クライマーズ・ハイ:作品を観た感想(39)
「クライマーズ・ハイ」ふたたび ? ?堤真一・堺雅人ら役者の魅力で見せる映画版
原田監督は、この映画で「俳優」に強いこだわりを見せ、たとえば新聞社内で働く大勢の記者たちについて、普通の作品ならエキストラですませるような、セリフのない背景に映るだけの“その他大勢”の人物たちも、本職の俳優さんたちに、それぞれ役名と設定などを定めて演じてもらったとのこと。群衆シーンにも迫真性があります。そして、主人公を演じる堤真一さんの、寡黙で内面にたぎる熱情を秘めた抑えた演技。役者の魅力を味わう映画。
エンタメで行こう。
2015年4月20日
クライマーズ・ハイ(感想121作目)
★★★★★ 地方の新聞社内、飛行機墜落の記事で世代闘争など人間ドラマ凄く、堤&堺などメインで遠藤など脇を固め良いメンバー揃ってるよ。今回の作品を鑑賞して色々と新しい情報も知れ勉強になった。セクハラ問題が少しマイナスだが約2時間20分の長さ苦にならず、劇場で鑑賞せず凄く後悔する。大満足。
別館ヒガシ日記
2009年7月9日
『クライマーズ・ハイ』'08・日
事故そのものよりも、新聞社内の人間模様を描いた作品で、未曾有の事故に対する人々の衝撃や色めきたつ新聞記者達の熱気が迫力ある臨場感で伝わってきました。現代の登山シーンを織り交ぜつつ、回想という形で映画は進行しますが、主人公は登山家で題名は登山用語でもあり、登山が重要な要素というのは分かるけど、現代のシーンがない方が良かった。悠木は、チェックダブルチェックの精神で、圧力隔壁が事故原因というスクープを逃してしまうがその判断は、現在では必ずしも間違ってなかったんやね。
虎党 団塊ジュニアの日常
2009年6月3日
クライマーズ・ハイ
原作で5年前に悠木が自殺に追い込んだと思われる後輩記者、望月のエピソードもまるっとカット。結構そこキモ。結局は悠木の進退を決める大事な要素だった。全体的に原作にあったリアリズムが失われ、映画的になった、といったところだろう。複雑なキャラクター、複雑な人間関係が単純化され過ぎてしまって深みが薄まり過ぎた。それでもよく纏めたなぁと思うし、普通に楽しめる映画に仕上がっているのではー。
猫の毛玉 映画館
2008年10月21日
クライマーズ・ハイ
映画自体は見ごたえありました。けど、いろいろと詰め込み過ぎて、何を訴えたいのかぼやけてしまった感じがしました。特にニュージーランドや途中の山登りのシーンは必要なかったような気がします。その分、記者達の日航機墜落事故への取り組みとか社内の人間関係を深く描いてほしかったかな。主演・脇役をはじめ俳優陣の熱演は素晴らしくて、特に堺雅人の演じる佐山がピカイチでした。
だらだら無気力ブログ
2008年8月30日
クライマーズ・ハイ 原作と映画をあえて比較する
原作は、事件をどのように記事として扱うかを中心とした社内抗争劇をひとつの要素として、全体的には主人公がどのように生きてきて、そこから何を得たのかという「思索型」の小説になっていた。それを映画に移し変えると、どうしても「抗争劇」が目立ってしまい、「思索型」の作品としての成立が非常に困難であるということが証明されたということではなかろうか。原田監督なら、そこは社会抗争劇に的を絞るべきではなかったか。監督の力が発揮できるのは、その抗争のダイナミズムにあるのではなかろうか。
映画と出会う・世界が変わる
2008年8月25日
『クライマーズハイ』@丸の内TOEI
★★★スケールが大きく、事故についてや新聞の紙面作りの壮絶さはすごくよく描かれていたし、堤真一、堺雅人意外の役者さん達もみんなすごくいい演技をしていたと思うのですが、中途半端な描写が多かったのがちょっと残念でした。それでも見ごたえのある作品で、もう一度原作を読んでみようかな、と思ったりもしました。そしてもうこんな悲劇が起こりませんように・・・チェック&ダブルチェック!
