ゲゲゲの女房:作品を観た感想(8)

ゲゲゲの女房 : 二番煎じですけど、何か!!
★★★ とにかく暗かったなぁ。演出に関しても、???なところがあります。物語の時代は昭和30年代にも関らず、どう見ても現代の風景が散見されました。このこと自体は、演出上の狙いとのことでしたが、私にはその意図が全く理解できませんでした。朝ドラ版よりもGoodと思える点もありました。水木しげる役の宮藤官九郎です。実際の水木しげる氏は、向井理みたいに色男ではありませんからね。
こんな映画観たよ!-あらすじと感想-
2012年11月15日

映画[ゲゲゲの女房] 目に見えない世界を信じるゲゲゲの夫婦
全く価値観の異なる者同士なのが水木夫妻。そんな二人が、時を積み重ねていくことで"寄り添うふたり"へと変化していくプロセスが、この映画の見所。鈴木監督は、妻・布枝にとって異世界に映った現実に、妖怪を何喰わぬ顔で夫婦らと座をともに登場させる。「幸福の七か条」の「第七条・目に見えない世界を信じる」 まさにこれこそ水木しげるワールドだ。NHK連続テレビ小説では描けない面白い世界観である。起伏のあるカタルシスはないが、夫婦というミニマムな世界がいかにして作られるのかを、様々なエピソードと通じて味わえる映画である。
アロハ坊主の日がな一日
2011年3月16日

映画『ゲゲゲの女房』 | 評価=
セットや小道具などは昭和30年代を蘇らせようと、とても力が入っているのですが、それが逆に仇となっているような気が。小道具が"主張"し出すというか、全然さりげなくなくなってしまうというか。妖怪が出てくる演出というのも…どうなんでしょう。さほど効果があったとも思えません。むしろ萎えました。宮藤官九郎演じるどちらかと言えばノホホンとした水木先生は、まるで別人に思えたのも辛口レビューになってしまった原因のひとつかも知れません。
23:30の雑記帳
2011年1月25日

「ゲゲゲの女房」 映画的な何かを期待したが見当たらない。
★★★ TVでは色んなエピソードが二人の人となりをゆっくりと描いていたが、映画ではそんな悠長なことは言ってられない。でもどこかに映画的な驚きが欲しかった。これではドラマの方が優勢だ。いつか世間が認めてくれると着実に自分の可能性を形にした。ある意味、成功者と彼を支えた妻の物語。少し先が見えなければ割と簡単に投げ出しがちな昨今、あと少しのその少し先を夢見てしまう。映画とは別に「ゲゲゲ」の故郷にそのうち行ってみたいものだ。
soramove
2010年12月20日

『ゲゲゲの女房』は別時間軸を持つ映画だよ。
布枝が「自分の時間軸で生きる」ことが出来たのは、夫の個性的な人物像と同時に、その超個性的な漫画を見たからであろう。彼女が夫の漫画をはじめて見た時、その独自性と素晴らしさへの驚きのあまり漫画が生き生きと動き出す。水木しげるの作風を尊重したそのアニメーションは見ていてとても楽しかったです。他人や時代に流されず、毅然とした態度で我が道を歩み続け、「生きてるうちから妖怪」と称される稀代の変人の側にただ居続け愛し続けた布枝夫人は[ミレニアム]シリーズに登場するリスベットレベルで自立した女性であると思う。
かろうじてインターネット
2010年12月15日

ゲゲゲの女房
★★★★ この映画は、夫の漫画が売れ出して以降については一切触れませんし、また、なぜ妖怪漫画しか制作しないのかを探り出そうとするわけでもありません。むしろ極度の貧困生活の中で、夫婦の絆が次第に強くなっていく姿に専ら焦点をあてており、従って漫画家の伝記映画と考える必要もなく、そうと見れば大変ヨクできている作品と思います。
映画的・絵画的・音楽的
2010年12月4日

ゲゲゲの女房(映画編)
朝ドラと比較される運命にある同じ題材を、こう脚本もかえると雰囲気もちがう作品になるのだと解釈の違いを認識しました。いたるところに妖怪の存在がありますが気がつかない、見逃してしまうシーンも。登場人物も少ないし、違和感のあるシーンもありました。これが朝ドラに慣れたファンには新鮮とうつるか、物足りないと思うかは柔軟性の大きさによると思います。感受性の大きさによるか?も。宮藤さんのなりきった演技がひかってました。この映画のお二人の方が、実生活に近いのかもしれないと思いました。こんな日常なのかもしれませんね。
なりゆき散策日記
2010年11月26日

ゲゲゲの女房
★★★ 宮藤官九郎と吹石一恵が案外良く当時の雰囲気に馴染んでいます。2人の様子はとても幸せそうで観ているコチラの気持ちも和らぎます。時折挿入される妖怪らしき存在。他にも茂の描いた漫画が動き出したりします。これらは水木しげるの作風と本作を重ねるための雰囲気を作る演出として観るべきなのかもしれません。正直、日常の生活を描いただけなんで、これを細かく丁寧に描写し始めるとやはり連続ドラマには敵わないと思います。作品のもつ優しい空気感や、登場人物たちは気に入っていますが、要はこの原作が映画には向かないということなのでしょう。
LOVE Cinemas 調布
2010年11月19日


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