イントゥ・ザ・ワイルド:作品を観た感想(32)

イントゥ・ザ・ワイルド〜Into the Wild
”本当の幸せ”や”誰の為に生きる?”、”世界の真理”といったテーマがありますが、僕としてはまずは見てほしいです。絶対”何か”を感じるはずですから。
【ジャンル別映画・時々深夜アニメ】
2012年1月24日

映画『イントゥ・ザ・ワイルド』を観て
彼を理解していた妹にも何も告げずに家出し、DVの父と裕福な家庭に嫌気がさし、自分の人生を全うしようとしたクリス。その名前の通り(クリスはクリストファーの愛称でキリストを意味する)巡礼者として放浪した後、現代社会の喧騒から離れた所に自分の居場所を模索し、でも放浪の途中で知り合った人たちとは気さくに交流する。クリスを演じたエミール・ハーシュはショーン・ペン監督の要求に見事に応えた演技だったと思う。また、この作品は映像と音楽の良さも目立っていた。
KINTYRE’SDIARY
2011年2月10日

イントゥ・ザ・ワイルド
もう一度観たいと思ったほど、良い映画だった。ロードムービーは大好きなんですが、普通のロードムービーとは一味もふた味も違う素晴らしい作品だった。時間軸がありますが、とても分かり易く描かれていて構成もとても巧い。ショーン・ペンの傑作。クリスの旅ですが、誰もがこんな気持ちを持った事があると思う。この実在した人物クリスの旅を批判的に言う方も多かったらしい。現実っていうものは厳しいものですからね。カメラ目線ではしゃぐ場面があったんですが、一緒に旅をしているような不思議な感覚。なかなか勇気のある演出をしています。
元レンタルビデオ屋店長の映画感想
2010年2月21日

そして若者は旅に出るI 「イントゥ・ザ・ワイルド」 DVD
本好きで多くの古典から彼の思想が構成されている様に、自然も本から学んで、場合によっては経験者の話も聞くが、一気に短期で本番に適用しようとする。無謀過ぎる。彼の行為はある種の傲慢とさえ写ってしまう悲しさがある。偽善的な人間を不信に思い、己の力で立つことを望んでアラスカの荒野を望んだ旅であったが、皮肉な事か、寧ろ旅の途中で出合った、「人間」との交流の方が彼に寄り添っていた。かくも自然は厳しい。若さは勇敢であり悲しい。
しぇんて的風来坊ブログ
2009年11月5日

≪イントゥ・ザ・ワイルド≫
家族のことは他人には解らないとは思うけど、ここまでもうキッパリと家族を捨てる必要はなかったように思っちゃった。どうしても結局はお金持ちの男の子の我侭ってしか見えなくて〜。一番嫌いだったシーンはお金を燃やすとこ。何も必要ない〜!! って叫ぶ割には、銃は持っているし銃弾だって買うんだろうし…あ〜何だかとっても気に入らない。男性の好みの映画なのかな〜とも思うんだけど…。
日々のつぶやき
2009年9月24日

mini review 09392「イントゥ・ザ・ワイルド 」
★★★ 「無謀な冒険」などと言ってもしょうがない。彼はフラフラと彷徨したわけではないのだから。彼は彼なりに、自分を生きるため、自分を発見するために、生き延びることで何かを得るために、NORTHを目指したのだから。その2年の行程を通じて、彼の覚悟は、最後まで揺ぎ無かったのだから。たしかに短いけれど、「両親」に対する絶望から、そして物質社会に対する疑問から、自分ひとりの責任で行動を律し、念願のアラスカの地で「マジックバス」の拠点を得たのだから…。
サーカスな日々
2009年9月22日

イントゥ・ザ・ワイルド
★★★★ 若かったってのもあるし…クリスは頭がよすぎたんやろなぁ。それがある意味カレの悲劇となって…エンドロールでクリス・マッカンドレス本人の写真が映し出されたけど、カレを演じたエミール・ハーシュそっくりの、穏やかな笑みを浮かべた好青年だった事がさらに私を切なくさせた。1番響いたセリフは「実際の強さよりも強いと感じる心」ってとこ!あの一瞬でなんか励まされた!! 「幸福は誰かと分かち合ってこそ真実のものとなる」って言葉を残したクリスからは家族や出会った人たちに対する感謝の想いが伝わってきた!!
Addict allcinema 映画レビュー
2009年7月6日

