パッチギ!:作品を観た感想(3)

パッチギ!(2005)
流血戦が派手に何度も行われるが、その割にみんな怪我跡もなく、ケロッと再登場していてプロレスのノリだ。いつのまにか鴨川がイムジン河に擬せられ、鴨川を渡って憧れのキョンジャに会いに行く康介。京都・大阪連合同盟と朝鮮高校との衝突は、何か[鴨川ホルモー]に受け継がれているような。そんな中で[ロミオとジュリエット]風の恋も一つの風景と化してしまう。はっきり言ってこの2人そんなに目立っていない。かといって半島問題を扱った政治映画とも言えない。暴力もプロレス的。「1968年京都グラフィティ」というのが一番収まり具合がいい。
佐藤秀の徒然幻視録
2011年10月19日

『パッチギ!』の意味は?
まさに"グッと来る"映画だった。「パッチギ」とは「頭突き」のこと。高校生たちはケンカに明け暮れているが、大学生は鉄棒を持って機動隊と衝突している。教師は熱心に毛沢東語録を教えている。そんな時代の物語。本作が素晴らしいのは、過去を見つめる冷静な視点を持ちながらも、心は熱く、理想は高く、情熱的であることだろう。「パッチギ」には「突き破る」「乗り越える」という意味もあるという。悲しみも喜びも、怒りも楽しさもないまぜになったクライマックスにいたっては、涙を拭うこともできない。
映画のブログ
2010年12月18日

パッチギ
★★★★ 年代は1960年ごろかな? 正直ここにでてくる若者は はっちゃけちゃってます(*^_^*)フォークソングや懐かしい〜と思う場面 満載でした。 昔を懐かしんでみるもよし 喧嘩ってこうなんだぁ〜と 興味津々でみるもよし でも 内容のある作品です!!
女ざかり映画日記
2006年3月28日

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