奈緒子:作品を観た感想(3)

映画[ 奈緒子 ]二人の時間が、今ふたたび動き出す
雄介と奈緒子の関係という縦糸に、波切島高校陸上部の仲間や西浦監督らとの交流という横糸が織り込まれて、始めて晴れ晴れとした爽快な世界(タペストリー)が生み出された。地味ではあるが非常にバランスのいい作品だと思う。
アロハ坊主の日がな一日
2008年4月29日

奈緒子
やっぱり奈緒子と雄介の心の関わりのようなものを、映像に落とし込むことは難しいのかなぁ、汗飛び散り、手に汗握る駅伝スポーツムーヴィになっちゃっているんだよね。どうしても、奈緒子の比重が軽い。ま、それはそれでいいんだけどね。原作のテイストを離れ、純粋なる駅伝スポーツさわやかムーヴィとしてはそれなりに観れる内容なんじゃないかな。
I N T R O
2008年2月18日

「奈緒子」上野樹里は、要求される演技レベルに応えることが出来たのか
過去の心の傷をいかに乗り越え、そして相手といかに心を通い合わせることが出来るかという試練の過程を描いた作品である。上野のセリフが極端に少なく、その分、内面的な演技が要求される。現場での監督の彼女への要求はかなり厳しかったのではなかろうか。この作品が彼女の次のレベルへの踏み台となることを期待したい。
映画と出会う・世界が変わる
2008年2月18日

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