映画な日々。読書な日々。
2008年8月12日
【2008-162】クライマーズ・ハイ CLIMBER'S HIGH
過去の勲章を引きずるお偉いさんと、リアルな人間模様が描かれており、常に引き込まれる描写に作られている。
ダディャーナザン!ナズェミデルンディス
2008年7月19日
クライマーズ・ハイ
ひとつの文章でいろいろな人たちが、いろいろと考える。正確な情報を伝えることが新聞の役目だと思う。うその情報に踊らされてパニックになることもある。北関東新聞社は、地元の強みを生かす手を考えた。大手の新聞社にないものを作る。人に伝えるということは非常に難しい。紙面において、少ない言葉でいかに読者に伝えるかということを考えていかないといけない。事故で生き残ったものほど、必死になっているような感じがした。
映画を見に行きましょう!!
2008年7月17日
劇場版と、てレビドラマ版の違い○クライマーズ・ハイ
テレビドラマ版は、悠木を取り巻く様々な思惑と事態という、悠木主観に重点を置いた群像劇ですが、劇場版は、様々な思惑の中に身を置く悠木という、同じ悠木視点でも客観性の割合が高い演出です。出演シーンは少ないですが、控えめの演技の高嶋政宏も良かったですし、成長した息子役の小澤征悦も良かった。ドラマ版の演出の方が、悠木目線で物語に入り込み易いですが、劇場版には、劇場版の良さがあります。
Prism Viewpoints
2008年7月16日
『クライマーズ・ハイ』・・・下りるために登るんさ
うーん、どうも今ひとつだった。ひとつひとつの描写がなんだか散漫で、原作やドラマ版を知らない人にはかなりわかりにくいうえにつまらなかったんじゃなかろうか。局内の確執から一度“落とされ”た「現場雑観」を、佐山(堺雅人)がもう一度書き直すシーン。彼が書き終えた雑観を読んだ悠木が、「一面で使ってくれ」と整理部長にその原稿を渡して部屋を出て行く。このシーンはさすがに心にグッとくるものがあった。全編通して佐山役の堺雅人が飛び抜けて素晴らしかったことも収穫だったかな。
SOARのパストラーレ♪
2008年7月16日
『クライマーズ・ハイ』
男臭さと男社会を描いた映画だった。心に傷を持ったままで、仕事にも最終局面で決断できない男の悲哀と葛藤を、日航機墜落事故の新ネタ争奪に駆け回る地元新聞社の新聞記者たちの姿を通して描かれている。社会部の人間模様とその配置も面白かった。彼らの会話のぶつかり合いとスピーディな展開は結構見もの。この同じ部内での敵と見方を上手くコントロールできるほど悠木も繊細ではないけれど、上司に向かって食ってかかる様は、ある意味、観る側をも味方につけたようで面白い。
京の昼寝〜♪
2008年7月16日
クライマーズ・ハイ 2008-39
★★★★自分の記事に対する思い込み、リークしたスクープに対する気持ち、記事を載せるために広告を削ったり、最新の記事を載せるために印刷を遅らせたり、社内のいろんな部署と衝突しまくりながら新聞を作り上げていく…なかなか熱いドラマだったけど、良く解らない事もあったなぁ悠木と部長&次長の間にある確執ってなんだったのか解らない。クライマーズ・ハイってタイトルが、どっから来てるのか何を意味するのか解らなかった…
観たよ〜ん〜
2008年7月15日
クライマーズ・ハイ
★★★★ 新聞社の内部関係だけで、十分映画になりそう。 主人公がハズレ記者だってのがよくわからなかった。 だってこの新聞社のみんなが頑固モン、変わりモンに見えたよ。
映画初日鑑賞妻
2008年7月14日
極限〜『クライマーズ・ハイ』
主演の堤真一さんのファンなので、物凄く期待して待っていた作品。新聞社内の活気と緊張感溢れる情景、縦社会の中での男同士の連帯や嫉妬、猜疑心などが克明なタッチで描かれる。一匹狼を貫こうとする者、過去の栄光にすがる者、想像を絶する事故の残酷さに精神を破綻させる者。それぞれの息詰まる攻防から目が離せない、2時間25分の長尺を感じさせない力作。
