ヤギと男と男と壁と:作品を観た感想(23)

ヤギと男と男と壁と
ほとんどカルト教団。軍隊だというのに毎日ダンスで踊り狂い、LSDでラリってばかりだ(汗)。それでもこの作品をわかりにくくしているのが「全員が真面目」なのだ。ほんとうに真剣に「超能力でなんとかしよう」と取り組むから大変だ。ギャグ映画なら、もうちょっと不真面目にしてほしい…これじゃ、どう観ていいのかわからないよ!キャストが素晴しく、これだけの名優揃えておいて「コメディです」は無かろう…。ボクは最期までしっかりとシリアスに拝見しましたよ。イケル、イケルよ!「ジェダイの戦士たち!!」けっこう君ら、かっこいいよ!
SUPER BLOG.JP
2011年10月30日

mini review 「ヤギと男と男と壁と」
★★★★ 軍の訓練と言うと、マッチョでハードな海兵隊式訓練のようなものしか知らないから、ジャクジーにつかりながら「愛と平和」を満喫したり、カルト教団のような瞑想に耽るシーンが面白くって仕方がない。「ジェダイの戦士」たちは自らが「平和的非殺傷兵器」になることを目指している。相当に可笑しいが、冷戦のさなか大真面目に実在した部隊なのである。エスパー軍団は、なんとなく滑稽で親近感が涌くというものだ。超能力というものは、所詮リアル世界ではそれぐらいのことのほうがいいのかもしれない。
サーカスな日々
2011年3月18日

ヤギと男と男と壁と
★★★★ 結構面白かったです。ジョージ・クルーニーとユアン・マクレガーに期待してなかったからもしれません(爆) ジェダイがジェダイを語られるというのが肝でしょうか。ウィルトンがあの胡散臭い話を ホイホイ信じてしまうのがおかしいですね。これは時代なんでしょうかね? 最初の方の「失恋した多くの男がそうするように〜」というところから笑ってました。彼の本が受けた仕打ちも可笑しかったです。最後の壁抜けはああじゃない方が良かったような気がします。大の男が山羊を開放し、失恋した男は立ち直った、そんな話です。信じる者は救われる?
映画、言いたい放題!
2011年3月16日

『ヤギと男と男と壁と』 映画レビュー
アメリカ人の精神構造と戦争観をシニカルに見せてくれるブラックユーモア。小ネタとショートギャグで繋いでいく、人を喰った作品。極秘部隊「新地球軍」のアホ臭さと大真面目さが絶妙なバランスで笑いを誘う。ハリウッドスターがこぞって出演する異色作。こういうキャスティングができる懐の深さは、アメリカ映画ならでは。
さも観たかのような映画レビュー
2011年2月26日

ヤギと男と男と壁と
★★★ 特殊能力部隊の計画の名前が"ジェダイ計画" フォース?ダークサイド?やたらとジェダイの単語が飛び交うのでニンマリしながら観ちゃいましたよ。それに本物のジェダイマスターが記者になりすまして出てますしねー(笑)。ジョージさん、ユアンを前にしてジェダイを力説してるトコは妙にウケましたよ!爆笑とはいかないけれどクスクス笑いが多い、な〜んかツボな面白さもあったりして。豪華キャスト陣がまじめに演じてるのがおかしくておかしくて。真面目なようで不真面目なような作品、よくわからないけど面白かったデス♪
映画鑑賞☆日記・・・
2011年2月15日

《ヤギと男と男と壁と》
何だかよく解らなかったぞ。キャストはいいんだけどなー。割と好きな俳優さんばかり。でもストーリーが…ダメでした。全く合いませんでした。基本、超能力とかSF系がどうもダメなんだよなぁ。何か苦手。だからだとは思うのですが、ちーっとも面白くないし笑えない。これってコメディなのでしょうか?ちょっと不思議なユル系作品がお好きな方には合うかもしれません…。
日々のつぶやき
2011年1月28日

