ラビット・ホール:作品を観た感想(11)

「ラビット・ホール」  悲しみを乗り越え前に進め・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
★★★ さすがニコール・キッドマンめっちゃええ味出してましたわ〜二人が会話するシーンもすごく良かったです 愛するものを失った悲しみそれが愛する自分の子だったら…その喪失感は限りなく大きい事でしょう‥考えたくもありません 本作はそんな夫婦の物語…この夫婦が悲しみと寄り添いながらも生きていく決意をするまでを繊細に描いた作品です 何かいい感じで心に残る作品でした
ジョニー・タピア・Cinemas
2012年4月18日

ラビット・ホール
あまりの衝撃の深さに、エンディングロールが始まると、嗚咽を堪えることができず、必死に息を潜めてうずくまってしまいました。場内が明るくなっても、立ち上がることがままならず、グシャグシャの顔をどうしたものかと、たまたまその日かぶっていた帽子を、虚無僧みたく目深にかぶって、逃げるように劇場を後にしました。なんとか電車に乗ることはできたけれど、でも、それからずっと、この映画のことばかり考えています。
キノ2
2011年12月4日

ラビット・ホール
突然に子供を失った喪失感に苛まれる主人公を繊細に体現している姿に心が震えるような作品でした。静かにひたひたと彼らの感情が伝わって来ました。また悩みながらも彼らと話をしていこうとするベッカの家族や事故を起こした高校生の姿には答えの無い行動の難しさを痛感させました。そして、そんな周りの人々の姿に、それでも何とかしたいと思っている気持ちは相手に伝わっていくものだという希望を感じさせました。
とりあえず、コメントです
2011年11月26日

ラビット・ホール
★★★ この映画は、4歳の愛児を交通事故で失った夫婦が、その喪失感からなかなか脱出できない様子をジックリと描き出している作品です。 ブロードウェイの舞台を映画化したものでありながら、そういった臭みはまるで感じさせない作品で、ことさらな事件は起きないものの、その分、2人の心の葛藤が上手く描き出されているのでは、と思いました。 ニコール・キッドマンの美しさと演技力は申し分はなく、また彼女を取り巻く脇役陣も落ち着いた大人の味わいを出していて、随分と見応えがありました。
映画的・絵画的・音楽的
2011年11月21日

高度な表現力。『ラビット・ホール』
★★★★ 劇中で一番印象的だったのはニコール・キッドマン演じるベッカがプロムに行く為にオープンカーに乗り込む加害者の少年の姿を見てひとり号泣するシーン。悔しさと悲しさと絶望が入り混じったようなそんな救いのないような感情をニコール・キッドマンは号泣という表情だけで見事に表現していました。具体的な言葉で説明して表現するというよりも登場人物の表情や行動で気持ちを観せているなんとも高度な表現力の作品です。 凄く重い題材を扱ってはいますが劇中の節々には夫婦を取り巻く様々な人たちの心の温もりも感じられる映画でした。
水曜日のシネマ日記
2011年11月12日

ラビット・ホール/ RABBIT HOLE
★★★ 心情をうまく描いてるとは到底思えない。ラビットホールというコミックを通じての加害者被害者の共有がなんか綺麗ごとにも思えてしまって、、、、。いいお話なんだけど 共感できないので感動には至らず、でした。
我想一個人映画美的女人blog
2011年11月11日

ラビット・ホール
★★★ ラビット・ホールからパラレルワールドへ逃げたい気持ちは加害者が陥りがちな「もし、あの時そうしていなかったら」「もし、あの時そうしていれば」というタラレバ思考と直につながっている。パラレルワールドとはタラレバワールドなのだ。一方、事故当時、会社にいたらしいハウイーは純粋な被害者でいられる。ベッカからすれば、呑気でようござんすねえ、この抜け作め、てな感じだろう。
佐藤秀の徒然幻視録
2011年11月9日

ラビット・ホール・・・・・評価額1600円
★★★★ 繊細な心理劇である。本作で、アカデミー賞とゴールデングローブ賞にダブルノミネートされたニコール・キッドマンが、「めぐりあう時間たち」以来の輝きで魅せる。ここしばらくは作品に恵まれていなかったが、今回は彼女の美しさも、深い演技力も存分に堪能できる嵌り役だ。 夫役のアーロン・エッカートも、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」で珍しくマッチョな役柄を演じていたが、やはりこういう家庭的なキャラクターの方がしっくり馴染む。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2011年11月8日

*ラビット・ホール*
小さな、それもかわいいさかりの4歳の男の子を亡くしてしまうなんて・・あまりにも辛い設定です。明確に描かれているのは男女でその悲しみの表し方が違うことです。地味ですが心にしみる素敵な作品になっているのは脇を支える人たちがしっかり丁寧に描かれているからでもあります。もちろん主人公のニコールキッドマンは迫真の演技。静かに、でも時にヒステリックに・・その揺れ幅がうまいです。
Cartouche
2011年11月7日

映画・ラビット・ホール
夫婦は互いに愛し合っています。しかし息子を失った喪失感が、夫婦や親族、友人との関係までおかしくしてしまうのです。実際に「喪失」を体験した人には、直視が辛くなるほどの映画だと思います。アメリカ映画にありがちな、夫婦や親子の愛が悲しみから立ち直らせてくれるという感動映画ではありません。しかし暗くはなく画面はいつも明るく優しい色合いに彩られているし、ユーモア溢れる会話もあります。この先二人が立ち直るのかどうか、そこまではわかりませんが、少なくともベッカも夫も一人の人間として何かを乗り越えたのではないでしょうか。
お花と読書と散歩、映画も好き
2011年11月5日

ラビット・ホール
★★★★ 大きな感動が押し寄せるという感じではない。しかし息子を事故で失った深い悲しみと、そこから何とかして立ち直らなくてはいけないと理解しつつも思い通りにならないもどかしさがジワリと心に染みる良作だ。ベッカの気持ちもハウイーの気持ちも痛いほどに解る。そしてどちらが良いも悪いもない。ダイアン・ウィーストの気負いのない、それでいて長い人生経験から出るセリフの説得力、包み込むような優しさと温かさにひたすら涙がこぼれた。時間はかかるだろうが、それでも2人揃って前を向くことが出来た安堵感と喜びが私たちを包み込む。
LOVE Cinemas 調布
2011年11月2日


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