噂のﾓｰｶﾞﾝ夫妻:作品を観た感想(23)

『噂のﾓｰｶﾞﾝ夫妻』　映画ﾚﾋﾞｭｰ
＊脚本がとてもｼﾝﾌﾟﾙ｡人間や社会の本来あるべき姿が描かれています｡観ていてﾎｯとします｡変に奇をてらってこねくり回すよりいいですね｡状況変化に連動した二人の心境の変化もよく表現されていて､楽しい時間を過ごすことができました｡＊昨今､女性はｽｯｷﾘするけど男性はいたたまれなくなる作品が多いなか､今作は､女性も男性も､気持ちよく劇場をあとにできるでしょう｡
さも観たかのような映画ﾚﾋﾞｭｰ
2011年3月5日

噂のﾓｰｶﾞﾝ夫妻　(Did You Hear About the Morgans?)
★★ "逆境下での夫婦関係の改善""都会人を田舎に放り込むｷﾞｬｯﾌﾟｷﾞｬｸﾞ""殺人事件がらみのｻｽﾍﾟﾝｽ"などなど､あれこれ詰め込んではみたものの､それら全部が中途半端で噛み合ってない｡殺人事件云々はきっかけ以外に機能していないし､ｷﾞｬｸﾞも空回り気味｡こんだけﾒﾀﾒﾀになったのも､ｷｬｽﾃｨﾝｸﾞに因るものが大きいのかも｡弾けっぷりの良さなりﾒﾘﾊﾘの利いた演技なりが求められるｼﾞｬﾝﾙであるのだが､ｻﾗ･ｼﾞｪｼｶ･ﾊﾟｰｶｰにはそれらが皆無｡ﾋｭｰ･ｸﾞﾗﾝﾄ､生憎受け手が存在してこそ更に輝く俳優だけに､今回は撃沈｡
Subterranean ｻﾌﾞﾀﾚｲﾆｱﾝ
2010年9月8日

噂のﾓｰｶﾞﾝ夫妻
ｺﾒﾃﾞｨとしては物凄く王道なのだけど､ﾋｭｰのいつものへたれな感じがいまいち光ってないのですよ〜(汗) ｻﾗの毒が強いのか!?ｻﾗの演技はＳＡＴＣそのまま…｡作品ごとにいろんな顔を見せてくれるのが俳優さんのお仕事だし､それを楽しみにもしてるのでちょっと残念な感じがします〜｡ｽﾄｰﾘｰ自体はとってもﾊｰﾄﾌﾙな展開｡ﾜｲｵﾐﾝｸﾞ･ﾚｲの人々が無関心のようでとっても暖かい人々なのが素敵でした｡殺人事件の証人っていう部分をもうちょっと上手く絡めてくれると､ﾊﾗﾊﾗﾄﾞｷﾄﾞｷが増して良かったかも〜｡大物共演なのに本当に残念｡
ひばなのｼﾈﾏの天地
2010年7月29日

｢噂のﾓｰｶﾞﾝ夫妻｣
ｾﾚｳﾞ·ｶｯﾌﾟﾙを演じるﾋｭｰ＆ｻﾗになんとなくしっくり来ないｲﾒｰｼﾞが拭えなくて､物語ももう一ひねりして欲しかったが､B級ﾄﾞﾀﾊﾞﾀ·ﾗｳﾞ·ｺﾒﾃﾞｨとしてはまぁまぁ楽しめる｡ﾎﾟｰﾙ＆ﾒﾘﾙ夫妻よりｸﾚｲ＆ｴﾏ夫妻の存在感が大きくて､ｸﾚｲ＆ｴﾏを演じるｻﾑ·ｴﾘｵｯﾄ＆ﾒｱﾘｰ·ｽﾃｨｰﾝﾊﾞｰｼﾞｪﾝはさすがの役者｡ﾆｭｰﾖｰｸのｾﾚｳﾞが"証人保護ﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑ"でもっていきなりｱﾒﾘｶの大田舎ﾜｲｵﾐﾝｸﾞに連れて行かれるという設定は中々面白い｡広大な草原をｼﾞｮｷﾞﾝｸﾞするﾆｭｰﾖｰｶｰの二人の姿が笑える｡
ﾖｰﾛｯﾊﾟ映画を観よう！
2010年4月7日

