僕たちは希望という名の列車に乗った


★★★★
[ストーリー] 感動 恐怖

作品を観た感想 (3)

監督:ラース・クラウメ アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男
出演者:
レオナルド・シャイヒャー

トム・グラメンツ

レナ・クレンク

ヨナス・ダスラーイザイア・ミカルスキロナルト・ツェアフェルトフロリアン・ルーカス

あらすじ:
1956年、東ドイツ。 19歳の男子高校生テオとクルトは、墓参りを口実に西ベルリンを訪れた。 そこで、ソ連の支配に反発したハンガリー市民が蜂起するニュース映像を見て衝撃を受ける。 翌日、級友たちに呼びかけて授業中に2分間の黙祷を実行するが、それは“社会主義国家への反逆”と見なされる行為だった…。 社会派ドラマ。

原作:ディートリッヒ・ガルスカ『沈黙する教室 1956年東ドイツ - 自由のために国境を越えた高校生たちの真実の物語』

この高校の生徒たちには、卒業試験を受けて大学へ進学し、エリートへの階段を上る道が見えていました。 ハンガリー市民犠牲者への純粋な気持ちで行った黙祷に対する、大人たちの過剰な反応と圧力は、暗黒の「ナチ時代」を彷彿とさせます。 第二次世界大戦で敗戦したドイツが、資本主義のドイツ連邦共和国(西ドイツ)と、社会主義のドイツ民主共和国(東ドイツ)の東西に分裂したのは1949年、東ドイツが西側の影響を遮断し体制を守るためにベルリンの壁を築いたのは1961年。 激動の青春時代を過ごした原作者の実体験から生まれた、自分の判断で行動した高校生たちの物語です。

2018年製作 独 (111 min)
原題:THE SILENT REVOLUTION

作品を観た感想 (3)

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