流浪の月:作品を観た感想(4)

映画『流浪の月』誰にも侵せない“生きる場所”を二人に!
作品を観るうちに、痛烈に感じたのが「生きる場所」について。子供は(大人もだが)、住む家に帰らなければ居場所どころか、生きる場所がなくなる。そうして“生きる場所さがし”は、文にも更紗の恋人にも感じてきたのが、興味深かった。二人が、迷うことなく、さまようことなく二人の愛の形を、強く信じていってほしい!そうして、二人の幸せを絶対見つけてほしい!そこは、誰にも侵せない二人の“生きる場所“だと願っているから!。
yutake☆イヴの《映画☆一期一会》
2022年8月9日

『流浪の月』をトーホーシネマズ池袋3で観て(ネタバレ)
★★★★広瀬すずも凄いが松坂桃李の存在感から目を離せない。この物語は「自分から見た自分」と「他人に見られる自分」の不均衡を複数の人間を使い、立体的に描写している。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2022年6月7日

「流浪の月」
作中何度も出てくる、更紗の「私は可哀想なんかじゃないよ」というセリフ。一方の文も、自分が元犯罪者として、欠陥品として疎まれた人生を背負って生きていること。両者共に、自分は他とは違うかもしれないけれど、その檻に閉じ込められて生きていくのが辛かったのだ。自分さえ我慢していれば、自分さえ沈黙を守れば、と何度となく思うことだろう。実際にそうやって息を潜めて生きていても、世間というものは容赦がない。
ここなつ映画レビュー
2022年6月3日

流浪の月・・・・・評価額1700円
★★★★ 私は、最後までこれが真実の愛なのか、ある種の共依存なのか判断がつかなかった。おそらく、アプローチの仕方によっては、一気に陳腐化してしまう物語だと思うが、世間から断絶しお互いを求める感情を、あえて二人の間でしか理解し得ない、言語化不可能なものとして描いたのが秀逸。簡単には咀嚼不可能な物語で、映画が終わって劇場に灯がついても、観た者の中で何か大きな説明できない想いが胸につかえたままになる。人の心は摩訶不思議なり。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2022年5月19日

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