｢噂のﾓｰｶﾞﾝ夫妻｣　ﾌﾟﾗｲﾄﾞと期待
ｺﾒﾃﾞｨというのは笑いの中に人生というものを描くものだというのが持論だったりするのですが､まさに本作は現代の夫婦を描いていますよね｡相手との価値観の擦り合わせだけではなく､夫婦それぞれが自分の心の中で､自分のﾌﾟﾗｲﾄﾞと相手への期待値の擦り合わせをしなくてもいけないのでしょう｡たぶんそれにはそれぞれに努力が必要で､いっしょに話せるような場を普段から意識して持つようにしなくてはいけないのかもしれません｡ﾋｭｰ･ｸﾞﾗﾝﾄ､やはり彼はﾀﾞﾒ男が似合います｡これからもずっとﾀﾞﾒ男を演じていってほしいです(笑)
はらやんの映画徒然草
2010年4月4日

☆噂のﾓｰｶﾞﾝ夫妻(2009)☆
★★★ ふつ〜のﾗﾌﾞｺﾒでした｡とは言え､ｻｽﾍﾟﾝｽを絡めたのは､ちょっと新鮮で､ﾗｽﾄはﾄﾞｷﾄﾞｷして観てしまいましたし､想像がつくﾗｽﾄで後味も悪くなったので､観終った後の気分は､良かったです｡妻とやり直したい夫と､夫を許せない妻｡田舎でのｽﾛｰﾗｲﾌを経験し､お互いのあり方を見つめ直していく｡そこに典型的な？南部夫妻の保安官夫婦や田舎町の人たちが絡んで､彼らとﾆｭｰﾖｰｶｰ在住のﾓｰｶﾞﾝ夫妻との対比は可笑しく､私たちが笑いながら観ているうちに､彼らのわだかまりも､徐々に解けて行ったようでした｡
CinemaCollection
2010年4月4日

噂のﾓｰｶﾞﾝ夫妻
★★ 二人ともｽｹｼﾞｭｰﾙのぎっしり詰まった生活を営んでいて､いくら話し合おうと思っても､ﾆｭｰﾖｰｸにいる限り満足な時間が取れないという設定｡これが不自然に感じられないのであれば､この映画は大成功｡昼間はﾛﾃﾞｵ大会などが催され､夜はﾆｭｰﾖｰｸでは目にできない星空を見上げることができる田舎に行かされて､云々というｱﾒﾘｶの金持ちを巡ってのお気楽極楽な映画｡
映画的･絵画的･音楽的
2010年4月1日

｢噂のﾓｰｶﾞﾝ夫妻｣劇場まで行く価値はない､自分はﾌｧﾝなので劇場へ
★★★ 脚本は見所なし､ただ自分はｻﾗ･ｼﾞｪｼｶ･ﾊﾟｰｶｰのﾌｧﾝなので彼女が画面を動き回るだけで満足｡お互いがお互いの中に何を見つけて幸せな日々を送っていたのか､そこが全く分からなかったので余計と二人の今後がどうなるかはあまり興味の持てないという､映画としては致命的な展開｡でも､田舎に行こうと制約があろうと強力なﾊﾟﾜｰを持つ都会のｾﾚﾌﾞは何の変化も無く自分のﾗｲﾌｽﾀｲﾙを貫くので､その田舎の対比は面白かった｡ｻﾗ･ｼﾞｪｼｶ･ﾊﾟｰｶｰは役の幅がないのでこの路線で行くしかないが､今後を考えると厳しいかな｡
soramove
2010年3月30日

噂のﾓｰｶﾞﾝ夫妻
★★★ ﾋｭｰ様っぽいというか…あいかわらずこの役がぴったりだよね〜♪あの頼りなくだらしない男の役は本当にぴったりだよね〜｡もｰ大好きﾋｭｰ様〜って感じでﾆﾔﾆﾔしておりました☆そしてその相手はｻﾗ･ｼﾞｪｼｶ･ﾊﾟｰｶｰだもん､あいからずｵｼｬﾚだったわ〜♪しかし話の内容はありえなかったんだけどね｡だけど､結構ﾋｭｰ様の口だけｷｬﾗはおもしろかったわ｡熊におそわれているｼｰﾝなんて笑った笑った♪この夫婦より｢仲直りの為にﾃﾞｰﾄに誘う｣っていった､彼女たちを受け入れた夫婦のほうがｽﾃｷだったわ〜｡
C'est joli〜ここちいい毎日を〜
2010年3月29日

