屋根の上のバイオリン弾き:作品を観た感想(1)

屋根の上のバイオリン弾き(’71)
娘達への愛着ゆえ、成長した彼女達が初めて自分に見せる"意志"への戸惑い、憤り。仲人の老婆が取り持つ見合い結婚のかなり厳格版、親の権限で有無を言わず決まる娘の夫、というのも今や異次元世界、ですが。デヴィエにとっては、恋に真直ぐ走る娘達の意志行動が晴天の霹靂。承諾、というより諦めムード。そして別れに際して静かにエールを送る父の姿、眼差しを、トポルが人間味豊かに演じてた、という印象。179分という長編、過渡期の時代の恋、家族の物語としてなかなか見応え感でした。
Something Impressive(KYOKOV)
2011年8月14日

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