カラフル:作品を観た感想(31)

カラフル (2010)
★★★★ 普通に良かったですね。全体を通して物語は大した起伏があるわけでもなく、仰々しい感じもありません。画の細かさは驚かされました。人間とは多面性を持った生き物なんだ、というストレートな物語です。なんとなく予想がつくラストにちょっと感動する自分がいましたよ。
肩ログ
2012年11月13日

カラフル
★★★★ 人間は一色じゃない。自分が何色かなんて分からない。カラフルで良いんだ。・・上映後から気になっていた作品。レンタル開始後もずっと貸出中でや〜っと!借りれました。宮崎あおいちゃんが、役では絶対にやれないブサイク女の声優してます。あと高橋克美さんもお父さん役なの気づいたな。「学校教材のような作品」 この一言につきます。。。
食はすべての源なり。
2011年6月14日

カラフル(原恵一監督)
★★★ このキャスティング、なんで声優を使わないんでしょうねぇ…。"カラフル"というと華やかな色のイメージがあります。でもこの映画はそうじゃない色だったので、そこの補足の台詞があればいいのにと思いました。言いたいことはわかるけれど、とってつけたように感じた。とはいえ、丁寧な作りだったと思います。家族を亡くしかけて初めて、大切だったことに気づいて、不器用ながらに何とか繋がろうとする様が良かった。一度生まれ出たら生き続けるしかない。命はその人だけのものではない。そんなことを思いました。やっぱり映画館で観たかったです。
映画、言いたい放題!
2011年6月3日

カラフル
★★★★ 鑑賞後は久々の良質なアニメ作品を観た満足感だけ残った作品。冒頭からラストは読めてしまうが、きちんとラストへ向けての伏線が随所に散りばめられており、さらにはアニメにしては援助交際、不倫、虐めなどヘビーな内容で悲壮感溢れるようなものながらも、原恵一ならではの人物描写の巧さが観ている人を惹きつけている。人間の色々な面をカラフルと表現して、画面から与えるモノトーンの印象と対比させて描いている演出も流石だ。ある意味、家族・友達・自分など綺麗な色も汚い色も含めて全てを愛していくことで、自分の色を見つけていくことの大切さを問うている良作。
Memoirs_of_dai
2011年5月5日

『カラフル』'10・日
やけに力が入った玉電の描写に、絶対に監督の趣味だと確信(笑) 玉電めぐり楽しそうやったな。かくして、クラスの成績ドベとブービーの最強コンビ(笑) 結成と相成り、大きい方の肉まんをあげる良い人、早乙女君との交流によって隣を歩く誰かがいる事の素晴らしさを知る真。家族のみんなが変わった事を聞かされた真は、家族の有り難さに感謝しながらも、初めての友達との約束だからと専門学校には行かないと、涙ながらに訴える。この食卓の場面は、この作品の最大の見せ場やったな。‥いくら相手が段速付きやからって美術部に卓球部が負けんなよ(笑)
虎党 団塊ジュニアの日常
2010年9月23日

【映画】カラフル
死んでもう一度生き返るチャンスが…こんなテーマ。で、これをアニメにしてこんな素敵な作品にしてしまう日本のアニメは素晴らしい。今時の中学生だったり世界感を上手に描いています。丁寧に、そして切なく。しかしとてもあたたかな作品で家族で、友人、そして大切な人と一緒に見て欲しい非常に秀逸な作品。人間関係がとてもうすっぺらな現代で、家族や友達との絆、関係って物をきちんと描いています。決してすごい感情の揺さぶりや派手な物ではないけど、人との絆や大事な部分は素朴だけどすぐ近くにあるって伝えています。声優も作品にぴったりです。
映画が好きなんです!
2010年9月13日

『カラフル』 アニメにこだわりながら写実的な表現を徹底させた...
実写で表現したら、妙に生々しく、現実離れした、浅く薄っぺらな映画になってしまう…そんなリスクを、アニメーションを使って回避し、さらに独創的な世界観の中に無理なく引き込む才能に感嘆します。日常のなに気ないシーンの積み重ね…そのひとつひとつが実はかけがえのない価値があったり、そのひとつひとつに実は支えられているのが人生であり、そのひとつひとつだけを見ていると気付かないのだけれども、まんざらではなく色とりどりで、美しく、愛おしい…。普段ならはずかしくなるようなことがらをも、さり気なく暖かく、描いてくれてる…。
ketchup 36oz. on the table
2010年9月5日