真紅のthinkingdays
2008年7月14日
クライマーズ・ハイ
単に記事を載せるのではなく、その重要性、見出しや配分など細々としたところにまで男の確執、嫉妬、野心が出てきます。勿論、悠木の味方や冷静な方々も登場するんだけど、皆さん熱くてタフです。まさにハイ状態なのかな…極限状態というのが観ている私にも伝わってくるので演技自体にはとても引き込まれるものがあります。ただ、現在と事故当時の悠木の想いが交錯するように場面が切り替わるのですが、それがわりと多く、気が散るような…汗
☆試写会中毒☆
2008年7月13日
『クライマーズ・ハイ』2008・7・6に観ました
良くも悪くも男臭さと言うか。出演者の面々が非常に人間臭い・・・ドラマを久し振りに見た感じはしました。意外に良いのではないでしょうか?秀作で楽しめましたよ。やりがいの有る仕事の責任者に抜擢され燃えてる過去の悠木と、実はその経験がトラウマとも思え息子と断絶してる初老の悠木の二つの描写が結果的に、シンプルに主人公への興味を集中させる事が出来て面白かったです。
映画と秋葉原と日記
2008年7月10日
【クライマーズ・ハイ】地獄は現場にあるのか職場にあるのか
良い記事を書く事に取り憑かれ、少しでも良い記事を載せたいと邁進し、チェック、Wチェック、に従って裏を取るために真実を握る物にかじりつき…そんな熱い世界を見ることが出来た。俳優陣の競演も素晴らしい。仕事に真っ直ぐのめり込む堤真一の姿はまるで演技ではなく、ドキュメントを見ているようだった。堺雅人の好演も言うまでもなく、妖怪のような、セクハラじじいを演じた山崎努は、もはや怪演の域に達する。
映画@見取り八段
2008年7月9日
クライマーズ・ハイ
組織を相手にした主人公の心の葛藤、 熱い魂を持った新聞記者達。新聞社の内幕がかいま見ることができ、興味深いものがありました。社内に存在する各記者達の一人一人が、リアルな動きをみせて、見応えある映像となっています。堺雅人の表情も印象に残りました。現在のように携帯電話もなく新聞社との通信の機器もないまま事故現場の山に登るなんて。想像を絶する現場での取材。新聞社内の他の記者達との壮絶なせめぎ合い。迫り来る時間との戦い。緊張のとぎれない作品でした。
花ごよみ
2008年7月9日
「クライマーズ・ハイ」夢中で次の一歩を出す高揚感
大惨事を前に、地元地方新聞社の記者たちは心の中でも最初に小さくガッツポーズをする、久しぶりの訪れた活躍の舞台だ。このあたり人間の嫌らしさを見るが、それを見ている方もなぜか納得してしまう、世の中ってそんなものだ。本来起きている事実よりも、自分たちの職業意識が勝る瞬間だ。人は仕事にやりがいを求めるが、あせるなと言われても夢中で次の一歩を踏み出す瞬間がもてるならそれで幸せなことなのだろう。
soramove
2008年7月9日
クライマーズ・ハイ
スクープのくだりに興奮。演技と感じさせない熱演を見せる全ての俳優が素晴らしい。実在の人間として画面に生きており、役者である事を忘れさせた。一歩づつ確実に昇ってゆく山登りのような紙面作りにクライマーズハイを感じ、映画を堪能できた反面、安西との友情、悠木親子のドラマは蛇足気味で中途半端。未曾有の大惨事の背景を支えるはずの絆のドラマがなにも響いてこなくて、そこだけが惜しいと感じた…。
Akira's VOICE
2008年7月7日
クライマーズハイ
★★★★★同名のNHKドラマと比べて、こちらの方がインパクトが有った気がする。ひとつの大仕事をやり遂げた男の生き様には感動があった。堤真一の魅力を引き出し代表作となったと思う。ハイテンションの新聞社内の群像ドラマが一番の見所ですが、堺雅人の現場シーンも深く印象に残りました。この作品は邦画史に残る傑作だと思います。横山作品の一番の魅力組織内の力関係人間ドラマが十分に堪能出来ると思います。私が観たのは字幕版でしたが(実は原田作品は台詞が聞き取り困難な作品が多いので)これは有効でした。
好きな映画をさがして!