ヤギと男と男と壁と (The Men Who Stare at Goats)
★★★ 内容的には大いに眉唾であるが、別段問題でもなく。戦争の為にそんな所にまで行きついてしまう愚かしさと、フラワームーブメントを絡めたとどのつまり反戦映画なのだが、製作も兼ねるジョージ・クルーニーらしさが良く出た一本であるとも。愚かしさを強調するにも笑いに突出した"アホさ"が足らず、反戦を訴えるにも笑いとのコントラストを生む悲惨さが描き切れていないので、中途半端な印象が拭えない。その中途半端さが、ボンヤリ具合を生んでしまってるのは痛い。面白そうなテーマだっただけに、ちょっと惜しい。
Subterranean サブタレイニアン
2011年1月24日

ヤギと男と男と壁と
豪華なキャスト。意味不明で実に適当なコメディ作品で不思議な作品。戦争とニューエイジ思想なんかの難しい意味合いもあるとは思いますが、スターウォーズ的笑いもあったりとはちゃめちゃ。正直笑えるかといわれればそんなに笑えはしないんですが、キャストが楽しそうなのがいい。真面目にやってる。ソ連での超能力によるスパイ活動というのは実際に行われてたことで、そんなところでリアルな部分をもってきているのかな。キラキラ眼力やジェダイの練習活動は笑えちゃいますが、実際のところ実は睡魔と戦ってました〜。全体にゆるーいんですね。
いやいやえん
2011年1月13日

ヤギと男と男と壁と
★★★ これは好きな人はすきだけどっていう映画だよね。実際に一般の人には理解できない、わけのわからん部隊があったってことなんだろうね。ラブ&ピースを現実にするのではなく、なんか他人が言っている理想にしてしまっているのが今の世界というか…。みんな思っているけど、なかなか通用しないんだろうね〜。敵がアメリカ国家なのも、反戦を訴えているんだろうな〜。一番笑ったのは、"ジェダイ計画"を大真面目にマクレガーに話すクルーニーがおかしかったわ〜。
C'est joli〜ここちいい毎日を〜
2010年12月30日

ヤギと男と男と壁と
映画の主眼は、そもそもは"ラブ&ピース"の精神を目指した超能力部隊だったのに、結局その力を悪用する者が現れて、暴力目的で使われてしまう、というアイロニーであろうかと思います。 だけど、ネタがネタだから、四角四面な演出は避け、ユーモアの味付けをして、大いに笑ったあとで余韻が残る映画にしよう、という試みはわからんでもないのですが、シニカルな笑いは扱いが難しい。その点で成功しているとは思えないです。というわけで、演出はともかく、役者の魅力&演技力でそれなりにもたせた映画でしたが、だったらもっと!と思ってしまうわけです。
キノ2
2010年10月2日

ヤギと男と男と壁と
★★★ 驚いたことに超豪華俳優が結集。ストーリーがいくら荒唐無稽でリアリティが乏しくともかまわない感じです。"新地球軍"によるジュダイ計画などと言ってみても、壮大な無駄としか思えず、そうだとすれば、それを描き出しているこの映画自体も何だかなーという感じ。本作はあまり変な意味付けなど与えずに、ジョージ・クルーニーといった容貌も貫禄も超一流の俳優たちが、真面目腐ってバカなことを演じている様を無心に楽しむべきでしょう!
映画的・絵画的・音楽的
2010年9月4日

「ヤギと男と男と壁と」 超能力って信じる?
★★★ そりゃあ超能力がホントにあるなら武器も要らないし、殺人なんかしなくても平和的な解決も可能となるかも。ジョージ・クルーニーは時々くっだらない映画に出るのでこの映画でも驚かないが、ケヴィン・スペイシーは何故って感じ。そして今年の主演男優賞のジェフ・ブリッジスまで出てる。「核」となる部分が弱いので結局最後のほうは「反戦」というか戦争の愚かさみたいな真面目な方向に舵をきって、確かにそうなんだけど、この映画では違うだろと感じた。終始小ネタで脱力系の笑いが続くが、こういうノリの笑いって日本人には厳しいんじゃないかな。
soramove
2010年8月26日

