ブルーに生まれついて:作品を観た感想(7)

映画評「ブルーに生まれついて」
★★★ 映画として全く問題でないものの、ジャズにうるさい人なら文句の一つくらいは言うだろう。実話につき、エンドロール前に簡単にその後の活動を綴り、そうした厳しいタッチを半ば台無しにしてしまうのが惜しいが、また最近の音楽家伝記映画として型通りと言いながらも、僕が観た中では一番がっちりと作られている。
プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]
2018年1月10日

ブルーに生まれついて  監督/ロバート・バドロー
★★★★ この映画良かったです。天才の孤独、芸に生きる事の厳しさ、それをカバーしきれない愛の哀しさ、人間の弱さ、それらを全て背負い込んだイーサン・ホークの魅力がたっぷり詰まった一作。彼のファンは必見です。
西京極 紫の館
2016年12月18日

「ブルーに生まれついて」:いつもの破滅型アーティストの物語
チェット・ベイカーの音源は全く使用していないそうで、歌はベイカー役のイーサン・ホークが感じ出して歌っています。うまいもんです。役者陣はイーサン・ホークの好演が評価されているようですが、大江戸的には昔なじみのプロデューサー役のカラム・キース・レニーや、チェットのお父さん役のステファン・マクハティがカッコイイと思いました。
大江戸時夫の東京温度
2016年12月16日

ブルーに生まれついて
★★★★ 実に感動的な作品に仕上がっています。本作におけるチェットとジェーンとのラブストーリーは、なかなか良くできているのではと思いました。イーサン・ホーク自身が歌う「My Funny Valentine」とか「I’ve Never Been in Love Before」、あるいは「レッツ・ゲット・ロスト」、「虹の彼方に」、「ボーン・トゥ・ビー・ブルー」など数々の名曲が登場するのですから堪えられません。
映画的・絵画的・音楽的
2016年12月13日

ブルーに生まれついて
どんな人生を送ったかを知っているだけに、温かい未来を夢見るような時間が切なかったです。どうして愛を選べなかったのだろうと心が痛くなりました。当時の使いにくい入れ歯で血だらけになりながらも、必死にトランペットを吹こうと努力する姿が印象的でした。主演のイーサン・ホークの演技は2度見ても素晴らしかったです。観終った時、どんなに頑張ってもドラッグの誘惑からは逃れるのが難しいのねと寂しくなった1本です。
とりあえず、コメントです
2016年12月10日

【TIFF_2015】『ボーン・トゥ・ビー・ブルー』(邦題『ブルーに生まれついて』)
wiki読んでもいいのですが、彼の生涯の方向性がほぼ書いてありますので(=ネタばれになってしまう)、観てから検索した方がよいような。流れるような映像、音楽は一貫している。話の展開はあるものの無駄な要素がなく、人物たちの葛藤も静かにスピード感がある。黒いスーツ、たばこの煙、トランペット、そして頬を伝う涙。どれもがきらめいていて、流れるような瞬間に全て差し出され、1曲の中で全てが完結していく構成がいい。
Nice One!! @goo
2016年11月3日

「ボーン・トゥ・ビー・ブルー」(第28回東京国際映画祭)
「才能のあるダメ男」をさせたら、イーサン・ホークの右に出る者はいないのは間違いない。この作品には、人種の問題、麻薬の問題、芸術の問題、全てが包括されているのだ。作中のチェット・ベッカーの歌は、イーサン・ホーク本人が歌っている。
ここなつ映画レビュー
2016年10月4日


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