羊と鋼の森:作品を観た感想(11)

「羊と鋼の森」
★★★ 読んだときと同じような印象。映画になっても、登場人物の感情面に、ぴんとこない部分はあった。映画になると、実際にピアノの曲を聴くことができるのがいい。
或る日の出来事
2019年6月20日

羊と鋼の森 (2017)
山崎賢人が、情熱をもった、若きピアノ調律師・職人を初々しく熱演。その彼が、その道を目指すきっかけとなった存在を、三浦友和が存在感たっぷりに。基本的に、キャスティングがハマってました。美形達もさすことながら、映像と音が美しかったです。淡々とした感じが、人を選ぶかもしれないけれど、私は好きでした。
のほほん便り
2019年5月7日

映画評「羊と鋼の森」
★★★ お話のバランスが取れ構成がなかなかしっかりしていると感じる一方、清涼そうな森林の風景描写に新鮮な気持ちが味わえて相殺されるとは言え、登場人物たちの成長ぶりや波乱のし方が“朝の連続テレビ小説”を観ているような、即ち些か陳腐な印象がなくもないのである。ピアノの調律が何故必要か、どのような仕事かという点で興味をそそるところ多し。全体としては爽やかな印象が持て、後味が大変良い。
プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]
2019年4月12日

「羊と鋼の森」@東宝試写室
本作はけっして派手な作品ではないが、物語と並行して音と映像で訴える、昨今の邦画では極めて珍しい、観客の心のひだに触れる良作である。
新・辛口映画館
2018年9月5日

『羊と鋼の森』をトーホーシネマズ渋谷4で観て、
★★★ 全体的には朴訥でいい感じだが、調律師がピアニストの領分を侵したのではないかという疑問に対する当事者同士の決着が描かれていない事、大きな仕事を任された主人公がある問題点にぶつかり、それに対して自分一人で乗り越えるが、参加者の事を考えれば会社ぐるみの助言やサポートがあってもおかしくない事、などそこはもう少し詰めるべきと言う緩さが残存している。真面目な内容を真面目にコツコツ描くのは良い。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2018年7月5日

映画「羊と鋼の森」
主人公・外村直樹の実家周辺や、雪で積もった道を運転するなど北海道の雄大さと過酷さを堪能できます。この映画で一番のポイントは「音」だと思います。個性的な面々が揃った作品ですが、中でも上白石萌音、上白石萌歌のピアニスト姉妹による共演は良かったですね。登場時間は短かったけど、森永悠希が演じたひきこもりの青年役も良かったですね。タイトルにもなっている「羊と鋼の森」。どんな意味かと言うと、「羊」の毛で作られたハンマーが、「鋼」の弦をたたく。森はピアノの材質の木材。つまりはタイトルがピアノを示していると言う事なんですね。
FREE TIME
2018年6月23日

「羊と鋼の森」:清く正しく美しく
上品で、まじめで、「文部省推薦」になっててもおかしくないような作品でした(あ、今は文科省か)。主役の山崎賢人の好青年ぶりも、その傾向に拍車をかけています。作品としてはまずまずなのですが、調律について、もう少し掘り下げて具体的に描いてもらいたかったですねえ。その方が映画の力にもなったのになあと思いました。「音」というものを映像で表現するという難題(もちろん音はついているわけですが)に挑んでいるわけで、森の映像、水の映像などを使って美しく描き出してはいますが、こちらの想像を超えるほどのものはなく、そこらがちょっと物足りない所ではありました。
大江戸時夫の東京温度
2018年6月18日

羊と鋼の森
★★★★ 森の新緑のシーンが幻想的でとても良かったです。とても美しい映像で、丁寧な描写が素晴らしいのですが、何より印象的なのはピアノの“音”でした。先輩の鈴木亮平が演じる柳が、とても親切に教えてくれるし、優しいし、外村がピアニストから悪口言われても、フォローしてくれる関係性も良かった。北海道の美しい景色に、ダイヤモンドダストなど、そしてまた選曲が良かった。1曲1曲が登場人物の設定や、エピソードに合わせた曲が流れていて、物語のピアノの調律の話と上手く合わせているところも。またテーマ曲「The Dream of the Lambs」を久石譲が作曲して、辻井伸行が演奏していたなんて、素晴らしい。
映画に夢中
2018年6月16日

劇場鑑賞「羊と鋼の森」
とっても深い作品でした。今作を観ていると、何だか“人生”にも例えられるな…って思いましたよ。キャスト陣では山アさんが新米調律師を巧みに演じていました。注目は上白石姉妹でしょうか、萌音さんはもちろんのこと萌歌さんの演技も良かったです。三浦さんはさすがの存在感!全体を通して、美しい自然と音楽が溶け合う作品に仕上がっていました。久石譲氏が作曲した曲を辻井伸行さんが弾いているエンドロール曲も素晴らしかったです。
日々“是”精進! ver.F
2018年6月9日

『羊と鋼の森』お薦め映画
★★★★ 本作は新米調律師・外村と、ピアノ好きの高校生・佐倉姉妹の成長物語とも言える。結果を急ぐ若者たちへ「焦るな、結果は今後の君次第だ。」と語りかけているようなヒューマンドラマ。東京だけが文化の中心地でないことを感じさせてくれるエピソードもあり。オリジナルのエンディング曲はじめ、ピアノの音にも魅せられる。
作曲♪心をこめて作曲します♪
2018年6月7日

羊と鋼の森
一応原作は読んだが、題名の意味がよくわからなかった。ピアノは、羊の毛(フェルト)で出来たハンマーで鋼の線をたたいて音を出す。楽器のことなんか知らないから、映像にしてもらうと題名の意味はなるほどそんなことだったのかとよくわかって良かった。大事件が起きるわけではないが安定の出来。とくに若者におすすめの映画だと思う。ただしエンターテインメント性を低いので、年寄の辛口鑑賞者にはすすめられない。
あーうぃ だにぇっと
2018年6月6日


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