「カラフル」感想
★★★★ 注目すべきは、タイトルが指し示す通りその色彩。彩色がキレイなのはもちろん、真の心境と呼応し、ビジュアルとして表現してみせた原監督の手腕とセンスには脱帽。特に、自暴自棄になり全てを投げ出そうとする中盤にかけてのくすんだ街並と、それを乗り越えたラストカットの鮮やかな空の青さは、アニメーションでしか成しえない究極の演出術。自分の身の回りにいる全ての人に、自分が支えられている。そこまで考えられて人は「生きている、生かされている」と言えるのだと思う。真のお父さんは、それを作中で唯一、悟っている人物なんじゃないだろうか。
狂人ブログ 〜旅立ち〜
2010年9月3日

カラフル
この主人公のボクはやり直すチャンスを与えてもらって自分自身が犯した罪を思い出す事。ボクは自分の罪を思い出そうともせず日々を過ごしていく。そんなボクが回りと関わりを持つようになって、笑顔が増えてくる真くんを見てたらなんだかこっちまでほほ笑んでしまいそう。家族が真の為に進学する高校を探してくれてて、そこで真が初めて出来た友達やその友達との約束の話をしたくだりは涙が出てしまいました。この時に子の家族が本当の意味での家族になった瞬間だったのかもしれませんね。
Diarydiary!
2010年9月3日

『Colorful』
ただコンビニ前でチキンを食べ、肉まんを分け合うだけ。ただ一緒に「ごめんそうろう」に靴を買いに行くだけ。ただ登校したら早乙女クンに「よぉ」と挨拶するだけ。ただ友達の早乙女クンと一緒の高校を目指そうと約束するだけ。たったそれだけのことで人生がカラフルになる。笑顔になれる。毎日が楽しくなる。ウリをしていたひろかのように涙を流すほど空しくなることがなくなる。生きている実感がする。自分の色ってものは笑顔でいる瞬間にしか見えないもの。その笑顔を作る要素って本当に「色々」ありますから。だから人は単色ではなくカラフルなんです。
めでぃあみっくす
2010年9月2日

「カラフル」 人の心は黒いも白いも全部含めてカラフル
自分の中の黒い部分は人に言うことはできなくて、みんな黙っている。その黒い部分が強くなったとき、自分が恐くなったり、恥ずかしくなる。本作はそういうことを隠さず、しっかりと言ったことがすごいと思いました。人はフクザツで、わけわかんなくて、おかしいのだけれど、誰でもそうなんだ、普通なんだと肯定しています。人の心は黒い部分だけでなく、白い部分だけでもなく、黒も白もいろいろな色も含めて全部合わせてカラフルなのだと。だから生きることは豊かなのです。そういうことを自覚し、生きていくことこそが大切だと言っているように感じました。
はらやんの映画徒然草
2010年8月31日

カラフル
本を読んだ時よりも映像で観る方がずっしりくるものがあって、深く考えさせられました。アニメのファンタジーなのにとてもリアル。それにしても、それぞれのエピソードがハードですね〜。いじめや援助交際から不倫まで、身近にある社会問題が次々と登場します。そんな現実を前に、僕は真の立場になって考えていきます。やがて、僕が出した答えは家族たちの別の面を見出していました。予想通り、ひとつひとつの台詞が心に残るような見応えのあるアニメでした。人生をやり直させられるっていいなあと、ちょっと羨ましく感じた1本です。
とりあえず、コメントです
2010年8月31日

カラフル
★★★★☆ 人はいろいろなカラーを持っているはず。だからある一面だけで判断しなければ、いろいろな可能性が見えてくる。とにかく人生とはカラフルなものなのだ。実に含蓄のある言葉だね。ちょっと見方を変えれば、あんなに嫌いだった家族や友人たちも、本当はとても優しい存在なのだということに気付くこともある。写真のような重厚な背景、懐かしい音楽、違和感を感じさせない俳優たちの声。そしてスクリーンを包み込む青春の甘酢っぽい香り、どれをとっても全て良し。とにかく久々に感動したな。
ケントのたそがれ劇場
2010年8月30日

