、そしてブルース・ウィリス! タランティーノ監督の出世に伴い、この作品のカルト的人気も上がった?
SUPER BLOG.JP
2008年12月24日
パルプ・フィクション
げらげら笑えるものでも、手に汗握らされるものでも無かった。ただ、何と表現したら良いのだろう、映画的な趣を痛く感じた。 一見無意味に思えるその画、その音楽、その演技、その台詞に至る端々から、先程も言った趣、何とも言えぬ雰囲気を感じるのであるな。 多分、この映画が良いと思う人は、映画自体が好きなのでは無いだろうか。それも、タラちゃんが好きな、所謂B級映画を、いや、も愛せる様な人間だ。 そう言う訳で個人的には、大変赴き深い作品であった。名作と言ってもいい。
黄昏ミニヨン想録堂
2006年12月25日
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