ヤギと男と男と壁と / 62点 / THE MEN WHO STARE AT GOATS
★★★ とにかく何もかもに力が入りすぎなんすよね〜。単発の笑いが一生懸命力んでても問題ないんやけど、映画1本まるまるリキんで作られたコメディってなかなかのイタさで、終盤はかなりのグダグダ加減っす。しかも、全体の軸としてあるシニカルさを拒否するような、とってつけたような王道のメッセージオチ! 俳優の力(キャラクター)で笑いを取ってるだけで、作品としてのつながりでは全く笑いが取れてないんで、ダイジェストで観ると面白いのに、繋げて観ると単調で、エンディングに向かって全く盛り上がっていけへんのよねー。
ゆるーく映画好きなんす!
2010年8月19日

《 ヤギと男と男と壁と 》
★★★★ ストーリーよりも俳優陣に笑えました。ジョージはその顔を見てるだけで面白い。作品の雰囲気と遠慮がちな印象を受ける演技のせいですね。ジェフ・ブリッジス…よくもまぁここまで。オスカー獲得で吹っ切れたのですかね(汗)。そして、ケヴィン・スペイシー。この役が彼である必要はあった!?(笑)存在感と魅力は炸裂してるので儲け物ですけど。その3超人がもう濃すぎて×2、ユアン・マクレガーでさえ、その清潔さゆえお子様に見えてしまいました。雰囲気とそれぞれの役者らしからぬ演技と細かな笑いを楽しめればいい作品です。思っていた以上に楽しめました。
映画 - K'z films -
2010年8月18日

「ヤギと男と男と壁と」 エスパーでソルジャーがラブでピース?
そもそも超能力部隊はベトナム戦争を経験した後、ビル・ジャンゴが作り上げた部隊。その部隊の設立の考え方はニューエイジ思想というか、ラブ&ピースの思想が色濃くなっています。国家の軍とニューエイジ思想って真反対の考え方だと思うのですが、そのあたりを許容しちゃったりするところがアメリカという国の懐が深いところ? この作品は実在した超能力部隊のトンデモ感というより、この思想のチグハグ感を楽しむ作品なのかもしれないです。もっと奇妙キテレツな作品かと思っていたのですが、思いのほか普通に感じてしまいました。
はらやんの映画徒然草
2010年8月17日

ヤギと男と男と壁と
キャスティングにも惹かれました。なので、ボブがリンと出会って旅に同行するところまでは、ワクワクして観てました。だけど、イラク国内に入ってボブとリンの旅が始まって、リンの回想が始まったあたりから、なんだかつまんなくなってきて、眠たくなってきてしかたなかった。三叉路で直感で選んだ道を進むと地雷にあたってしまうネタとか笑えるものもあったけど、大部分は微妙でクスリともこなかった。これは私のツボにはハマらなかったですね。
だらだら無気力ブログ
2010年8月17日

ヤギと男と男と壁と/ THE MEN WHO STARE AT GOATS
脚本自体が面白いというより、小ネタで笑わすギャグ系みたいなところがあるからそこでノレない(笑えない)ともう致命的。これだけいいキャスト起用なんだから、もっとそれぞれを魅力的にキャラたててくれないと。念動力、透視力、予知能力、眼力を磨きあげ、ときにヘンテコダンスまでトレーニング。そのシーンすら、もっと面白い見せ方があるだろうに。とにかく全面に渡ってツマラナイとしかいいようのない作品でした〜。迷ってる方には、4人のキャストの誰かを好きだという方に、おすすめです。
我想一個人映画美的女人blog
2010年8月15日

ヤギと男と男と壁と
変な物語でした〜。ソ連に対抗して作られた超能力部隊の訓練の様子はマンガのようで面白かったです。どこまで実話なのかは分からないですけど、実話が入っていると思うとちょっと笑ってしまいます。ジェフ・ブリッジスの導きによりフォースを体得したジョージ・クルーニーがユアン・マクレガーにフォースとは何ぞやと解き、ダークサイドに落ちてしまった宿敵ケヴィン・スペイシーと戦うという構図は、それだけで面白いです。全体的にはゆるーい雰囲気の展開ですけど、意外なラストシーンとボストンの名曲の爽快さに、ニッコリしながら観終わった1本。
とりあえず、コメントです
2010年8月15日

