ラスト・ソルジャー:作品を観た感想(14)

『ラスト・ソルジャー』'10
ジャッキー好きの日本人の多くは強くないジャッキーなんかを求めてないので、最高とは思わないでしょうがただ、もっとシリアスなのかと思ったら、予想よりはジャッキー映画だったので、それなりに楽しめた 今回のジャッキーは強くないので、無我夢中で暴れたまたま急所(笑)に当たる偶発的な攻撃か、傷口への攻撃などの卑怯な戦い方が目立った中、唯一の得意技が石投げで、自分も襲われてるのに、高価な玉を投げ皇太子を助けたり、水牛で壁をぶち破って救出したり 脱走兵の小さい奴が、勇気を振り絞って活躍する様がこの作品の見所と言えるかな。
虎党 団塊ジュニアの日常
2012年2月23日

ラスト・ソルジャー (大兵小将)
★★★ ジャッキーアクションの地味さ加減に、肩透かしを覚えるかもしれない本作。ただまぁ、この役柄と題材に、往年の一大アクションを期待する方がどうかとも思いますが。老いと衰えを味方につけながら、生き残る事を最優先とした小者っぷり溢れる動きの数々に、ジャッキーらしい"演じるアクション"を見る事が出来るのが嬉しい。確かに命がけの派手さはないが、あの動きはジャッキーにしか出来ない。作品に漂う重さとジャッキーが端々で見せる哀しげな表情に、「あぁ、今日のジャッキーはなんか…」と思わせる悲壮感を感じさせる事に。
Subterranean サブタレイニアン
2011年7月12日

「ラスト・ソルジャー」 犠牲になる庶民への憂い
全体的にはアクションを見せてくれますし、コミカルな感じというのはもちろん強いですが、ジャッキーの演じるキャラクターが何かそういう憂いのようなものを感じます。本作は基本的に歴史活劇ですが、やはりラストなどでは、国と国とが争うことの空しさ、そしてそういう戦いに否応なく巻き込まれてしまう庶民というものの哀しさを感じます。あえて中国の戦国時代を選んだのはそういう意味もあるのではないかなと思ったりしました。ジャッキーの演じるキャラクターに憂いを感じるのは、普通の庶民への憂いが表れているのかもしれません。
はらやんの映画徒然草
2011年5月7日

ラスト・ソルジャー
ジャッキーチェン!死んだフリ(笑)から始まり、さざなみのように笑いへと転化する過程が面白い。やっぱりジャッキーはコミカルなお調子者が似合うよ〜。ジャッキー扮するお調子者の老兵士は、恩賞目当てで敵側の将軍を捕虜にするのだけど、次第に心通わせていくのもお約束。衝撃的な結末も待っています。ちょっと淡々とした部分もあるけれど、でも偽矢のシーンはつい笑っちゃったなー。ラストはお約束のNGシーン、やっぱりこれもないとね!
いやいやえん
2011年4月9日

ラスト・ソルジャー
姑息ながらも優しい主人公の姿はJ・チェンの初期のカンフー映画を、将軍を巡って三つ巴、四つ巴の争いとなる展開は[プロジェクトA]等全盛期の作品を思い起こさせ、懐かしい感じとともに楽しませてもらった。今回は戦に駆り出された農民兵という役柄だけにあまり強くないので、J・チェン自身のアクションは抑え気味だが、要所要所で見せるアクロバットな動きは健在で、年齢を感じさせなかった。それにしても、基本的にコメディ・タッチの流れだっただけに、あのラストには驚き、また何か仕掛けがあるのではないかと最後の最後まで期待してしまった。
Movies 1-800
2010年12月5日

ラスト・ソルジャー
ジャッキーらしい動きは健在なので、コミカルな雰囲気は堪能できます。ハリウッドのジャッキーではなく、香港映画時代のジャッキーが戻ってきたような懐かしいストーリー。中国の戦乱の時期を描いているけど、内容は分かりやすいのもいいです。シリアスなドラマなのかと思ったら…爆笑シーンが満載。共演のワン・リーホンもなかなかのイケメン、ジャッキーとのコンビもいい空気で楽しかったぁ♪ シリアスな部分もあるし、中国の歴史の一部も勉強になる‥いい映画作ったなぁ〜っていう印象です。殺しあう事を好まない老兵の心やさしい物語。ジワリと何かが残る作品。
ひばなのシネマの天地
2010年12月2日

☆ラスト・ソルジャー(2010)☆
★★★ 今回のジャッキーは年老いた農民なので、アクションは控えめです。とは言え56歳の割りにはかなり頑張っているのですが。相容れなかった2人が旅を続けて行くうちに「平和だったら、友達になれたかもな…」と、なるのですが、そこまでを互いに思うようになる2人の心情の掘り下げが足らなかったように思えました^^; ジャッキーの映画としては結末は意外でした。命からがら国に帰ったら、国がなくなっていた(秦に征服されていた)…。"大兵小将 LITTLE BIG SOLDIER"と言うタイトルなのに邦題はラスト・ソルジャー。ラストまで観て納得しました。
CinemaCollection
2010年11月26日

