金の糸


★★★
笑い ほのぼの ストーリー

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監督:ラナ・ゴゴベリゼ
出演者:
ナナ・ジョルジャゼ

グランダ・ガブニア

ズラ・キプシゼ

ナナ・アヴァリシヴィリナナ・ディミトリアディ

あらすじ:
ジョージア(旧ソ連)の首都トビリシ旧市街の片隅。 作家の女性エレネは古い生家で娘夫婦と暮らしている。 家族の誰もが、今日が彼女の79歳の誕生日であることを忘れていた。 ソヴィエト時代に政府の高官だった娘の姑ミランダが引っ越してくると聞かされ、エレネは面白くない。 そんな時、60年前の恋人アルチルから電話がかかってきた…。 ヒューマンドラマ。

エレネはなぜミランダが嫌いなのか? なぜ恋人アルチルと別れたのか? 作家活動がうまくいかなかった理由は? 悔やんでも恨んでも、青春時代は戻って来ません。 誇り高く今を生きる老人たちの姿が描かれます。

【監督の実体験が投影された主人公エレネ】
政治家だった父レヴァンは1937年に処刑され、ジョージア初の女性監督だった母ヌツァは厳寒の地に約10年間流刑され、自身もソヴィエト連邦下の検閲と闘ってきた、ジョージアを代表する女性監督ラナ・ゴゴベリゼは撮影時91歳。 タイトル「金の糸」は、日本の割れた器を金で修復する“金継ぎ(きんつぎ)”という伝統技術を知った監督が、「金で修復された器は美しく丈夫。 そんなふうに過去と和解できたら」という思いを込めて付けたものです。
     (資料提供:ムヴィオラ)

2019年製作 ジョージア・仏 (91 min)
原題:OKROS DZAPI/GOLDEN THREAD

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