恋するナポリタン世界で一番おいしい愛され方:作品を観た感想(3)

『恋するナポリタン〜世界で一番おいしい愛され方〜』
イタリアンシェフの武役を塚本高史が好演しているんだけれど、あと2人の主演陣、相武紗季・眞木大輔の演技があまりに拙くて、しっくりこない作品でした。幼馴染の2人の関係性の歯痒さを感じながら、プラトニックな関係を続けているように見える瑠璃と武の関係性をラストにどのように描いてくれるのかってところが観ていて気になりだして、結構爽やかな終わり方になってたので、この作品の雰囲気には合ってたかなーと思ってみたり。武のやってるイタリアンの店に食べに行きたくなる、そんな映画ではありました。
Cinema + Sweets = ∞
2010年9月29日

恋するナポリタン 第161回映画レビュー 綺麗な包装紙の中身は腐ったヌードル
「イタリア」「自然」「ピアニスト」「料理店」「イケメン」そして「脳科学」。良さげなもの、流行ものをぎゅっと詰め込み、ミキサーにかけて出来上がった、くそまずい作品です。ギャグとか狙ってるとか、そういうのじゃなくて。もういかにも「綺麗でしょ!ステキでしょ!」と言わんばかりの綺麗さ。本当に何にもない、つまんないものばっかり。一つあるとすれば"サムさ"だけ。脚本が本当に酷い。スパゲティナポリタンについてですが、これの絡みがまたひどい。本当にひっどーい映画でした。大絶賛大コケ中とのことですが、当然だと思います。
うまい棒めんたい味の如く映画を語る
2010年9月24日

「恋するナポリタン」
こんな物語の映画を観ると、本作の監督あるいは脚本家は大林宣彦チルドレンなのかな、と思ってしまう。超常現象はそのもののユニークさを追求するのではなく、人間の切なさや儚さを表現するためのツールとして使われる。もちろん大林監督の専売特許ってことではないけど、後に影響を与えた人物としては一番だろう。そして創り手が同世代なら影響を受けていることは間違いなかろう。僕も大林チルドレンなので、このテの作品には滅法弱い。例え演出にキレがなくても、脚本がご都合主義で安直でも、役者があまり上手くなくても、何となく許せてしまうのである。
古今東西座
2010年9月18日

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