色即ぜねれいしょん:作品を観た感想(15)

《色即ぜねれいしょん》
ユルユルーっとした青春物語です。どうも…純がいたって普通の男子で…何となく退屈に感じるような場面もあったりするのですが。島での生活ももっと目新しくワクワクするものかと思ったらかなり地味だったり(笑) でも普通の少年ながらも精一杯頑張って成長していく姿はとっても好感が持てます!一番好きなのはやっぱりラストの喫茶店!どこがどうとか、すごい盛り上がりがあるというのではないけれど、一昔まえの青春をしみじみーっと味わえる作品です。しばらく経つと全く内容思い出せない予感はありますが…(汗)
日々のつぶやき
2011年6月16日

渡辺大和 臼田あさ美 / 色即ぜねれいしょん
渡辺大和君、のびやかで情感豊かな演技は、素晴らしいの一言。くるり・岸田のナチュラルかつルーズな演技!ネイティヴな京都弁も相まって、胡散臭い家庭教師=ヒッピーを見事に演じきっておりました。そして、オリーブ役を演じる臼田あさ美のカラダの張りっぷりには、爆笑を飛び越えて、感動すら覚えます。ケンカに明け暮れるでもなく、スポーツに打ち込むでもなく、女にモテるワケでもない、平凡な文化系男子=「イヌ」 劣等感や焦燥感に衝き動かされながら、少しづつ自分自身を発見していく彼の姿は、滑稽でブザマ、だからこそ感動的なのだと思います。
中川ホメオパシー 
2010年2月11日

白い水着が透けた頃・・ 「色即ぜねれいしょん」
隠岐島が関東エリアでいうところの"新島"だったなんて初めて知った。 ギターで曲を作る文科系男子と体育会系ヤンキーの文化祭バトルもよかった。あくまで文化系であって草食系ではないところがポイントだろう。銀杏BOYZ、 くるりからのキャスティングも味わい深い。 オリーブ役の臼田あさ美もいい。 本当にその時代の奔放な女性に思えた。 そう、 昔の白い水着は透けたのだ。堀ちえみのオカンも、 何とも言えない感じだった。
シネマ走り書き
2009年11月24日

色即ぜねれいしょん
白血病の女の子に歌を聞かせるところから話が始まるが普通、白血病なら髪の毛が抜け落ちてしまうんじゃないの!? と思ったのだが・・・大丈夫、これは主人公の妄想だから(爆) フリーセックスとは何ぞや? 臼田あさ美がよい!
単館系
2009年11月6日

『色即ぜねれいしょん』 (2009)
★★★★ 久しぶりに気持ちよく映画を楽しめた。峯田和伸が演じるヒゲゴジラ、岸田繁演じる家庭教師、オリーブを演じる臼田あさ美。キャスティングが絶妙です。この3人との出会いが、平凡な夏を特別な夏に変えてくれたわけで、演じている役者(?)さんたちの、魅力に負う所が大きいと思います。その点で、かなり成功していると思います。ウソっぽさのギリギリのところで、こちらにしがみついてくる「ねっとり」というか「まったり」な「らしさ」に、ついつい、身を投げ出したくなってしまいました。
よーじっくのここちいい空間
2009年11月4日

色即ぜねれいしょん
★★★ ★まさにおじさんの創った青春映画という雰囲気。ヒッピーの家庭教師や、ユースホステルのヒゲゴジラといった兄貴たちが魅力的である。オリーブ役の臼田あさ美ちゃんが最高!まさに男性のあこがれを集約したような女の子を演じていたな。京都でのデートシーンはドキドキはらはら、そして最後はとても切ないね。そしてなんといっても圧巻は、ラストの文化祭でのロック演奏シーンだろうな。いゃ〜、とにかく良くやったよ。主演の純くんを演じた新人の渡辺大知に拍手。
ケントのたそがれ劇場
2009年10月5日

[映画『色即ぜねれいしょん』を観た]
面白かった^^主人公の性格ゆえに「シャイ」にではあるが、原作のみうらじゅん言うところの「DT(童貞)パワー」として全篇溢れている。そこには不器用さがあるが、屈折はない。だからこその、屈託なくどこにでも飛び込み、喜びに身もだえする様に、私はかつての、そして未だに存在する、我が身の中のDTパワーの残滓に、心の痛痒感を感じさせられ続けた^^; 青春の本質を理解して大人になった者は人に優しい。オードリーの、まさに「女」の具現化としての魅力は素晴らしかった。
『甘噛み^^ 天才バカ板!』 b...
2009年10月3日