2008年7月7日
『クライマーズ・ハイ』(映画版)
★★★★この作品は、映画と映画館がテレビに対して、完全に勝利したかのような、映画はテレビドラマとは全く別のものだということを見せつけた見事な作品になっていることに感動した。上映時間は145分と、テレビドラマ版とほとんど同じだったが、キャラクターの鮮明さはこちらの方がはるかに上回っていることに、この映画の素晴らしさがあらわれているように思った。映画らしい映画を見ることが出来ただけで十分満足した。
映画の感想文日記
2008年7月6日
『クライマーズ・ハイ』
報道の現場がリアルに生々しく描かれ、役者さん達の迫真の演技も手伝い鬼気迫るものがヒシヒシと伝わってきてなかなか面白かったです。それぞれ本当に新聞社の人達みたいに自然で、熱くて、素晴らしかった。そして主演の堤さんも格好良かったです。主人公の悠木は奇しくも登山が好きで、その山が520人の命を飲み込んだ…改めて23年前のあの大事故に思いを馳せる事となり、胸が痛くなりました。
Sweet*Days**
2008年7月6日
クライマーズ・ハイ
1985年8月12日、群馬県御巣鷹山にJAL123便が墜落、死者520人の大惨事が起こった。前橋にある北関東新聞社では、社長の一声により、遊軍記者・悠木が全権デスクに任命される。そして未曽有の大事故を報道する紙面作り―闘いの日々が幕を開けた。。俳優陣の熱い演技から、現場の緊張感も伝わってきます。事故や事件のときのマスコミのあり方なんかも考えさせられる、いい映画です。
Thanksgiving Day
2008年7月6日
クライマーズ・ハイ
全権を任された悠木の孤独と責任がズンズンと観ていて伝わってくる。っはぁ〜、良いです!!この堤さん、最高です!! 原田監督の得意とする"ハリウッド方式"で撮影された編集局のシーンなどは、まるでドキュメンタリーのような臨場感。本編中に悠木が話す子供の頃に観たという映画は、カーク・ダグラスの『Ace in the hole』という1951年の作品みたいです。邦題は『地獄の英雄』この映画の中でダグラスが言う「チェック、ダブル・チェック」が悠木の記者としての信念になっていることが分かる。
UkiUkiれいんぼーデイ
2008年7月5日
『クライマーズ・ハイ』
記者として一大スクープの一方で命の重さを気遣わないとならない難しさが問われ悩む。混乱のデスクでも妬みや苛立ちに激昂し、全国紙との報道合戦。壊れゆく家族の絆。そんな人間ドラマが展開する。とにかく熱い人間ドラマで主演の堤は熱演。堺雅人もなかなかいい。報道の大事なあり方や事故での報道の過酷な現場などが覗けて勉強になりました。報道の見方が変わりますよ。
Mooovingな日々
2008年7月4日
クライマーズ・ハイ
報道とは、真実を伝えることとは、如何にあるべきか。全権デスクの悠木の苦悩や葛藤、決断に、彼の生い立ちや家族の背景を絡め、20数年後の悠木を時折挿入しながら、わたしたちにその問いを突きつけてくる。旧体質を引き摺る地方新聞社の、1週間の濃密な興奮状態は、まさに、クライマーズ・ハイそのものだったのだろう。
悠雅的生活
2008年7月4日
クライマーズ・ハイ・・・・・評価額1600円
編集局内での人間関係のせめぎ合い、締め切りと言う時間との戦い、編集局と販売局との対立といったドラマが、雪崩のように押し寄せる。原作者の横山秀夫は、事件当時実際に群馬県の地方新聞記者としてこの事件の取材にあたり、自らの経験に基づいて物語をつむいでいる。それゆえか、北関東新聞社内での人間ドラマは圧倒的なリアリティを感じさせる。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2008年7月2日
「クライマーズ・ハイ」あの夏の記憶が、甦る…。
壮絶な人間ドラマ。俳優達の見事な演技によって、それがスクリーンに再現されています。あの夏、悠木や北関東新聞社の面々は、事故の取材を通して"クライマーズ・ハイ"を体験しました。この映画は観ている我々にも"クライマーズ・ハイ"を体験させてしまう…そんな迫力と緊迫感が漂っています。本作で最も注目すべきは、堺 雅人さんでしょう。これまでの"柔和でいい人"というイメージとは違った、眼光鋭い新聞記者の役を熱演されています。
シネマ親父の“日々是妄言”
2008年7月1日
「クライマーズ・ハイ」 チェック、ダブルチェック
墜落現場に近い地元新聞社記者たちが、まさに"クライマーズ・ハイ"状態になりながら事件を追いかけ、記事にしていく狂騒を描いています。新聞社の中は戦争状態ともいっていいほどに、激しい怒号が飛び交うハイテンションな状態になっています。熱い思いの中に、冷静さを持つ。高い山に登る時"クライマーズ・ハイ"になり、自分の能力や状況をつかみそこね、命を危険にされしてしまうことというのはあるのだと思います。熱狂の状態の時に大事なのはやはり、自分自身を見つめる確固とした冷静さなのかもしれません。