『ラスト・ソルジャー』
これまでの彼の作品と比べても戦いのシーンが極めて少ないこと。もちろん、いつもながらもコミカルなアクションはあるのですが、そのどれもが「敵を倒す」ではなく「敵から逃れる」ものばかり。いつものジャッキー・チェンを期待している方には物足りなさを感じてしまうかも知れません。でもこの戦いから逃れるジャッキー・チェンには、まるで彼がカンフーを始めた原点を改めて見つめ直しているかのような哀愁と奥深さがあるんです。簡単だけれど一番難しい2文字が「平和」だと分かるあのシーンに思わず涙腺が緩みそうになりましたよ。
こねたみっくす
2010年11月23日

ラスト・ソルジャー
ジャッキーらしいコミカルさは健在。ジャッキーが出るからには、アクションと笑いは不可欠で、これがないと、正直物足りないんですが、そこはジャッキー、武芸の心得のない兵士役とは言えコミカルな動きや立ち回りでしっかりと笑わせてくれて、個人的には大いに満足な一本でした。そして最後はお約束のNGシーン。毎度のことながら、ちょっとしたタイミングのずれで相手の拳や剣が当たって痛そうな映像が一杯あったりと、ここもしっかり笑わせてもらいました。ジャッキーが好きな人なら、とりあえず観といて損はないと思います。
だらだら無気力ブログ
2010年11月20日

ラスト・ソルジャー
★★★ 中国の戦国時代劇でありながらも、ジャッキーテイストが加味された緩い感じの作品。お得意のアクションやコミカルなシーンも散りばめつつ、ポジティブな主人公像を描いている所が心地良かったりします。言ってみれば本作は中華時代劇ロードムービーとでも言うべきものです。物語は飽きるほどではないけれど、どちらかといえば単調。注目するならココ!というような派手なアクションシーンが観たかったところではあります。ジャッキー・チェンが主演した彼の映画だからある程度楽しめますが、そうでなかったら辛いかも…。エンドロールのお約束NG集が落ち着く♪
LOVE Cinemas 調布
2010年11月17日

ラスト・ソルジャー
珍道中の果てに見せるジャッキーの姿に胸が熱くなりました。今回のジャッキーはほとんど戦いません。テーマは"平和"なのです。その想いは出だしの兵士たちの遺体の山から最後まで、しっかりと描かれていました。でも、ちゃんとアクションも見せてくれます。防御のためのアクションは戦うのと同じくらい大変で、相変わらず機敏に動き回っていました〜。また、相手役のワン・リーホンも高貴な将軍が似合っていてカッコ良かったです^^ ラストには戦乱の世の平和への想いが込められていました。今、ジャッキーがこの作品を作り上げたのも分かるなあと感じた1本です。
とりあえず、コメントです
2010年11月14日

ラスト・ソルジャー〜戦場は劇場だ
★★★★ 全体にはいかにもジャッキー・チェンらしいコミカルな展開のエンタメなのだが、それにとどまらず、なぜ人間は戦争を繰り返すのか、したがるのかという根源的な問題までアプローチしている。恐らくこの映画はジャッキー・チェンの代表作になるのだろう。構想20年というキャッチコピーは伊達ではないようだ。しかし、ラストでチェンの本音も崩れ落ちるどんでん返しの事態が待ち受ける。彼の生きるための策略も、農民として生きたい人生の希望も、「名誉」の側に属している「祖国」あってのことだと悟る。「本音」も「名誉」も相互作用して成り立っているのだ。
佐藤秀の徒然幻視録
2010年11月14日

ラスト・ソルジャー
戦国時代の中国を舞台に、敵味方同士だった一人の将軍と一人の老兵の奇妙な旅が描かれている。国土は荒れ果てて、小国が入り乱れて戦いを繰り返している。秩序もないもない状況下で生き抜くために、二人は協力するようになる。これぞ、平和を願う気持ちと自国の誇りを捨てない中国民族の生き様といえる。ジャッキー・チェンの魂のこもった傑作と言えるだろう。ジャッキーが原案・製作総指揮・武術指導・主演と大活躍。悲惨な争いを喜劇的に描くことで、この映画は娯楽作品になっている。
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
2010年11月14日

【映画】ラスト・ソルジャー
この映画はジャッキーが20年の構想で作り上げた超大作。ジャッキーはもちろん、ワン・リーホンもアクションがすごい。平和を愛する農民。その考え方や、親から教わったことが、なんかリアルなんですよね〜。夢を歌で語ったりするところとか、戦場なれしていない、普通の人って感じ。ジャッキーの美声が聞けますよ。戦とか、権力争いとか、ちょっと重い内容なんだけど、ところどころ笑える部分もあって、いいバランスが取れていると思います。辛い現実でも、どこかに笑いを、というメッセージもあるようで。エンドロールはジャッキー映画お約束のNGシーンです。
☆紅茶屋ロンド☆
2010年10月27日


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