ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男:作品を観た感想(4)

ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男
★★★ 捏造、でっち上げもここまで規模が大きいと逆にすごいと思う!というか度胸があるよね。テンポもいいし、出版社の人たちの見事な騙されっぷりが笑えるし、アーヴィングとディックの様子がハラハラしちゃうんだけど面白かったです。お話の展開と同時に、当時のアメリカの政治の裏側も並行して描かれてるので興味深く観られました。この一件が後の有名な事件のきっかけになるのかーとか(笑)。出てくる出来事がどこまでが真実かそうでないのかあれこれ考えながら楽しめました。ただの詐欺男の軽い話だけじゃなかったところがいい重さにになったのでしょうね。
新・映画鑑賞☆日記・・・
2011年9月28日

「ザ・ホークス〜ハワード・ヒューズを売った男〜」
★★★ 映画自体は小粒でストーリーとリチャード・ギアの熱演で引っ張っていくが、どこまでが事実なんだろうと思いながらサスペンスタッチの映画を面白く見た。主人公は詐欺で告発され幕を下ろすが、ハワード・ヒューズは偶然の事件から当時の大統領を陰で揺さぶったのかもしれないという、嘘かほんとか、そんなふうに考えるもの楽しい。2006年製作の映画が何で今頃?リチャード・ギアも様々な表情を見せ、いつものよな紳士的な彼ではないギリギリの精神状態の落ちぶれた作家を熱演。世の中には自分達の知らない様々なことがうごめいているんだろう。
soramove
2011年6月15日

ザ・ホークス〜ハワード・ヒューズを売った男〜
★★★ 主人公達の度胸と詭弁が巧く重なり合い途中までスムーズに進むのだが、まあ嘘はバレてしまう。話の中でアーヴィングの嘘で危機をどうにか乗り越えて行くかという場面は面白く観れるし、リチャード・ギアのとぼけた感じが妙にマッチしている。ただもう一つ映画としての派手さがないために単調に感じてしまう点も否めないのが少し残念だ。ハワード・ヒューズ関連としてマーティン・スコセッシの[アビエイター]を観たり、ウォーターゲート事件なんていうこの時代の背景を知っている方がこの作品を楽しめるだろう。
Memoirs_of_dai
2011年5月8日

ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男
★★★ この作品の面白いところは、嘘で嘘を塗り固め、嘘も100回付いていると真実に思えてくるという人間の心理が上手く描かれている点と、ハワード・ヒューズという謎に包まれた大富豪とニクソン大統領という政治と経済の2大パワーの狭間で翻弄される個人上が手くサスペンスタッチに描かれている点。歴史に残る詐欺事件が実は国家的な陰謀の一部でしかなかったという本作の描き方は実に興味深い。惜しむらくは途中まで売れない作家の詐欺事件を描いた作品になってしまっていること。とはいえ、サスペンスストーリーとしてとても愉しめる一作だと思います。
LOVE Cinemas 調布
2011年5月5日

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