自分を手放した場所で手にしたﾓﾉ｡『噂のﾓｰｶﾞﾝ夫妻』
★★★★ ただのﾗﾌﾞｺﾒ映画と言ってしまえばそれまでの映画なのですが､思いがけず最後は感動してしまう作品でした｡電話もPCも自由には使えず､限られた施設と設備の中で共同生活を強いらるふたり｡そしてふたりの存在を抹消しようと追いかけてくる犯人…｡私が一番心を動かされたのは犯人に追い詰められ窮地に立たされたｼｰﾝでした｡何もかもを手にしていたように感じられたｾﾚﾌﾞなﾓｰｶﾞﾝ夫妻でしたが､本来の自分たちの姿を手放した場所で一番大切なﾓﾉを手にしたという､ちょっぴり心がｼﾞｰﾝとさせられる作品でした｡
水曜日のｼﾈﾏ日記
2010年3月27日

『噂のﾓｰｶﾞﾝ夫妻』　（Did You Hear About the Morgans?）
★★★ 完璧なｾﾚﾌﾞｶｯﾌﾟﾙというよりは能天気なお馬鹿夫婦｡都会育ちのｶｯﾌﾟﾙが､ｶｳﾎﾞｰｲの世界でどれだけ対応出来るのかを面白おかしく見せる作品｡相変わらずｸﾞﾗﾝﾄはﾋﾛｲﾝの引き立て役で情けない役ばかり｡作品としては面白く笑えるｼｰﾝがあった｡だけどﾓｰｶﾞﾝ夫妻のささいな喧嘩とすぐに好きになったりと変わった夫婦で考え方もおかしい｡ﾒﾘﾙ役のｻﾗは今回もよくしゃべるが男まさりなｷｬﾘｱｳｰﾏﾝを熱演していた｡田舎で二人を世話するｸﾚｲとｴﾏ夫妻がとてもすてきなｶｯﾌﾟﾙでした｡
Mooovingな日々
2010年3月23日

噂のﾓｰｶﾞﾝ夫妻 / Did You Hear About the Morgans?
★★★ 普通にちょこちょこ笑えたくらい｡一度壊れた関係が､1つの事件によって段々と信頼と愛を取り戻す｡それがｺﾒﾃﾞｨらしくﾕｰﾓｱ交えておﾊﾞｶな展開なのがgood! 部下の二人もうちょっと顔の知れた若手使ってｷｬﾗ膨らませたら面白かったのにな｡夫の浮気を許せるか？っていう大きなﾃｰﾏ？はそれほど重要じゃなかった｡もちろんﾗｽﾄはﾊｯﾋﾟｰｴﾝﾄﾞ｡ｻﾗっと観られるｺﾒﾃﾞｨ｡ｴﾝﾄﾞﾛｰﾙにかかったのはなんとﾋﾞｰﾄﾙｽﾞの名曲｢恋を抱きしめよう｣ｽﾃｨｰﾋﾞｰ･ﾜﾝﾀﾞｰのｶﾊﾞｰ版！このｾﾝｽが好きです♪
我想一個人映画美的女人blog
2010年3月20日

＊噂のﾓｰｶﾞﾝ夫妻＊
もう〜最初から笑ってしまいました｡この映画は離婚の危機にある夫婦の再生の物語であると同時に､生粋のﾆｭｰﾖｰｶｰがまるで外国のような田舎町で暮らすとどうなるかもﾎﾟｲﾝﾄでこの部分が面白い〜〜｡全編に渡ってとにかくﾎﾟｰﾙとﾒﾘﾙの掛け合いが最高！ 特にﾒﾘﾙは理屈っぽいし､それをｼｬﾚたｼﾞｮｰｸで切りかわすﾎﾟｰﾙのｾﾘﾌも面白くひとつひとつ聞きごたえあります｡田舎で彼らを預かる保安官夫妻も､基本的にとても上品なのにﾜｲﾙﾄﾞで彼らとの対比が見事でした｡
Cartouche
2010年3月18日

『噂のﾓｰｶﾞﾝ夫妻』(2009）/ｱﾒﾘｶ
★★★ 映画としては予定調和と言いますか､何となく先が読めちゃう感じなんですけど､わかってても最後まで引き付けちゃうところはやっぱり主役2名の力なんでしょうね｡実際にこんなことが起こったらかなり笑えないはずなんですが､そこはｾﾚﾌﾞという設定で図全て解決してしまったり…(笑) お金持ちはｽｹｰﾙ違いますから〜｡ﾜｲｵﾐﾝｸﾞの保安官夫妻？ がｶｯｺよく､いい味出してました｡お気軽に楽しめた作品です｡
NiceOne!!
2010年3月18日

