赤毛のアン:作品を観た感想(2)

『赤毛のアン (後編)』(1986・カナダ)  黄金色に輝くプリンス・エドワード島の夕陽
よくぞ、あの原作を4時間に収めたものだと感心しました。主要エピソードもほとんど入っていたと思います。アンとダイアナを黄金色に染め上げる夕陽の美しさは言葉に言い尽くせないほどです。彼女たちがアボンリーの地に立っているのを見られるというだけでも、この映画は価値があるのではないでしょうか。エンディングがまた、原作と微妙に違っていて良かったです。プリンス・エドワード島の自然がたくさん詰まっているこの映画は、私たちひとりひとりの心の中に息づく「赤毛のアン」の世界に、新たな彩りを加えてくれる、カナダからの贈り物だと言っていいかも知れません。
23:30の雑記帳
2011年10月16日

『赤毛のアン (前編)』ANNE OF GREEN GABLES (1986・カナダ)
アン役のミーガン・フォローズが実に愛らしくて、髪を緑色に染める失敗エピソードなどは、現代から見るとちょっと不良で格好良いロック少女に見えなくもないという、喜んでいいのかどうか分からない事態となっています。それから、マシュー役のリチャード・ファーンズワースとリンドのおばさんを演じたパトリシア・ハミルトンは絶品でした。本作におけるリンドのおばさんは面白すぎます!脚本・演出もとても良かったです。アンの将来が揺れに揺れまくるくだりでは、結果が分かっていてもドキドキしてしまいますね。
23:30の雑記帳
2011年10月11日

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