カラフル
とある罪ってなんだろうと考えながら見ていたんですが、深読みしすぎて逆につまんなくなってしまた印象。ただ修行っていうより家族の方も何かしら試されていたように感じた描写はよかったかも。あと「友達」 別に男じゃなくて、二人のうちどちらかと特に仲良くなる描写が有ってもよかったのに‥。メガネ娘(宮崎あおい)を押し倒す勇気がでたんだから、、。
単館系
2010年8月29日

「カラフル」 (2010)
★★★★ 心に沁みる見事な秀作になっていた。ポジティブに前を見て歩けば、人間だって生きる事だって、捨てたものではない。"ぼく"=真の心も大きく成長する。ラストの真相はある程度途中で予測はつくが、プラプラの意外な真相も胸をうつ。やはりこれはアニメでなければ描けないと思った。二子玉川近辺の美しい風景は、前半のモノトーンな映像があるからこそハッとするほど心に沁みるし、人物のキャラクター・デザインも、まさに個々の性格をも絶妙に表現している。この映画を観て、いやだと思っている人間にだって、いろんな色がある事を知って欲しい。
お楽しみはココからだ
2010年8月29日

「カラフル」
★★★★ リセットして、周りの状況を一から捉え直してみたとき、真は自分の周りが光に映る様々な色で構成されていることに気付く。いつも明るく奔放なひろかの突然の告白に応えた真の言葉に、彼の本当の成長を感じる。彼を蘇らせたのは、直接的には大らかな級友・早乙女くんの存在も大きいが、それはご都合でもなんでもなく、誰にでも早乙女くんや天使?プラプラのような存在があるのに気付けないでいる自分にある。考えることは辛いけど、確実に自分を大きくしてくれるチャンスでもある。すべての中学生に、そして悩める中学生だった人に観てもらいたい。
Con Gas, Sin Hielo
2010年8月29日

カラフル
なかなか良かった。オチも読めそうなのに読めなかったので軽い感動。苦言があるなら「僕が僕であるために」はエンディングで流して欲しかった。ノスタルジックアニメかと思いきや現代。しかもごく普通〜すぎる日常生活。そこら辺がアニメとしてリバイバルしたことを二分しているようだが、実写版を観てみないと何も言えないかな。自分は東京だけど東京にもこんなにノスタルジー溢れる場所があるんだなあとちょっとうれしい気持ちになった。それ以上に人間は環境が変わったと思えば、顔も性格も生き方も自分次第で変えていけるんだなと晴れやかな気持ちになれた。
ゴリラも寄り道
2010年8月28日

カラフル
★★★★ 真には以前から自殺願望があったとしか思えないあの絵は何だ。真の絵には人を描いた物はなく、全体に暗い絵ばかりだ。そもそも人が援助交際しようが、不倫しようが人に興味なくしているから「別に」でおしまいのはずだ。とすると、あの3人の友達は。思い切り拡大解釈すれば集団自殺?この映画はタイトルとは裏腹に暗さばかりが目立つ。真の家族が再生した途端、真を思い遣るようになるのは出来過ぎとしか言いようがない。真の願望の反映だろう。ラストが学校の屋上。校舎の屋上が出てくるとあまりいい想像をしない。
佐藤秀の徒然幻視録
2010年8月27日

カラフル
フィルムで撮影してきたかのような町の中に、その物語のためだけに作られた人間たちがいて、そこに、感情が息づいている、という構造は、実写ではなかなか実感できないものではないかと思う。そのバランスが、このお話にとてもよく合う表現方法に思えた。精密で美しい背景、アニメーションらしい人物造形と感情の表現、音楽の使い方、吹替え、描かれる内容…と、どの要素も期待を裏切らないで、いい作品に作り上げてくれたと思う。年末に今年のまとめをしたら、きっと上位に挙がってくる作品になるだろうと思います。
悠雅的生活
2010年8月27日