噂のﾓｰｶﾞﾝ夫妻
結構面白く楽しめる内容でした｡ｽﾄｰﾘｰは王道で予想どおりの展開です｡個人的にはﾓｰｶﾞﾝ夫妻よりも､ﾓｰｶﾞﾝ夫妻のそれぞれの秘書同士のﾛﾏﾝｽの行方のほうが気になりました｡それとﾜｲｵﾐﾝｸﾞの自然が雄大で素晴らしいですね｡ﾓｰｶﾞﾝ夫妻が夜空に感動してましたが､あの気持ちはよく分かります｡ああいう自然の中で満点の星空を見てると心が洗われますね｡
だらだら無気力ﾌﾞﾛｸﾞ
2010年3月18日

噂のﾓｰｶﾞﾝ夫妻
序盤から展開が読めつつも､ｸﾏに遭遇し｢自爆｣したり､ﾒﾘﾙとﾎﾟｰﾙの夫婦漫才のようなﾎﾞｹとﾂｯｺﾐなど､結末までの成り行きがとても良かったですね｡結末も非常に後味が良く､すっきりした気持ちで映画館を後にできました！ 都会では目にできない満天の星空を見ながら､結婚式の誓いを思い返し､2人の隔たりがなくなるｼｰﾝはとても印象的で､｢たとえ､夫婦関係が冷え切っていても､きっかけさえあれば､修復できるんだ｣ということを如実に表現していたと思います｡
必見！ﾐｽﾀｰｼﾈﾏの最新映画！
2010年3月17日

噂のﾓｰｶﾞﾝ夫妻
王道のﾛﾏｺﾒ､でもいっぱい笑ってちょっと感動しました｡彼らを引き受けてくれているｳｨｰﾗｰ夫妻とする乗馬や銃なんかでだんだん距離が元に戻って行く感じが良い｡特に満点の星空で結婚した当時の事を思い出しながら話してるｼｰﾝはﾛﾏﾝﾁｯｸ｡ﾎﾟｰﾙが妻を守ろうと必死になってる姿はちょっと感動して胸が熱くなったし､窮地に陥ったﾎﾟｰﾙを助けるべくﾚｲの街の人々が手を貸してくれるのにも感動しました｡そうそう脇役ではあるけれどﾒﾘﾙとﾎﾟｰﾙの秘書のやり取りも面白くて大好き｡ﾋｭｰ･ｸﾞﾗﾝﾄ､歳をとってもﾀﾞﾝﾃﾞｨで素敵｡
Diarydiary!
2010年3月16日

【噂のﾓｰｶﾞﾝ夫妻】
元々あまりﾗﾌﾞｺﾒは好きじゃないんだけど､最近は苦手意識も薄れてきたのと､お約束なｲﾗｲﾗ展開がなくなってきているような気がします｡こちらもｻﾗﾘと楽しめました｡離婚危機の二人が普段の生活から離れて､ﾊﾟｿｺﾝも携帯も電話も使えず仕事も出来ない状態でお互いのことを見つめ直し､田舎ののんびりとした生活に触れて人生考え直す｡もうちょっと緩やかにでもいいｴﾋﾟｿｰﾄﾞがあると良かったかな｡ちょっとﾄﾞﾀﾊﾞﾀが多すぎで感動ｼｰﾝがなかったのが残念｡ちょっとﾊﾗﾊﾗ､でも楽しく軽やかに見れる映画でした｡
日々のつぶやき
2010年3月16日

噂のﾓｰｶﾞﾝ夫妻
ﾏﾝﾊｯﾀﾝの不動産会社の社長である妻と､全米屈指の弁護士である夫の夫婦の危機を描いたｺﾒﾃﾞｨだ｡映画を見た直後はｹﾞﾗｹﾞﾗ笑っていい気分になったけど､"証人保護ﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑ"の適用になった案件の展開に共感できなかった｡彼らが送られたのは､ﾛｯｷｰ山脈の北寄りにあるﾜｲｵﾐﾝｸﾞ州｡のどかな自然に囲まれて､朴訥な人々に接していけば自然に争いごとは解決していく｡ﾛﾃﾞｵのｼｰﾝも出てきていい雰囲気になるのに､彼らがﾆｭｰﾖｰｸに帰ることができるお話の展開はあまりにも都合がよすぎる｡
とらちゃんのｺﾞﾛｺﾞﾛ日記-Blog.ver
2010年3月15日

