勝手にしやがれ:作品を観た感想(3)

勝手にしやがれ(1959)
★★★★ ユニークなのは、ミシェルにもパトリシアにも、この映画を観ている観客に語りかけているような台詞があること。この映画、やはり一緒に逃げる2人の心理的ずれ。最後に裏切って警察に通報するパトリシアは普通、愛してないから通報するなのだが、通報したから愛してない、と具体的行動で愛してないことを"実証”する。対してラストでミシェルは今際の時に「最低だ」と言う。パトリシアは「最低ってどういう意味?」と警察官に訊ねる。最後の最後までパトリシアは「最低」の意味を実証する行動を求めているかのようだ。
佐藤秀の徒然幻視録
2010年11月28日

「勝手にしやがれ」
正直、ストーリーはどうでも良いと断言してしまっても、おそらくこの映画を好きな方の8割以上は同意してくれそうな"センス勝負の映画"。一言で言うとポップでロックでパンクな映画です(なんだ、それ?)。いわゆる映画マニアのような方で、映画事始のようなうんちくを語ってしまう方よりも、むしろお洒落で暑苦しくないロックが大好きな方なんかの方が、すっとハマれる作品です。
RAY's Favorites
2009年2月26日

勝手にしやがれ
★★★★ ジーン・セバーグの最後のクローズアップの意味をみんなで考えよう!
My Favorites
2004年9月27日

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