イントゥ・ザ・ワイルド
優秀な人間が「冒険」に身をやつすことを好まないです。文明を拒否しながら、かれは恩恵を完全に捨てることはしなかった、必要なものをセレクトしただけです。強力な銃、頑丈な靴、なにより主食が米であったこと。若くて強くて敏捷に動ける者は、文明を拒否する「傲慢」が許されるけど、弱者にとって文明こそ、かれらを守ってくれるもの。もちろん、かれの行動を一種の究極の生命のありよう、と見る見方があっても当然と思います。
キノ2
2009年2月27日

イントゥ・ザ・ワイルド-☆☆☆-
★★★ 旅している間ほとんどいろいろな人が思わず気にかけてしまう。好きになってしまうクリスという人物。彼も相手のことが大好きになってしまうわけです。でも相手に「行くの?」と聞かれたら迷わず「いく」と答える。そこまで追い詰められた「何か」を感じる…わたしたちも持っている「何か」を思い出して重苦しいかけらをどう消化すればいいのかを考えさせられる作品です。
not simple.
2009年1月30日

イントゥ・ザ・ワイルド
★★★★★ 青年クリスの魂の叫びが聞こえてくるような映画でした。自由を求める孤独な旅は長すぎない方がよいと思います。考えすぎると何が何だか分からなくなるだけの私は、クリスの思考レベルではありませんが、彼の行動には共感できるのです。
玄米遊女夢映画
2008年12月22日

イントゥ・ザ・ワイルド 【彷徨いて 見つけたるもの まことの名】
映像の美しさは感動的。余計な台詞はなく、ただ提示される大自然とその懐に入り込んだ一人の青年の表情が良い。見上げる空に飛行機雲。この描写は、どんなに離れたつもりでいても文明の中に生きていることの、繋がっていることの証。とても象徴的。人は一人では生きていけない。その意味を深く、限界を超えて深く感じた青年クリスの思いが痛い。クリスの旅と同時に語られる彼の家族の苦悩もまた心に痛い。
猫の毛玉 映画館
2008年11月14日

イントゥ・ザ・ワイルド
難しい映画でした。でも観終えてジーンときました。親を否定して、理由もなく他人に惹かれる…しかし思うのです。自分にもこういう日もあった。彼を「馬鹿だ」というのは簡単です。でも彼は純粋な「生」を実感するために「荒野」に行ったのです。やせ衰えていく自分の姿を見て初めて「生」を感じたというのはどうにもやりきれないのですが、それが事実なのでしょう。
eclipse的な独り言
2008年10月9日

映画『イントゥ・ザ・ワイルド』
世俗的な価値観に背を向けて、絶対的な自由の下に誰も傷つけずに生きる道を模索した青年の記録です。クリスの放浪は、あまりに生き生きしていて、明るく元気で、破天荒で野生的でポジティブ。旅の先々で出会う人たちと影響を与え与えられる様は、なかなか素敵です。
健康への長い道
2008年10月5日

イントゥ・ザ・ワイルド
長かったでしたが、中々いい映画でした。賢いがためにいろいろ考えて悩んで、最終的に自分が求めていることの答えにたどりついたのに、だけどその時には皮肉な結果となってしまった結末が切ない。かなり見ごたえがありました。主演のエミール・ハーシュはすごい。よくもあそこまで痩せたなと。そのプロ根性に脱帽です。
だらだら無気力ブログ
2008年10月4日

『イントゥ・ザ・ワイルド』 ショーン・ペン監督
すごく良かった。演出過剰かな、とか、音楽過剰かな、とか思わないでもないけど、そんな表面的なことを云々したくない気持ちだ。とにかく主人公はじめ登場人物たちを好きになり、その出会いと別れに心動かされた。クリスは物質文明を嫌悪しているけど人嫌いなわけではなく、旅の途中でであう風変わりな人々との交流がすばらしい。
本、映画、音楽
2008年9月27日

イントゥ・ザ・ワイルド
★★★★ クリスの行動を若さゆえの無謀さと片付けるのは簡単で、彼が犯した過ちを批判することもできるのだけど、でも、そうせずにはいられなかったクリスの子供時代からの苦しみを考えずにはいられないのです。なによりも、もし、彼が荒野を生き抜いて無事に戻ってきた時に、彼が歩んだかもしれない将来の可能性を思うと、やりきれない気持ちになりました。
りらの感想日記♪
2008年9月23日