[映画『噂のﾓｰｶﾞﾝ夫妻』を観た]
たまらなく面白かったです^^ 物語はありきたりなので､私が見るのはｺﾒﾃﾞｨの切れの良さや､男の情けなさ､ﾋﾛｲﾝの可愛らしさだ｡男が見ていてｸﾞｸﾞｯとくるのは､必死に口説く男の｢頑張り｣に､女が心を開く､その一瞬なのである｡おい､ﾎﾟｰﾙ(旦那の役名)､そのｷｽの柔らかさを心に刻んで､もう浮気すんなよ！ 二人を取り巻く人物たちも魅力的で､また､ｶｳﾎﾞｰｲの世界･ﾜｲｵﾐﾝｸﾞ州の面々も素晴らしい｡ｸﾗｲﾏｯｸｽに､ﾜｲｵﾐﾝｸﾞのｵｰﾙｽﾀｰｷｬｽﾄが協力してくれる展開も素晴らしかった^^
『甘噛み＾＾ 天才ﾊﾞｶ板！』
2010年3月15日

噂のﾓｰｶﾞﾝ夫妻 / Did You Hear About The MORGANS?
妻ﾒﾘﾙを演じるのはｻﾗ･ｼﾞｪｼｶ･ﾊﾟｰｶｰ｡田舎のﾜｲｵﾐﾝｸﾞ州に何も無いことにｼｮｯｸを受けるﾆｭｰﾖｰｶｰを上手く(面白く)演じています｡夫ﾎﾟｰﾙはﾋｭｰ･ｸﾞﾗﾝﾄ｡彼はｲｷﾞﾘｽ人なわけですが､NYの敏腕？弁護士を無難に演じています｡主演の二人はさておき､中々面白いのが､二人の秘書達｡始めから､二人は気の有る通しと言う雰囲気なんですが､最終的には結婚？している見たいです(笑) ちなみに､それぞれのﾎﾞｽと同様､女性の方が強いです(爆) 基本､ﾗﾌﾞｺﾒﾃﾞｨｰです｡｢浮気したけど妻が好き｣ あると思います｡
勝手に映画評
2010年3月13日

噂のﾓｰｶﾞﾝ夫妻
★★★ 可もなく不可もなく､そこそこ楽しめるﾄﾞﾗﾏという感じ｡ﾓｰｶﾞﾝ夫妻は"証人保護ﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑ"を発動され､ﾜｲｵﾐﾝｸﾞ州の田舎町へと隔離される｡随所に笑えるｼｰﾝも盛り込んであり､私が勝手に命名した"熊の三段活用ﾈﾀ"などは普通に計算された前ふりから続く面白いｼｰﾝでした｡上手く行きそうでまた離れる､そんなことを繰り返すﾓｰｶﾞﾝ夫妻に夫婦の道理を説いたのは保安官のｳｨｰﾗｰ夫妻｡ﾛﾏｺﾒだけに例によってﾊｯﾋﾟｰｴﾝﾄﾞ｡捻りも深みも全くないですが､その分安心して観られるｵｰｿﾄﾞｯｸｽな作品でした｡
LOVE Cinemas 調布
2010年3月13日

｢噂のﾓｰｶﾞﾝ夫妻｣ﾗﾌﾞｺﾒの王道､ここに極まる（＾＾；！
主役2人の顔合わせから､事前にある程度は想像しておりましたが､いやはやここまでとは…｡ここまで軽いﾉﾘの映画(しかも一応"ﾊﾘｳｯﾄﾞ大作")も､最近ではなかなか珍しい(？)ですね｡笑いあり､ﾁｮｯﾄしんみりもあり､"超"が付くほどﾍﾞﾀﾍﾞﾀな展開もある､まさに"ﾗﾌﾞｺﾒの王道"とも言える作られ方をしているこの映画は､この春"ﾗﾌﾞﾗﾌﾞ･ｶｯﾌﾟﾙ"が見に行く"お手軽ﾃﾞｰﾄ･ﾑｰﾋﾞｰ"としては､ﾋﾟｯﾀﾘだと思います｡ｻﾗ･ｼﾞｪｼｶ･ﾊﾟｰｶｰはﾄﾞ田舎へﾄﾊﾞされちゃいます｡素(？)の彼女の魅力をたっぷりとご堪能あれ！
ｼﾈﾏ親父の“日々是妄言”
2010年3月12日


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