映画『カラフル』を観てきました。
いい映画でした。大変気に入りました。実は、かなり重いお話です。リアリティのない質感が救いにもなっていて、狂言回しの天使(?)プラプラが、絶妙な存在感で作品を支えている。アニメーション独特の軽い質感だからこそ訴求できる世界が、この作品にはあると思います。「玉電」の痕跡を辿っていく主人公たちが、過去、そして現実の世界とダブらせて見ている世界。そのとても大きくて開放的な風景が、次第に生活感を滲ませて人間ぽく感じられてくるのは、さすがだなと監督の力を感じます。観た後、確実に心のどこかが変化していると、実感させられる作品でした。
よーじっくのここちいい空間
2010年8月26日

カラフル
★★★★ 借りぐらしの肉体で客観的に日常を重ね,ちょっとずつ自分の世界が広がってゆく喜びと,日常の些細な輝きと安らぎに気付いて成長してゆく小林真。彼の体験を通して直球で描く「命」のテーマは響くポイントが多く,琴線に触れた。玉電の足跡を辿る寄り道が好き。早乙女が良い奴すぎて泣ける。日常風景は,気付けば実は「色」に満ちている。人は存在するだけで誰かを傷つけ,支え,助けている。食べて泣いて笑って生きている。それこそが「人間」であると優しく十人十色を肯定する人間讃歌に泣いた。子供たちにこそ,この作品を観てほしい。
Akira's VOICE
2010年8月25日

カラフル・・・・・1750円
★★★★★ ある意味現在の日本のアニメーションの本流からは最も遠い存在だろう。ロボットも、萌え系の女の子も、グッズになりそうなキャラクターは一切出てこないし、スペクタクルな映像も無い。物語も決してドラマチックではなく、終始淡々と地味に展開する。だが、リアルな葛藤を抱えるキャラクター達に物語に引き込まれ、観終わると深い感動がじわじわと心に浸透するように、心地よく広がって行き、長く余韻が続く。原恵一の作品には理詰めではない叙情的な美しさがあり、それが心の奥底の琴線を静かに揺さぶる。「青空」は歌詞の意味を考えるとより味わい深い。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2010年8月24日

カラフル
派手さはないけど、何か胸にグッとくる良質な作品でした。人は一人じゃない、誰かを必要とし、誰かに必要とされているということを気付き、自分自身の存在の意義に気付く主人公の再生の姿は良かった。自分自身の色は自分自身にだってわからない。1つでもなく2つでもない。多くの色を持ち合わせている。カラフルでいいんだって感じのセリフは良かった。あのセリフは本当にグッときた。エンドロール見るまで宮崎あおいや麻生久美子や南明奈、高橋克実などが声を担当してるとは全く気がつかなかった。宮崎あおいの声は知った後もちょっと信じられなかった。
だらだら無気力ブログ
2010年8月24日

☆カラフル(2010)☆
★★★★ "ぼく"は"真"のからだを借りて生活していくうちに、人にはいろいろな面(色)があることに気づいていきます。それと同時に"真"がなぜ自殺したのか、自分が何者であって、どんな罪を犯したのかと言う事もわかってきます。人間って、ちょっとしたことで落ち込んだり、幸せになったりします。そう、ほんのちょっとしたことなんですよね。そんな微笑ましい小さな幸せの描写がこの映画にはたくさんありました。自分がいろいろな人に支えられていて、自分も誰かを支えている。ほんのちょっとした行動で、人生はカラフルなものになっていくんですよね。
CinemaCollection
2010年8月23日

《 カラフル 》
★★★★ 愛着のある人物描写とリアルな風景描写のギャップを楽しみながら、主人公が出題された"問題"を解いて行く形で進行するストーリーに釘付けになります。アニメーションでしか表現できない斬新な映像表現が、見事に作品の世界観を確立していました。作品の真髄は、この後に描かれる何気ない日常の風景に見る「生きる」とは何なのか?ということ。自分はどう生きているのか(何色で生きているのか)と問われているような展開。原作の素晴らしさと映像が妙にマッチして、思わず号泣してしまいました。最後に明かされる"命題"の答え。いいですね。
映画 - K'z films -
2010年8月23日