イントゥ・ザ・ワイルド
★★★★★ 感動した。長い時間も苦にならなかった。いつの間にかクリスと同じく、スクリーンの大自然の中で、考えている自分がいた。何事にもとらわれない自由を求めるクリス。くだらない関係、欲望を否定する一方で、共感してくれる相手も欲しい。自由は孤独だ。
映画初日鑑賞妻
2008年9月22日

映画「イントゥ・ザ・ワイルド」
最初のほうでは長くて退屈な映画かなと感じていたけど、文字通り身体の震える思いが何度かした。一番興味を抱くのはやはりその若者の生き様と暗闇、映画ではその過程が巧みに配されている。革職人の老人ロンとの出会いが物語のクライマックスと言っていい、掛け合いが見事、ロンの言い表しようのない涙には深い感慨を覚える。魂を揺さぶられると言っていい〜衝撃の実話の映画化〜
茸茶の想い ∞ ?祇園精舎の鐘の...
2008年9月20日

「イントゥ・ザ・ワイルド( INTO THE WILD)」映画感想
★★★ 彼の行動は余りにも無計画に見えて仕方が無い、アラスカの荒野を目指すのは良いとして、闇雲に彷徨っているだけで、大学で最高レベルの成績を残せる頭脳を持ちながら、賢いとは言えない行動でした。テーマは人間の幸福とは何か、真の自由とはどんな物かと突きつけてくる。ただ映画としては長かった、途中退屈に感じてしまったのがマイナス点。それでも見て良かったと思える作品でした。
Wilderlandwandar
2008年9月20日

イン・トゥー・ザ・ワイルド」荒野を目指して
★★★★★ 「荒野へ」いい言葉だ、実際にそれをするのはロマンだけでは許されない苛酷さも味わう、普通はそんな覚悟はないからガイド付きの疑似体験で済ますが、自分の足でそれを体験しようと実話の映画化だ。映画には作り物でない本当の輝きが閉じ込められ、その輝きを見ることが出来る幸せを何度もかみしめたい。傑作の誕生だ。ラストはハッピーエンドって訳じゃないのに、ネガティブな印象はない、彼の旅を見させてもらえて嬉しかった。
soramove
2008年9月18日

『Into the Wild』イントゥ・ザ・ワイルド
終った後に酷く考え込んでしまった。オトナになるために受け入れなくてはならないことは「妥協」ということに気付くのではやっぱり少し遅いのかもしれない。頭の良さゆえのバカな行動もまた人間臭い。私は怖いから自分から危険は冒したくないけど理解できる人には出来るのかもしれないね、彼の行動も。エミール・ハーシュの演技も脇を固めるほかの面々の演技もとにかく素晴らしかった。そして何より、やっぱりこれをとったショーン・ペンだよね。
キマグレなヒトリゴト
2008年9月16日

イントゥ・ザ・ワイルド
夢に向かって突き進んでる時って周りが見えない。忠告も耳に入らない、だからこそ勢いで前に進めるんだろう。でもね…人は一人で生きるようにできていない。誰の人生も無駄な事はないはずなのに…心残りでしかないのはなぜだろうか?どんな結末が私の好みだったのだろうか?過去から、親から、抑制、面倒な義務からただ自由孤独を求めた逃避の旅…クリスが行き着いて見つけたものはこれだった…
カトリーヌの雨傘
2008年9月12日

「イントゥ・ザ・ワイルド」
"自分探しの旅"であり、都会育ちの青年の無謀な冒険とも見えますが、背景にある様々な問題は理解できるものが多く、一つひとつの出来事や出会いから何かを学ぼうとする姿勢にも共感を覚えました。クリスがやっと気付いた「自分にとっての幸せとは何か」そしてそれに気付いたことで、自分を取り戻していく過程に感動しました。何も考えずに流されて生きるより、彼らしい生き方だったと思います。
ハピネス道
2008年9月12日

イントゥ・ザ・ワイルド
彼はなぜアラスカを目指したのか。それにしても、なぜ弾が尽きれば役立たずのライフルで、もっと素朴で持続可能な釣り道具は持ってなかったのだろう。目前に川が流れているのに。現実的行動というより宗教的行動に近く、しかも間が抜けている。文明を捨てると言い放って、中古のダットサンを捨て、紙幣も捨てながら、ヒッチハイクにバイトって、支離滅裂。彼はあのマジックバスで何をしようとしていたんだろう。
佐藤秀の徒然\{?。?}/ワカリマシェン
2008年9月12日

