天国の青い蝶:作品を観た感想(2)

天国の青い蝶(2004)
★★★ 実はｱﾗﾝは子供が苦手なのだが､その理由はも昆虫のために妻子を捨てたという負い目｡ところが､お互い"変わり者"同士なのに気付き､気が合うようになる｡悲劇にならないのはﾓﾃﾞﾙになった人物の腫瘍がその後､寛解したことが背景にある｡ﾓﾙﾌｫを追っているうちに腫瘍が縮小したのだ｡自分が好きなことに夢中になると免疫力も高まるらしいのでﾓﾙﾌｫとの関係はあながち偶然でないのかもしれない｡何よりｱﾗﾝがｼﾞｬﾝｸﾞﾙに向かう飛行機内でﾋﾟｰﾄに言った言葉が後でわさびのように効いて来る｡
佐藤秀の徒然幻視録
2010年8月30日

映画: 天国の青い蝶
自分がまもなく死ぬことを知りながらも夢に向かって懸命に生きる少年は､この旅を通してたくましく成長します｡そしてこの旅で成長するのは少年だけではありません｡　この話の最も驚くべきところは､実話だということでしょうか｡
Pocket Warmer
2004年8月16日

このﾍﾟｰｼﾞは､象のﾛｹｯﾄﾊﾟｿｺﾝ版の『作品を観た感想ﾄﾗｯｸﾊﾞｯｸ』のﾍﾟｰｼﾞと連動しています｡

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