ディープ・ブルー
★★★★
[アクション]
感動
ほのぼの
恐怖
ストーリー
音楽ダンス
作品を観た感想
(6)
監督:
アラステア・フォザーギル、アンディ・バイヤット
あらすじ:
広大な海。 そこには、まだ誰も知らない、生き物たちの生命力に溢れたドラマがある。 海底5,000mの科学者でさえ見たことのない“未知の世界”から“想像を越えた世界まで”、海の知られざる世界を冒険する大自然スペクタクルドキュメンタリー。
≪ディープ・ブルーを楽しむために・PRODUCTION NOTE≫
* 撮影自体が壮大なドラマだった
広大な海で、どこに行けば撮ろうとしている生き物に出会えるのか? 製作者達は初めの1年を、何百人もの科学者に会い、リサーチすることに費やした。 しかし、日々状況が変わる自然を前に、撮影チームは常に困難と対峙した。 20もの撮影チームを組み、世界中に配しても、撮影には4年半もの歳月を要し、ロケ地は200ヶ所にも上った。
プロデューサーの一人、ソフォクルスは7年に及ぶこの壮大なプロジェクトをこう振り返った。「自然をコントロールすることはできない。 起きて欲しいことを辛抱強く待つしかないんだ。 それは、今この瞬間に来るかもしれないし、1時間後、もしくは2年後かも知れない。 『ディープ・ブルー』では欲しい映像を撮るために長く長く待つだけの辛抱強さが必要だった。」
* 何百ものサメの中へ泳ぎ入って撮影
カメラマン達は皆、それぞれに専門分野を持つ熟練したものばかりだった。 北極圏を担当したカメラマンは主に北極圏で仕事をしており、通常30分しか潜水できない氷の海で、さらに90分長く潜っていることができる。 サメ島と呼ばれるココス島で、どう猛なサメの大群を撮影したカメラマンはサメのスペシャリスト。 その習性を熟知する彼は柵にも入らず、手持ちカメラを担いで潜り、何百というサメの真っ只中で撮影をしている。
5頭のシャチがクジラの親子と死闘を繰り広げる海中に入ったカメラマンもいれば、人も殺せる角をもち、時速100キロで獲物に突進する3メートルのマカジキと向き合うカメラマンもいた。 海では、カメラの周りを沢山の魚が泳ぎ、水が視界を遮るため、被写体との距離が近くなければリアルな画は撮れないからだ。 撮影において一番大切なことは「動物を知ることだ」と彼らは口々に語る。 だからこそ、たった一度しかないチャンスをモノにできるのだと。
2003年製作 英・独 (91 min)
原題:DEEP BLUE
作品を観た感想
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