120○イントゥ・ザ・ワイルド
素晴らしい!感嘆した。私たちは、なんて無駄なものばかり背負ってしまってるんだろう。映画の中で心の底から深呼吸をすることが出来た。これは単なるロードムービーじゃない。人生の答えすべてがここにあるのだから。探し求めていた答えが見つかるのは、旅の結果なのだから。人生の全てをかけた戦い、それが自分探しの旅なのだ。くっそー、カッコいいな、ショーン・ペン…。
レザボアCATs
2008年9月11日

『イントゥ・ザ・ワイルド』
自らが大きな波に飲まれどんどん矮小化されていく中で、逆に力の限り「自分の物語」を見つけ出そうとする。決して時代や大自然のサイクルに埋没しない。これはエコやロハスの映画なのではなく、その意味でとてつもないほど自分本位の映画だ。だからこそ、目の覚めるほど圧倒的な生の物語に成り得ている。取り替え可能なものなど何ひとつない。人間の生き様がこれほど力強く刻印された作品も久しぶりだ。
セガール気分で逢いましょう
2008年9月10日

『イントゥ・ザ・ワイルド』:優しい視線で描かれる、青臭くも輝きのある理想主義
この映画から暗い皮相さはまったく感じない。そのトーンは明るく優しさに満ちている。それは彼が旅のなかですれ違う人々が、どれもあたたかい視線のもとに魅力的に描かれているからだろう。さまざまな問題や孤独を抱え、どうしようもなく頑固だったりするその「脇役」たちとクリスとの交錯は、みな味わい深い。本来なら物語は「結末」から始まらねばならなかったと私は思う。
Yamori on an Elephant's Back
2008年9月2日

「イントゥ・ザ・ワイルド」
淡々と物語はできていて、時折その自然の美しさ、動物、植物、空、大地、水…、そんなものに対する映像の美しさにはかなりのこだわりが感じられて、超大作も我慢が出来たのかもしれません。主人公の彼の繊細な心が私には理解することができず、単なるわがままな親不孝者としか思えませんでした。いい人たちに巡り合えたことは幸せだけれども、自分の夢や希望の持って行きどころ、違った方向なんじゃないかなって思いました。
てんびんthe LIFE
2008年8月31日

イントゥ・ザ・ワイルド/INTO THE WILD
穏やかな気持ちになって、退屈にはならずに観てた。最後の章にたどり着いたとき、そこからが良かった。映画の中で、人生において必要なのは実際の強さより強いと感じる心だ。一度は自分を試す。一度は太古の人間ののような環境に身を置くこと自分の頭と手しか頼れない過酷な状況に一人で立ち向かうこと。と言ってる。それでも、結局彼が旅の終わりに感じるのは、、、。
我想一個人映画美的女人blog
2008年8月29日

『イントゥ・ザ・ワイルド』
その放浪の過程を描いていく中で、主人公のキャラクターを掘り下げていく展開になっているんですけど、それがとてもよかった。物質的に豊かな生活を送ることへの警鐘を鳴らす作品でもあるし、生きるとは?幸せとは何なのか?といった要素も考えさせられる作品であると思います。そして、息をのむようなラストシーンの映像と音。今でも思い出すと泣きそうです。とても素敵な作品でお勧めです。
cinema!cinema! ミーハー映画・...
2008年8月28日

映画「イントゥ・ザ・ワイルド」を試写会にて鑑賞
長尺作品でありながら、様々なエピソードを積み重ねダレルことなく一人の青年の歩んだ道を丁寧に描いている。主人公クリス・マッカンドレスも、原作となった「荒野へ」も知らないで見たのだが、無鉄砲な彼の生き方に非常に興味を持ち共感もしてしまった。「若気の至り」という言葉を思い出すがクリスの行動は度を越しすぎてしまったのだろう。改めてショーン・ペンを見直す作品でした。
masalaの辛口映画館
2008年8月28日

イントゥ・ザ・ワイルド
凄く元気を貰いました。人間、他人のことはよくわかる。クリスや出てくる登場人物は大きな孤独を抱えている。でもその誰もが自分が感じていること、やっていることと正反対のアドバイスを他人にはするのだ。そして気づく。ラストは私にはちょっと意外な感じもしたが、自然なことでもあった。ショーン・ペンの作品はちょっと辛いです。でもとても温かいと思います。
映画、言いたい放題!
2008年8月25日


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