北の桜守:作品を観た感想(7)

映画評「北の桜守」
★★★ 昭和46年のお話なのに、医者の息子に対する説明の中に平成になって普及・定着した“アルツハイマー”という言葉が出て来るのが時代ムード的に気になった。「北」シリーズは、行定勲、阪本順治、滝田洋二郎という実績のある監督が起用されているのだが、どれも見せ方が似たり寄ったり。監督の個性以上に、吉永小百合主演の映画には一定の作り方があることを示している。
プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]
2019年1月14日

『北の桜守』をトーホーシネマズ川崎4で観て、
★★吉永小百合が老齢でボケる役を演じるのだと思えば感慨深い物がある。ただ、誰が旗を振っているのかは分からないが実年齢73歳、劇の上での年齢56〜64歳の彼女はそれなりに上品に美しく仕上げられており、この役本来のもっと時代に置いていかれる年寄りの感じと言うのは表現として薄かったのではないだろうか。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2018年9月17日

【ネタバレ】「北の桜守」@渋谷TOEI2
吉永作品の違和感は、吉永と子役の年齢差が不自然極まりなく、本作も冒頭は小学生くらいの二人の少年と吉永のスリーショットが、孫とおばあちゃんにしか見えなく違和感バリバリだが、物語中盤から息子役で堺雅人が登場する。やっと映画会社も子供役に吉永小百合の実年齢に合った俳優をチョイスしたのだ。吉永の甘々な演技に対して、堺雅人のエッジの効いたキレッキレの演技が素晴らしく物語を引き締める。
新・辛口映画館
2018年4月9日

「北の桜守」
本作も、またまた無残なワースト作品になってしまった。どこがいけないのか。まず一番の問題は、テーマがはっきりしていない事。やっぱり小百合サマ。顔も手も綺麗なままで、全く苦労していない、美しい女優の顔のままである。これで感動してくれというのは無理な話である。もし彼女が今後も女優を続けて行きたいなら、企画、脚本を厳選し、年齢に見合った、本当に優れた作品に出るべきである。
お楽しみはココからだ〜映画をもっ...
2018年4月3日

「北の桜守」:ヘンテコだあ
この演出って、映画的には完全に失敗してましたよね。融合しないで、違和感のみ。何も頭に入って来ないし、感情に届くものがない。やはり舞台はナマで空気を感じながら観るものですね。本作のヘンテコ具合に拍車をかけるのが、息子役の堺雅人。
大江戸時夫の東京温度
2018年4月1日

北の桜守
母親の吉永さんと息子の堺雅人さんの息の合った演技で、二人だけが抱える悲惨な記憶を、親子の深い絆を見事に表現していましたね。特に主人公を演じた吉永小百合さんは、相当な覚悟で江蓮てつを演じたと思う。
映画に夢中
2018年3月14日

北の桜守〜吉永小百合何度死ねば気が済むのか
映画の中に舞台があるのか、演劇舞台の中に映画があるのかよく分からない。ロケに出て来る白滝駅は実在する。
佐藤秀の徒然幻視録
2018年3月12日


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