ﾏｻﾞｰ･ﾃﾚｻ:作品を観た感想(2)

ﾏｻﾞｰ･ﾃﾚｻ(2003)
★★ ﾃﾚｻは自由に振舞うことが｢神のご意思｣なのだと気付く｡｢神のご意思｣など大司教だって教皇だって本当は知らない｡ﾃﾚｻが宗教対立の厳しいｶﾙｶｯﾀの路上で認められ､やがて尊敬されるのは､正にこの｢神のご意思｣から自由になることで｢神のご意思｣を達成するという頓知みたいなものによるものだろうか｡怪我した子供を医師の意思を無視して強引に入院させたり､頑固さと優しさと奉仕に貫く｡もちろん､失敗だってあったのかもしれないが､それも｢神のご意思｣じゃなかったと納得できるのだからめげることもなかったろう｡最強だ｡
佐藤秀の徒然幻視録
2010年9月10日

ﾏｻﾞｰ･ﾃﾚｻの名言
｢私は､親切にしすぎて間違いを犯すことのほうが､親切と無関係に奇跡を行うことより､好きです｣　ﾏｻﾞｰ･ﾃﾚｻ
あなたに響く名言集
2006年7月17日

このﾍﾟｰｼﾞは､象のﾛｹｯﾄﾊﾟｿｺﾝ版の『作品を観た感想ﾄﾗｯｸﾊﾞｯｸ』のﾍﾟｰｼﾞと連動しています｡

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