この国の空:作品を観た感想(6)

【映画】この国の空
★★★★ 戦時下の庶民の暮らしはこんな感じだったのかなぁと、興味深く見させてもらいました。この映画は、とにかく食べるシーンが印象的でしたね。化粧をしてなくても美しく艶っぽい二階堂ふみはさすがの存在感、説得力がありました。母親役の工藤夕貴もいい味出してましたね。長谷川博己が妙にエロかったなぁ、逆に彼だけリアルじゃない感じではありましたが、映画的にはOKですね。
ただただ映画を楽しんでる人のブログ
2017年4月3日

『この国の空』映画@見取り八段
とにかく、よく食べる描写のある映画である。「戦時中」を描く作品として、視点が面白い。明日は我が身だという焦燥感と死への憧れに似た奇妙な感情。死と隣り合わせに居る人たちの死生観が浮き彫りにされた作品。お母さん(工藤夕貴)と伯母さん(富田靖子)のバトルもなかなか素晴らしい。日本純文学の香りがする一品。
映画@見取り八段
2016年2月24日

この国の空〜一番きれいなときに脱いだ二階堂ふみ
★★★★★ ヌード自体は“散華”と言えるほど華々しくなく、抑制的なのだけれど、二階堂は間違いなく最初から最後まで一瞬一瞬が極上の演技、極上の佇まい。
佐藤秀の徒然幻視録
2015年8月27日

この国の空
★★★ 主人公を演じる二階堂ふみはなかなか良くやっていますが、例えば、映画用にあつらえた様子が歴然としているセットで演じられると、仕方がないこととはいえ、何もかもが作り物ではないかという感じがなんとはなしにつきまとってしまいます。これまで荒井氏の脚本に特色的と思えた面が、本作ではずいぶんと抑制気味に取り扱われていて、その分クマネズミには好ましい作品だなと思えたところです。
映画的・絵画的・音楽的
2015年8月21日

「この国の空」:戦時下の市井の人々と暮らし
昭和20年夏の杉並区の市井の人々と生活の丹念な描写で描き出す戦争映画。こういう視点は貴重です。思ったほどハードに反戦映画ではなく、あたかも戦時下の暮らしを伝える資料であるかのような作品。 もちろんその時代を体験しているわけではありませんが、銃後の人々の空気感がよく出ているように感じられました。「縁側」っていいもんだなあと思いました。
大江戸時夫の東京温度
2015年8月18日

『この国の空』 わたしが一番きれいだったとき
この作品は食べ物に関してのエピソードが多い。里子の表情に迫っていくラストでは、その表情に強い意志と共に“怒り”が感じられた。里子を演じた二階堂ふみは後姿のヌードまで披露しているのだが、そんな娘を後押しする形になる母親(工藤夕貴)が夏の日差しを浴びる川辺で諸肌を脱ぐ場面では、腋の黒々とした様子が背中からでも窺えて、こちらも鮮烈な印象だった。
映画批評的妄想覚え書き/日々是口実
2015年8月9日


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