間奏曲はパリで:作品を観た感想(2)

映画:間奏曲はパリで La ritournelle 大人のための、ちょっとした小品。
すごく暗い映画のよう思えてしまう(笑)が、そういうトーンでは無く、淡々と日常っぽく進む。このため、安心してイザベルの冒険に身を委ねることができる。ベテランの主役両名の演技がその理由か。特にジャン=ピエール・ダルッサンは、過去ベストじゃないかな?。一方でちょと残念なのは、タイトルからして、どうしてもパリの風景に旅情をかきたてられるのを期待してしまう。フランス映画っぽい、大人のための、円熟とまではいわないが、ちょっとした小品。
日々 是 変化ナリ〜DAYS OF STRUGGLE〜
2015年4月12日

【フランス映画祭2014】『間奏曲はパリで』 (2013) / フランス
★★★★ すごくすごく楽しかった。そして奥が深い・・・と思わせる内容でした。出口のない重めなテーマに見えるのに、そこをマルク・フィトゥシ監督はさらりとしたコメディで軽々と飛び越えてしまう。これこそが本作の醍醐味。長年連れ添った夫婦ならではの厄介な、解決に骨が折れそうな問題を受け流し、あくまで大人に穏やかにコミカルに描く。イザベル・ユペールの「大人可愛さ」にも注目ですね。公開未定とのことですがとても素敵な作品でした。
Nice One!! @goo
2015年3月21日

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