ヤギと男と男と壁と
★★★★ コメディ的要素がちりばめられているのだけれど、そのコメディ自体が恐ろしく悲哀と絶望の光を放っている。ある意味脱力系イラク戦争版[地獄の黙示録]のような雰囲気を醸し出している。米軍にあったかなかったか分からないが広く知られている超能力特殊部隊を扱ったノンフィクションをベースにした物語。リン(ジョージ・クルーニー)という"ベテラン超能力部員"の七変化が秀逸。フラッシュバックで登場するヒッピーぽい長髪のルイから既に厭世的雰囲気が漂う今のイラクのルイまで、凄くはまっている。
佐藤秀の徒然幻視録
2010年8月14日

The Men Who Stare At Goats / ヤギと男と男と壁と
★★ ジョージ・クルーニーが陸軍の秘密組織に属するサイキックの軍人。エリートからスピリチャル系に目覚めたヒッピーの上司はジェフ・ブリッジスで、不思議な能力を戦場に持ち込もうと部隊を編成します。従軍記者になった主人公が偶然イラクで怪しげな超能力者に出会い、砂漠を二人で彷徨いながら幻のアーミーの話を聞き出す物語は、解決するラストも頂けません。意地悪で能力の代わりに政治力を使うケビン・スペーシーのキレた演技が光った他は、平均的な有名俳優の演技の他、原作を上手く映像化できなかった平凡な監督の技量が目立った作品。
Akasaka high&low
2010年8月13日

ヤギと男と男と壁と
★★★ お話の目的が非常に解りにくい。メインの出演者を見ればそれぞれが主役クラスの超一流俳優ばかり。もっと本当にせよインチキにせよ超能力を使うシーンが出てくるかと思いきや、どうも勝手が違う…。随所に用意されているベタな小ネタは結構面白くて大笑いできます。中でも"新地球軍"の兵士たちが"ジェダイ戦士"を名乗っていたのだというエピソードはユアンを意識したネタなのは言うまでもありません。あとは、この素晴らしい出演者たちの野暮ったい役柄を気に入るか否かというところでしょう。
LOVE Cinemas 調布
2010年8月13日

『ヤギと男と男と壁と』 (The Men Who Stare at Goats)
★★★ 超能力研究を進める米軍特殊部隊の存在を暴いたノンフィクションを元に映画化。お馬鹿コメディだと思ってみればそれなりに笑える。米軍が本気でここまでやろうとしていたことに呆れ果てるし、後半は逆に笑えないようなものまで出てくる。対イラク戦争の時の捕虜の扱いのスクープも思い出した。ユアン・マクレガーが本作に出演しているだけに作戦名が可笑しい。クルーニーとは「ER」以来の再共演。ケビン・スペイシーの悪ぶりが板についていて凄く良かった。ジョージ・クルーニーが制作に参加。凄い邦題になっているなぁ。
Mooovingな日々
2010年7月13日

愛と平和の戦士 「ヤギと男と男と壁と」
タイトルに文芸調な予感を抱いていた。ところがどっこい、原作は「実録・アメリカ超能力部隊」 ヤギを見つめ、超能力でその心臓を止める。そんな部隊にいた男たちの話。その名も "ジェダイ・プロジェクト新地球アーミー"。たとえあなたが信じなくてもこれは事実である、との前書き。特殊部隊が志向したのは…ベトナム戦争とヒッピーの時代であり、 いかに戦争に勝つかより、 いかに争いをなくすかという究極の戦略を模索する。 トンデモ本の映画化でありながら蒼々たるキャスト、 ベネチア映画祭招待作品ともなったオモシロ作品。
シネマ走り書き
2010年6月25日


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