高倉健


義理と人情に生き、ストイックなまでに自分を追い込む姿に多く人が共鳴する。半世紀に渡り日本映画界をリードする男の中の男。



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高倉健
出演人気作品一覧


鉄道員(ぽっぽや)
鉄道員(ぽっぽや)

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≪プロフィール/高倉健≫

【生年月日】1931年(昭和6年)2月16日 

【生誕地】 福岡県中間市 

【性別】男 【職業】俳優 【身長】180cm【血液型】B型 

【略歴】
  • 炭鉱職員の父敏郎と、元教員の母孝、の二男一女の次男。

  • 8歳頃、疎開のため中間小学校から八幡市香月小学校に転校。

  • 12歳、県立東筑中学(のち東筑高校)入学。陸上部でハイジャンプ、合気道などをやる。

  • 14歳、1945年8月6日広島に原爆が投下。その3日後、北九州市小倉に2回目の原子爆弾が投下される計画であったが(健さんは隣接する八幡市にいたが)、上空の視界が悪く、第2目標であった長崎に原爆が投下された。終戦を迎える。

  • 17歳、中学5年、学制改革で新制高校2年に編入。自らボクシング部を作りフェザー級で活躍。この頃から貿易商の夢を持ち、外国へ行きたいと思うようになる。

  • 18歳、明治大学商学部に入学、上京。相撲部の監督の薦めで相撲部に入部するが、1年で退部。

  • 19歳、授業にはあまり出席せず、体育会系の乗りで女、酒、喧嘩といった無軌道ではあるが楽しい学生生活を送る。

  • 22歳、大学卒業。空前の就職難で、志果たせず、故郷に帰り、父親の仕事、採石業の手伝いをする。

  • 23歳、学生時代からの恋人との結婚を反対され、半年後再び上京。大学時代の恩師の紹介で新芸プロにマネージャー見習として入社する予定で、東映の本社に面接に行った所を、東映専務のマキノ光雄氏にスカウトされる。

  • 24歳、東映第2期ニューフェイスの研修生になる。ニューフェイスは俳優座で6ヶ月、撮影所で6ヶ月の修行が決められていたにもかかわらず、入社1ヶ月半後に早くも「電光空手打ち」で主演デビューすることになる。

  • 25歳、製作者協会1956年度、第1回新人賞受賞。(同時受賞者、大映・川口浩、日活・石原裕次郎)

  • 28歳、歌手、江利チエミと結婚。

  • 30歳、新東宝倒産で石井輝男監督が東映に移籍。監督の「花と嵐とギャング」で鶴田浩二と共演。後の任侠路線への布石となる。

  • 32歳、鶴田浩二主演「人生劇場・飛車角」に準主役で出演。義理と人情に男の意地を貫く主人公鶴田浩二と、任侠に生きるやくざな健さんとが、ここからスタートし、同時にストイックな健さんのイメージが定着していった。

  • 34歳、健さんの代表作"血染めの唐獅子"の「昭和残侠伝」、"死んで貰います"の決め台詞と"どうせ俺らの行く先は、その名も網走番外地"の主題歌をテイチクより初吹き込みし、大ヒットした「網走番外地」に主演。シリーズ化され、日本を代表するスターになる。

  • 39歳、高倉プロモーション設立。世田谷の自宅が全焼。

  • 40歳、江利チエミと離婚。

  • 44歳、日本映画の衰退と平行して任侠ものが打ちきられる。

  • 45歳、東映を去る。

  • 46歳、「八甲田山」では明治の軍人役で、「幸福の黄色いハンカチ」では刑期を終えて別れた女房のもとに帰るまでの切ない男を演じ、任侠路線のヒーローから脱却。「幸福の黄色いハンカチ」では、1976年度第1回日本アカデミー賞主演男優賞他ほとんどの賞を独占した。また、TBSドラマ「あにき」(全13話)でテレビ初主演する。

  • 50歳、脚本家倉本聡が高倉健のために書き下ろした「駅、STATION」で、第5回日本アカデミー賞、主演男優賞、第27回アジア映画祭、主演男優賞受賞。

  • 57歳、「あ・うん」で第34回アジア太平洋映画祭、主演男優賞受賞。

  • 62歳、集英社発行の初エッセイ集「あなたに褒められたくて」で、第13回日本文芸大賞を受賞。

  • 68歳、5年ぶりの銀幕登場、古巣の東映で降旗監督の元、健さんを慕う仲間で撮影された「鉄道員(ぽっぽや)」では、廃線が決まったローカル線の駅長を男・高倉健が演じ、1999年日本映画興業成績トップを収めた。第42回ブルーリボン賞、第23回日本アカデミー賞で3度目の主演男優賞受賞。また、北米圏で最大の映画祭であるモントリオール世界映画祭で、第23回主演男優賞を受賞する。

【趣味】



【主なCM】

アサヒビール(1971)
レナウン(1978)
三菱ギャラン(1980)
富士通(1996)
キリンビバレッジ(1999〜)

≪著書≫

あなたに褒められたくて(1991、集英社) 亡くなった母親に捧げる思いで書かれたエッセイ集。
南極のペンギン(2001、集英社) 高倉健が、国内、外のロケさきで出会った人びとや生き物を紹介したエッセイ集。子供に語りかけるように優しく分かり易い文章で書かれている世界は、健さんの大切にしている宝物を発見したような感動がある。