はらやんの映画徒然草
2008年7月1日
「クライマーズ・ハイ」高度な映画
久しぶりに硬派な映画を観た。頭をフル回転させながら観なければならない。実際に起きた事件を知らなくても観られるけど、知らないことが辛くなる。飛び交う専門用語にハンディーカメラで撮った様な、不安定に動き回る画面。新聞記事はただ事実を書けばいいのかと思っていたけど、読者の求める記事、読者の知りたい記事をいかに書くかが、大きな問題となるのだと始め知った。"生々しくグロい惨状"を、具体的に書かずに、きちんと伝える…新聞記者は言霊遣いなんだなー。
ノルウェー暮らし・イン・ジャパン
2008年7月1日
クライマーズ・ハイ 試写会@九段會舘
未曾有の飛行機事故の全権デスクに任命されたのは、遊軍記者・悠木和雅/堤真一。地元紙の記者として、この前代未聞の大事故をどう報じるか。東京の大マスコミと、いかに戦うか。その緊張感と責任感は、悠木を否応なく極限の興奮状態へと押し上げていく。正にクライマーズ・ハイ。しかも、戦うのは中央の全国紙だけではない。悠木が、日航機墜落事故の全権デスクに任命されたことによって生じた社内の嫉妬や陰謀が、渦を巻く。
ネット社会、その光と影を追う
2008年6月29日
クライマーズ・ハイ
臨場感あふれるカメラワークで、私も北関東新聞社の一記者になったような気持ちで観てしまいました。悠木が采配をまかされて、キビキビと仕事をこなすところはかっこよかったですねぇ。オンとオフの対比がうまかったです。新聞紙面をつくる現場はこうなのかと、とても興味深く観ました。残念なのは、セリフが聞き取れなかったことが多いことです。役者のみなさんの真面目な演技が光る映画でした。また、泣けちゃった…。
まぁず、なにやってんだか
2008年6月29日
『クライマーズ・ハイ』
事故現場の混乱や凄惨さ、新聞社のデスクでの上役を出し抜いての記事掲載での駆け引きなど、そこには非常に男臭いドラマが流れていて、その裏で耐える女性を多く描かせているところは男性作家としての目線だなーという感じはする。 幸せな人生だったと振り返られる時間を過ごせているのか、関わってきた人に感謝しながら人生の幕を下ろせるのか、そんなことを考えさせてくれるような作品だった
cinema!cinema!〓ミーハー映画・...
2008年6月28日
クライマーズ・ハイ
思っていた以上に新聞社内での葛藤は、緊迫感があって、注目してしまいます。しかし、やはり山登りの話は、どうでも良いです、、、安西親子の話は、要らないです。社長のセクハラも時間の無駄です。小説としては、そこに深みがあったのだろうが映画にする際は、思い切ってそれらの話は全てカットして欲しかった。
アートの片隅で
2008年6月27日
「 クライマーズ・ハイ (2008) 」
家庭崩壊や過労死する親友の姿、そして事故現場である御巣鷹山に行ったあまりの惨劇を目の当たりにして精神錯乱状態に陥っていく編集部員など、それぞれもう少しうまく描いてくれれば、もっと心に響くものがあったはずなのですが…冒頭からの長すぎると思える淡々とした導入部分や、事故の周辺の人間模様がきわめて中途半端で浅く、2時間25分と長い作りになっていますが、だらだらとした焦点が絞り切れていず、その尺を使って伝えようとした事が浅く荒さの目立つ感じがしました。
MoonDreamWorks☆Fc2
2008年6月22日
クライマーズ・ハイ
全体的には結構良かったです。中曽根さんの公式参拝とか、忘れていたこともあり、何よりもう記憶が薄れかかっている事件の真相に迫るドキドキ感を新鮮に体現できました。事故当時、作家の横山氏は地元紙の社会部記者として取材に奔走したそうなので新聞社の緊迫感と臨場感がありました。この作品は日航機事故をモチーフにしてますが、この事故を描きたかっただけではないというのはわかりました。
映画、言いたい放題!
2008年6月20日
映画[ クライマーズ・ハイ ]地方記者の未曾有の一週間
観て確信した。めまぐるしいカット割りと登場人物たちのマシンガントークという独特の演出で、新聞社という組織の中にうごめく、人への妬みやいら立ち、中傷や欲望、そして情熱などすべてを含んだ異様な熱気を、張りつめた緊張感をもって浮き彫りにしてくれる。未曽有の事件に立ち向かう記者たちの姿は、目が離せません。
アロハ坊主の日がな一日
2008年6月12日
1.
作品ページ
2.
観たい作品リスト
3.
追加
4.
近日公開
5.
公開中
6.
DVD新作近日
7.
DVD新作(2カ月間)
8.
DVD旧作
9.
超人気作品
0.
トップ
アマゾン最安値購入
キーワード:
全商品
DVD+Blu-ray
本
洋書
ミュージック
ゲーム