アニメ映画 『カラフル』 感想
主人公と同じ背丈の日常がリアルに描かれている。主人公の日常の間が皮膚感覚で伝わってくる。シーンとシーンやセリフとセリフの間の取り方が絶妙なのだ。キャラが際立たない絵がかえって、キャラクター達の内面のカラフルな複雑さを密に想像させる。身の回りにいるよな、こういう人、って思わせる。風景の描写も見事。脳みそをフルに刺激し続ける他のアニメとは違うアニメの魅力にあふれている。アニメであるとなしに関わらず、いい話を観たい人は是非。単にいい話という訳でもなくて、観終わった後に考えさせられる映画でもあります。
Crab talot
2010年8月22日

Colorful カラフル
メッセージが押しつけがましくなく、優しく語りかけてくるようなストーリーの流れなので、素直に受け止めることが出来ます。友達と肉マンやフライドチキンを分け合うシーンで、この子(真)はこんな誰にでもありそうな平凡な出来事さえ今までなかったのか…と思うと涙が止まりませんでした。大人の言葉ではこの子を救ってあげられない。外側からの言葉ではなく内側("ぼく")から手を差し伸べる…。そんな風に感じます。十人十色…自分の色なんて分からない。1つの色に染まってしまうのは勿体ない!カラフルに生きようよ♪ 是非、鑑賞して見てください。
ひばなのシネマの天地
2010年8月22日

カラフル
★★★★ 派手さはないけれどとても心に染み入る作品。修行とは即ち心の成長。第三者の体を使うことは客観的に己を見つめなおすことでもあるのでしょう。見ている者が大なり小なり経験したことがある思春期の出来事がそこには描かれていました。心に余裕が生まれることは周りを見渡す余裕が生まれるということ。真は自分の周りの皆がいつも自分が見ている一面だけではなく色んな面を持ち合わせていることに気付きます。そう、人間はカラフルなんだと。そんな皆に自分はいつだって支えられている。自分の存在も皆を支えているのだという言葉にハッとさせられました。
LOVE Cinemas 調布
2010年8月22日

『カラフル』・・・“生きてる?”from P
ファンタジーな設定を通して描かれるのは自殺、いじめ、不倫、援助交際と、救いのない現実だ。その中で"ぼく"は少しずつ変わっていく。どうせ他人の体と投げやりだった彼が、そうした現実と向き合いながら本来の自分を取り戻していく過程を原監督は実にきめ細かく描き出した。やがて"ぼく"が自分の犯した罪を確信する時が来る…。最後の最後に見せるとっておきの爽やかさ。そのすがすがしい後味が、ブルーハーツの名曲「青空」をカバーした心に染みるメロディの中、余韻となっていつまでも残った。冒頭の大きなキンモクセイに咲く花の鮮やかなオレンジ色とともに…。
SOARのパストラーレ♪
2010年8月21日

『カラフル』 行き先はどこでもいいのか?
劇中でコバヤシマコトである「ぼく」が、クラスメートと玉川電鉄の跡をたどるシークエンス。マコトは玉川電鉄には興味ないし、砧線の跡を歩くつもりもなかった。マコトには行き先なんかどこでもよかった。一緒に歩くことが大事だった。将来の進路だってマコトとしてはどこでもいい。どこに行くかではなく、誰かが乗っているバスにマコトも一緒に乗りたいのだ。それが叶うだけで生きていける。「青空」はアパルトヘイトを取り上げた曲だという。人間は白だけでも黒だけでもない。外見も内面もカラフル。「青空」は本作のエンディングを飾るのに相応しい曲である。
映画のブログ
2010年8月21日

劇場鑑賞「カラフル」
これは良かった。とにかく胸に響いてくる作品。シンプルな物語…でもメッセージ性は明瞭という感じでしょうか♪ 主人公の少年を通じて再生していくプロセスが素晴らしく、バラバラになっていて、心が離れかけていた家族の気持ちが、ラストに向けて収束していく。早乙女と玉電の跡を辿るシーンや靴屋を訪れるエピソードは面白かった。家族で鍋をつつくシーンはもう涙が止まらない〜。そして迎えるラスト…この"オチ"には気付かなかった(苦笑) あぁ…もう最高!ラスト泣くよ…多分。爽快感溢れていて素敵でした。
日々“是”精進!
2010年8月21日


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