≪出演作/高倉健≫
電光空手打ちシリーズ全2作(1956年)
無敵の空手!チョップ先生(1956年)
大学の石松シリーズ全4作 (1956〜1957年)
にっぽんGメン・特別武装班出動(1956年)
夕日と拳銃、日本篇・大陸篇(1956年)
母孔雀(1956年)
拳銃を捨てろ(1956年)
恐怖の空中殺人(1956年)
喧嘩社員シリーズ全2作(1957年)
大一三号桟橋(1957年)
多情仏心(1957年)
日清戦争風雲秘話・霧の街(1957年)
鯨と斗う男(1957年)
青い海原(1957年)
血まみれの決闘(1957年)
ジェット機出・大01航空基地(1957年)
娘十八御意見無用(1958年)
多羅尾伴内・十三の魔王(1958年)
台風息子シリーズ全2作(1958年)
非常線(1958年)
恋愛自由型(1958年)
季節風の彼方に(1958年)
奴の拳銃は地獄だぜ(1958年)
ひばりの花形探偵合戦(1958年)
空中サーカス・嵐を呼ぶ猛獣(1958年)
希望の乙女(1958年)
森と湖のまつり(1958年)
娘の中の娘(1958年)
旋風家族(1959年)
無法街の野郎ども(1959年)
黒い指の男(1959年)
獣の通る道(1959年)
国際スリラー映画・漂流死体(1959年)
地獄の底までつき合うぜ(1959年)
疑惑の夜(1959年)
静かなる凶弾(1959年)
高度7000米・恐怖の四時間(1959年)
空港の魔女(1959)
天下の快男児シリーズ全3作 (1960〜1961年)
二発目は地獄行きだぜ(1960年)
べらんめえ芸者シリーズ全5作(1960〜1961年)
大いなる旅路(1960年)
ずべ公天使(1960年)
大空の無法者(1960年)
砂漠を渡る太陽(1960年)
殴り込み艦隊(1960年)
男ならやってみろ(1960年)
俺が地獄の手品師だ(1961年)
男の血潮がこだまする(1961年)
魚河岸の女石松(1961年)
花と嵐とギャング(1961年)
万年太郎と姉御社員(1961年)
べらんめえ中乗りさん(1961年)
悪魔の手毬唄(1961年)
南太平洋波高し(1962年)
二・二六事件・脱出(1962年)
恋と太陽とギャング(1962年)
千姫と秀頼(1962年)
黄門社長漫遊記(1962年)
民謡の旅・桜島、おてもやん(1962年)
東京丸の内(1962年)
三百六十五夜(1962年)
暗黒街最後の日(1962年)
東京アンタッチャブルシリーズ全2作(1962〜1963年)
遊民街の銃弾(1962年)
裏切者は地獄だぜ(1962年)
暗黒街の顔役・十一人のギャング(1963年)
第八空挺部隊・壮烈鬼隊長(1963年)
暴力街(1963年)
人生劇場・飛車角(1963年)
最後の顔役(1963年)
親分を倒せ(1963年)
暗黒街最大の決闘(1963年)
宮本武蔵シリーズ全5作中後半3作(1963〜1965年)
恐喝(1963年)
ギャング忠臣蔵(1963年)
鬼検事(1963年)
東京ギャング対香港ギャング(1964年)
ジャコ万と鉄(1964年)
ならず者(1964年)
暗黒街大通り(1964年)
日本侠客伝シリーズ全12作(1964〜1971年)
狼と豚と人間(1964年)
いれずみ突撃隊(1964年)
顔役(1965年)
飢餓海峡(1965年)
網走番外地シリーズ全10作(1965〜1968年)
昭和残侠伝シリーズ全9作(1965〜1972年)
カミカゼ野朗・真昼の決斗(1966年)
男の勝負(1966年)
地獄の掟に明日はない(1966年)
あゝ同期の桜(1967年)
侠客の掟(1967年)
侠骨一代(1967年)
獄中の顔役(1968年)
荒野の渡世人(1968年)
侠客列伝(1968年)
緋牡丹博徒シリーズ全3作(1968〜1969年)
ごろつき(1968年)
人生劇場・飛車角と吉良常(1968年)
祇園祭(1968年)
博徒列伝(1968年)
新網走番外地シリーズ全8作(1968〜1972年)
日本女侠伝シリーズ全2作(1969〜1970年)
ごろつき無宿(1971年)
任侠列伝・男(1971年)
関東緋桜一家(1972年)
望郷子守唄(1972年)
博奕打ち外伝(1972年)
山口組三代目(1973年)
現代任侠史(1973年)
ゴルゴ13(1973年)
三代目襲名(1974年)
無宿(1974年)
ざ・やくざ(1974年)
日本任侠道・激突篇(1975年)
大脱獄(1975年)
新幹線大爆破(1975年)
神戸国際ギャング(1975年)
君よ憤怒の河を渉れ(1976年)
八甲田山(1977年)
幸福の黄色いハンカチ(1977年)
あにき(TBS連続ドラマ、1977年)
冬の華(1978年)
野性の証明(1978年)
動乱(1980年)
遥かなる山の呼び声(1980年)
駅・STATION(1981年)
刑事物語(1982年)
海峡(1982年)
南極物語(1983年)
居酒屋兆治(1983年)
夜叉(1985年)
海へ・See You(1988年)
あ・うん(1989年)
四十七人の刺客(1994年)
鉄道員(ぽっぽや)(1999年)
ホタル(2001年)
単騎、千里を走る。(2006年)

高倉健 出演人気作品一覧



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