『色即ぜねれいしょん』
この映画の中で純より年上の人達は、誰も純を否定しない。これはスゴイと思う。だから純はとっても素直、憎めない。かつて青春時代に自分を惨めだと思った人も、今現在感じている青春ノイローゼ達も、きっと同じ感覚を持つと思う。多分、田口トモロヲ監督も同じ気持ちだったに違いない。だから純たちに対する視線が優しい。"普通"の人の青春映画として、とっても良い作品だと思う。ちょっと切なくて、ちょっと恥ずかしいあの頃が、とっても愛おしくなる。
・*・ etoile ・*・
2009年9月2日

「色即ぜねれいしょん」
必要以上にノスタルジックな方向へ傾いておらず、スケールは小さくともその年代の想いや悩みを田口トモロヲ監督が丹念に瑞々しく描いている。この類の映画が面白くなるかならないかはキャラクターの描き方に負うところが大きい。細かなキャラクターに対する情報が多い分、こちらもその人物に対する理解が深まり共感に繋がっていく。これだけその人物のことが分かっていれば、後は大きな事件が起こらなくても面白く観ることができる。渡辺大知、峯田和伸、岸田繁、揃って良かった。
古今東西座
2009年8月23日

『色即ぜねれいしょん』
★★★ 男性にしてみれば、思春期に誰しも少なからずこんな経験をしたことがあるだろう。それはどことなく懐かしく、過ぎ去りし青春時代の入口の、最初の方の1ページを開いた思いだった。みうらじゅん氏の青春回顧録のようなこの作品だったが、やはり若い人ばかりではなくて、その中に強烈な個性は必要だったかもしれないなぁ…。そういう意味で監督本人の強烈キャラが一枚欲しかった(笑) まだまだ監督には早かりし由良之介かなぁ(爆)
京の昼寝〜♪
2009年8月22日

「色即ぜねれいしょん」を「金閣寺」風に観ると
★★★ 74年は連合赤軍事件や石油ショックによる高度経済成長終焉直後の虚脱感に満ちた青春で、戦争や学園闘争に向けたエネルギーが直なフリーセックスへ、エロ即是食う世代が不器用に胎動した時期の、本当はエロ即空しさを感じるデリケートな時代。シーズンオフのユースホステルが描写されるシーン。あれは夏が終わったから寂れたことを表現しているのではなく、ユースホステルの青春が廃れた今現在そのものを表していることは言うまでもない。
佐藤秀の徒然幻視録
2009年8月21日

『色即ぜねれいしょん』 思春期という、極めて恥ずかしいあたりの、痛いところをつく…映画。
男子中高校生の思春期における葛藤は普遍的なものがあるから、ツボにはまっちゃうってことです。好きなコがいて、でも同時に憧れてる年上の女のコがいて、是非お願いしたいなんていう欲望があって、実際には…ホントに好きなコのこと考えちゃうと、、みたいな。そんな、もんもん・もん!って感じの青春が、青臭くって痛くって、ずきんって…きちゃうんだな。タイムスリップのような感覚も抑えきれなくて。で、オリーブ役の臼田あさ美に惚れちゃう映画です。
ketchup 36oz. on the table
2009年8月16日

映画「色即ぜねれいしょん」を観た感想
★★★主人公の純がパッとしない普通の男の子っぽくて良かった。平凡な毎日の中で、ちょっとばかし目立った思い出を綴っている。これこそが本当の青春映画なのかも。絵にならないし、感動もしないけど、微笑ましい男子の毎日に好感が持てる。
映画初日鑑賞妻
2009年8月16日

色即ぜねれいしょん
★★★ 今30代から50代の男性は自分の青春時代を思い出させてくれるでしょう。乾たちがオリーブと出会うシーンではタンクトップに浮き出る乳首に大はしゃぎをするのですが、軽いエッチってところがまた甘酸っぱさを誘います。乾がひと夏を越えて成長する様子を描いたドラマ。恋・友情・夢といったオーソドックスな青春ストーリー故にそれを演じる人々次第で受け取り方が変わってしまう本作、キャスティングの成功が本作の成功といえるのではないでしょうか。
LOVE Cinemas 調布
2009年8月16日

色即ぜねれいしょん
これは非常に面白かったですねぇ。主人公が優等生でもヤンキーでもない気弱な文科系というのが良かった。あぁ〜、自分もこの頃は煩悩やらいろいろと悶々としてたなぁと思うとなんか懐かしい感じがして、終始ニタニタしながら観てました。主人公の乾を演じた渡辺大知が良かったです。弱気な文科系男子高生をうまく演じていたと思います。個人的には結構お勧めな映画です。
だらだら無気力ブログ
2009年8月15日


1.作品ページ

2.観たい作品リスト
3.追加

4.近日公開
5.公開中
6.DVD新作近日
7.DVD新作(2カ月間)
8.DVD旧作
9.超人気作品
0.トップ
アマゾン最安値購入
キーワード: