男はつらいよ・奮闘篇:作品を観た感想(1)

『男はつらいよ 奮闘篇』 (1971)
キャストも地味で目立たず存在感が薄い本作だが、井上ひさし氏が絶賛し、実は山田洋次監督も気に入っていたという知る人ぞ知る隠れファンの多い一作である。菊を演じるミヤコ蝶々が関西弁の名調子で、“とらや”の面々を嵐のごとく翻弄するシーンは圧巻の一言!落語ファンの山田洋次監督のラブコールをうけ、柳家小さんがラーメン屋のオヤジ役で登場。類稀な話芸をみせてくれるので要チェック。社会から外れたアウトローと障がい者の交流という、おそらく現代ではNGが出るであろうチャレンジングな題材を国民的シリーズで実現させた本作。観逃がす手はあるまい。
相木悟の映画評
2015年3月18日

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