イン・ザ・ベッドルーム:作品を観た感想(1)

『イン・ザ・ベッドルーム』
登場人物の人間関係が把握できるまで若干の時間を要す。それによりこの物語を観る者に映画として押しつけるのではなく、そこに立ち合うもう1人の当事者のような感覚に仕立てている。その結果この悲話に寄り添い、洞察する。最も身近な人を突然失ってしまったら、人は何を思い、何を感じ、最後にどういう行動を取るのかと。この映画は、そんな彼らの心の内側に見えないマイクを差し向けてそのざわめきを収録し、心に流れる深い哀しみと涙を、実力派の俳優達を通してじっくりと映し出していく。
シネマな時間に考察を。
2010年3月22日

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