戦場のレクイエム:作品を観た感想(6)

戦場のレクイエム
中国共産党と国民党(台湾国民党)の全体の話ではなく、隊長のグー・ズーティという一人の男の話なのだが、深く掘り下げている訳でもなく、中途半端さが目立つ。中国共産党軍から描く(中国映画だからあたりまえだけど)英雄物語ってやはり違和感がある。反戦映画だろうが、これも中途半端だ。しかし中国にしては進歩している。[プライベートライアン] のシークエンスが戦争映画指南になっているように感じる。映像の凄まじさは凄いが、二番煎じなのは否めない。
元レンタルビデオ屋店長の映画感想
2010年2月23日

mini review 09415「戦場のレクイエム」
★★★ グーはなんとしてでも、炭鉱跡を発見し、仲間の名誉を称えたいし、きちんと祀ってあげたい。部隊全滅のあの日から、グーの脳裏には、ラッパの音が鳴り響いて止むことはなかったのだろう。数十人を引き連れる中隊長に過ぎないとはいえ、前線では自分がみんなの命を預かっている。そこでは体を張った、また厳しくもあるが情もあり、仲間を思うリーダーの姿がある。しかし、戦争に狩り出された何百万人の兵士たちは、結局のところ「駒」である。どんな戦争にも無名兵士の「前線」がなくなることはない。
サーカスな日々
2009年10月29日

戦場のレクイエム
★★ 中国国民党と人民解放軍(中国共産党)の内戦の戦争映画。中国の映画であり、共産党の視点だから反戦映画ではない。とは言え戦争を礼賛している訳でなく、勇気の無い兵士も描かれている。一人生き残った連隊長が、失踪扱いとされてしまった戦友の名誉回復に奮闘する話。事実が元だそう。かなり迫力のある戦闘シーンは、たいして感動する映画ではないが、渾身の力作ではある。
ダイターンクラッシュ!!
2009年1月29日

戦場のレクイエム
見ごたえある内容でした。前半の戦闘シーンは激しく臨場感ありました。ただ部下たちの顔が判別しづらく誰が誰なのかよくわかんなかったですが。中国映画としては内戦ものを扱うって中国も少しづつ変わってきてる気がします。一昔前なら、扱えなかったテーマだと思うので。この映画は前半の激しい戦闘シーンよりも後半のグーの生き様がメインとなっており、グーの部下の名誉のための戦いにぐっときます。
だらだら無気力ブログ
2009年1月28日

戦場のレクイエム
★★★ 前半は戦闘一色。途中で少し飽きてしまうのが正直なところですが、後半でグーの心情や47人の部下のおかれた立場を語るのにはやはり戦場シーンが必要だったのだと思います。グーが疾走扱いの部下たちの骨を捜す信念には生き残った者の使命が感じられました。混乱と窮地の最中に起きてしまう理不尽な出来事にはホント、言葉を失いますね…。真実を知っても知らなくても苦しむことになるのは悲しすぎます。
☆試写会中毒☆
2009年1月18日

『戦場のレクイエム』
前半の戦争シーンは銃撃であったり爆発であったり、かなりグロテスクに容赦なく映像化されている。映像の攻撃度が高すぎて感動を呼ぶっていう感じの作品になっていないような…。感情を後追いさせるのが難しいタイプの作品だという風に感じたかな。主演のチャン・ハンユーは臨機応変な対応ができる人物を寡黙で男臭いキャラクターとして演じていたと思う。ラストに響く銃声の響きはとても物悲しい音色に聴こえた。
cinema!cinema!ミーハー映画・DVD
2009年1月18日


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