ドン・ジョバンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い:作品を観た感想(5)

ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い
ダ・ポンテって名前は知っていましたがその実彼の事は全く知りませんでした。タイトルにもなってる"ドン・ジョヴァンニ"とは"ドン・ファン"の事、勿論色男で有名。そして劇中にも出てくるジャコモ・カサノヴァも色男で有名、で実はロレンツォ・ダ・ポンテも色男だったみたいでビックリしました。映画ではサリエリのオペラに出てる歌手2人がダ・ポンテの愛人でもあったりして。この時代にタイムスリップして彼らが一つのオペラを作り上げている場面を目の当たりしてる気分になりました。ダ・ポンテ役のロレンツォ・バルドゥィッチかっこ良かったです。
Diarydiary!
2010年9月3日

ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い
面白かったのは、二人が意気投合したこと。ロレンツォは主演女優に振り回されながらも、愛しい女性には振り向いてもらうために自分への自戒を込めてオペラを創っていきます。一方のモーツァルトは貧困の中で病に侵されつつも、何とか曲を仕上げようと頑張ります。その姿はまるで命を削って曲に込めているようにも見えます。彼の全てを込めた「ドン・ジョヴァンニ」はモーツァルトらしく複雑で華やかでした。オペラシーンに登場する声楽者たちの歌声は素晴らしかったです。映画というよりもオペラを見終わった気分になりました。劇場で観て良かった。
とりあえず、コメントです
2010年5月15日

ドン・ジョバンニ
★★★ モーツァルトのオペラを映画化したものと思っていたら、劇作家ダ・ポンテが、モーツァルトに出会い、このオペラの台本を書くに至るまでの経緯が描かれています。様々な工夫が凝らされ、自分たちの作ったオペラによって彼らが逆に動かされてしまうこともあって面白いと思いました。ただ、ダ・ポンテを"天才"呼ばわりするのであれば、何がしかそれがわかるシーンが必要ではないのか、それがないのであれば副題は余計なものと言えるでしょう。
映画的・絵画的・音楽的
2010年5月5日

「ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い」
なぜモーツァルトがイタリア語のオペラを作ったのか謎が解けた。ポンテがあのカサノヴァの友人だったことをこの映画は知らせてくれる。"ドン・ジョヴァンニ"の執筆に関してはカサノヴァも協力を惜しまなかったようだ。シアターの大画面でしばしオペラの世界に浸れ至福の時を味わった。ヨーロッパ時代物大好き人間にはツボ映画。一つ難点をあげればポンテ役のロレンツォ・バルドゥッチ、彼は美青年だが、好青年に見えてしまって放蕩ものの女たらしには決して見えなかったのが悔やまれる。ミロス・フォアマンの「アマデウス」が見たくなった。
ヨーロッパ映画を観よう!
2010年4月21日

ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い
★★★ リノ・グアンチャーレの切れた演技が中々に見もの。権威に屈しない新進気鋭の天才作曲家振りが良く現れています。本作の面白いところは、ダ・ポンテとアンネッタ、フェラレーゼの三角関係を描きながら、それとは別に「ドン・ジョヴァンニ」の制作過程が描かれているところ。それにしてもいつの時代も嫉妬は人を狂わせますね。〆はちょっとばかり美化しすぎなキライはあるものの、まあ実際がどうなのかは知る由も無いわけでそれもありかなと。身近な音楽と歴史上の人物の時間を越えた繋がりが感じられたのが収穫だったように思います。
LOVE Cinemas 調布
2010年4月9日

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