シャニダールの花:作品を観た感想(5)

シャニダールの花
★★★★ 若い女性の胸に植物が芽生え、ついには花を咲かせてしまうという着想は凄く面白く、またその花を中心にして描かれる大瀧と響子のラブストーリーも興味深く、総じて、原因不明の大量死が次々に描かれる『生きてるものはいないのか』より本作の方が、ズッと滑らかに物語が展開しているという印象を持ちました。この映画を見て興味深いなと思ったことは、大瀧のアシスタントのはずの響子が中心的に能動的に動いていて、主役の大瀧は、むしろ響子にいいように動かされている感じがする点。
映画的・絵画的・音楽的
2013年8月16日

「シャニダールの花」:花の狂気をもっと
静謐でスタイリッシュですが、それだけに眠くなって困りました。勢いづいている綾野剛も、「らしく」魅力を放っていますが、むしろ黒木華が良い役者っぷりで驚きました。淡々と飾らず地味なのに、変な味を放散しています。そして古舘寛治が、実力全開の脇芝居。クセ者感たっぷりに、お見事です。本作においても「花」の持つ生と死のエネルギーは作品の基調となりかけていました。でも、どうせなら、石井なら、もっと狂って欲しかったところです。もっと花の狂気を!
大江戸時夫の東京温度
2013年8月12日

シャニダールの花
花の存在が人の心を映し出していくような展開に、次第に引き込まれていくような作品でした。花は人をどこへ導いていくのだろうと思いながら観ていました。観終った時、もし、この世界が花の見る夢だとしたら、もう少し優しい夢を見て欲しいなあとちょっと思った1本です。
悠雅的生活
2013年7月24日

シャニダールの花
★★★ 背景は説明的で、花を咲かせた植物が恐竜を滅ぼしたという説が披歴されて暗に人類も滅ぼしかねないことが暗示される。
佐藤秀の徒然幻視録
2013年7月22日

シャニダールの花
花の存在が人の心を映し出していくような展開に、次第に引き込まれていくような作品でした。ラストの光景を観た時、結局、花は何だったのだろうなあと考えてしまいました。観終った時、もし、この世界が花の見る夢だとしたら、もう少し優しい夢を見て欲しいなあとちょっと思った1本です。
とりあえず、コメントです
2013年7月21日

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