夕陽のｶﾞﾝﾏﾝ:作品を観た感想(2)

夕陽のｶﾞﾝﾏﾝ
ﾗｽﾄの決闘からｴﾝﾃﾞｨﾝｸﾞまでずっと痺れっぱなし｡二人共格好良過ぎる……｡他に言葉が出てこない｡演出と音楽も良いです｡賞金を出来れば独り占めしたくて､完全に信用しているようなぬるい関係じゃない二人が､共闘していく展開が熱い｡馴れ合いなど無い男の世界｡何を今更と言われそうなのはわかっていますが､思った以上に格好良くってしびれました｡
映画感想ﾒﾓ
2012年4月4日

｢夕陽のｶﾞﾝﾏﾝ｣（FOR A FEW DOLLARS MORE）
本作は世界中でﾋｯﾄし､ﾏｶﾛﾆ･ｳｴｽﾀﾝの地位を揺るぎないものにした｡1万＄の賞金がかかったｲﾝﾃﾞｨｵをめぐって､初対面となったﾓﾝｺと大佐が町のｽﾄﾘｰﾄで対決するｼｰﾝは､前半のﾔﾏ場の一つである｡やがて､2人は1＄を山分けすることで合意し､協力関係を結ぶ｡賞金稼ぎ同士の連帯感､男同士のある意味での友情を感じさせる｡ﾏｶﾛﾆ･ｳｴｽﾀﾝは､決して女子供には理解できないような｢男だけの世界｣そこには甘い感傷や､ﾛﾏﾝｽの入り込む余地はない｡ﾊｰﾄﾞﾎﾞｲﾙﾄﾞの世界なのだ｡
ｼﾈﾏ･ﾜﾝﾀﾞｰﾗﾝﾄﾞ
2009年10月3日

このﾍﾟｰｼﾞは､象のﾛｹｯﾄﾊﾟｿｺﾝ版の『作品を観た感想ﾄﾗｯｸﾊﾞｯｸ』のﾍﾟｰｼﾞと連動しています｡

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