デイ・アフター・トゥモロー


★★★★★
[アクション] [SFX] 恐怖 ストーリー

作品を観た感想 (7)

監督:ローランド・エメリッヒ インデペンデンス・デイ パトリオット 2012 GODZILLA ゴジラ
出演者:
デニス・クエイド オーロラの彼方へ オールド・ルーキー ファミリー・ゲーム グレート・ボールズ・オブ・ファイアー

ジェイク・ギレンホール コヴェナント 約束の救出 エンド・オブ・ウォッチ ナイトクローラー プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂

エミー・ロッサム オペラ座の怪人 ポセイドン サヨナラの代わりに ドラゴンボール EVOLUTION

イアン・ホルムセラ・ウォードダッシュ・ミホックジェイ・O・サンダース

あらすじ:
気象学者ジャックは、地球の温暖化で北洋の海流の流れが変わり、将来的に、北半球が寒冷化すると発表する。 だが、彼の予測を超えたスピードで地球規模の異常気象が始まった! スペクタクルパニックアクション。 ≪あなたはその時 どこにいますか?≫

DVD 『デイ・アフター・トゥモロー』は通常版\2,940税込の他に特別編 \4,179税込 も2004/10/2同時発売。 発売元:20世紀フォックス・ホームエンターテイメント

≪「デイ・アフター・トゥモロー」を楽しむために≫
アメリカ東部と北欧は、熱帯地方から北へ流れる大きな大西洋海流によって暖められている――それが、ラブラドルの緯度にある英国が比較的温暖な理由である。 暖かく湿気を含んだ空気を送り出す、この“グレートコンベヤー”海流は北へ動くにつれて、冷たくなり密度も高くなる。 それにより海流は北大西洋に沈み込み、大洋深度で再び南へ向かう。 この沈み込みプロセスは南からより多くの暖かい海水を引き寄せ、南と北の海水をスムーズに循環させている。

しかしながら温暖化により、北極の氷河から解け出した淡水が、北大西洋に流れ込み、海流の塩分濃度を低くする――そして、理論的には沈むための密度と傾向も下降させる。 暖かい気候は降雨量を増加し海流に流出し、さらに塩分濃度を低くすることになる。 その結果、コンベヤーは主たる推進力を失い、急速に崩壊し巨大なヒートポンプを止め、北半球の多くの地域の気候を変えてしまう。 遠い昔にそのような崩壊のきっかけとなった温暖化の原因は定かではない。(もちろんそれは人間や人間の作った工場ではなかった。) 約13,000年前、氷河期が終わりに近づくにつれ、グリーンランドの気温はここ数十年の気温水準近くまで上昇していた。 そして、コンベヤーがおそらく止まったとき、その気温は突然下がり、1,300年もの間氷河期状態へ逆戻りした「ヤンガードリアス期」の到来を告げた。 北極の氷や他の情報源からのデータは、この時の大気変化が、残念ながら現在の地球温暖化に似ていることを示唆している。

今、科学者たちは主要な気候変化が何千年もかけて緩やかに進行するのではなく、そのような劇的な移行が10年ほどの時間で起こり得ることを知っている。 最近の地球温暖化が大西洋の海流を停止する脅威となっているのかどうかも含め、はっきりとした確証はない。 しかし、過去数十年間、科学者たちは不安にさせる傾向を検知している。
* 地球全体で平均気温が上昇していることと平行して、北極の氷冠は1970年頃から、10年につき3%〜4%解けた。
* 最近、北極最大の棚氷がカナダのエルズミア島近くで割れ、氷で堰き止められた淡水湖を大洋に放出した。(科学者たちは、8,200年前の北極の氷のダムの同様の氷解が、突然の気候変化の出来事を誘発したと信じている。)
* 北大西洋の塩分濃度は、過去40年間継続して低下している。 今まで測定された中ではもっとも劇的な海洋の変化である。
* ノルウェー近くの北大西洋の一つの海峡――北洋を温める偉大な海流の一部――を通る冷たく密度の高い水の流れは、1950年以来少なくとも20%減少し、海流が弱くなっていることを示唆している。 

今、多くの科学者たちにとって、気候の大災害についての疑問は「起こり得るか?」ではなく、「いつ?」であると確信している。
(デイビッド・スティップ筆「フォーチュン・マガジン」2004年3月7日より抜粋)

2004年製作 米 (124 min)
原題:THE DAY AFTER TOMORROW

作品を観た感想 (7)

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