誰もがそれを知っている:作品を観た感想(4)

「誰もがそれを知っている」
浅ましいプライドと復讐心がラウラとイレーネに与えた傷は、生涯消えないものであろう。そしてそう感じさせるペネロペ・クロスとカルラ・カンプラの演技は素晴らしかった。
ここなつ映画レビュー
2019年8月9日

『誰もがそれを知っている』:さすが、イヤミスの帝王ファルハディ監督 @ロードショウ
★★★★ これまでのファルハディ監督作品では、緻密とも言われる、事件が事件を呼び、当事者たちの闇があぶり出されるわけだが、どうも心の闇をあぶり出さんがための展開が鼻に付き、途中で鑑賞するのを投げ出してしまいたくなったのだけれど、今回は事件が起きるのも遅く、その後の展開も急がない。その分、ラウラの気持ちをスター女優ペネロペ・クルスが「これでもか」的演技でみせ、さらに、スター男優ハビエル・バルデムが「これでもだぁ」的演技でみせるので、ぐいぐい惹き込まれていきます。
キネマのマ〜りゃんひさ映画レビュ...
2019年6月28日

『誰もがそれを知っている』結末のその先
★★★★ 「ああ、なんてこった」「人生上手く行かないね」監督の作品を観ると、いつも、その結末の後の事を考える。人生は元に戻れない。それでも生きていくしかない。それを学ぶ物語。
映画@見取り八段
2019年6月20日

『誰もがそれを知っている』 噂は真実を穿つ?
どの作品も水準が高いアスガー・ファルハディだが、『誰もがそれを知っている』はちょっと食い足りなかったような気もする。イランの監督がスペインというまったく違う世界を舞台にした作品を撮ったということが影響しているのかもしれない。
映画批評的妄想覚え書き/日々是口実
2019年6月4日

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