ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士:作品を観た感想(20)

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士
サブタイトルはいいたいことはわかるけど、もうちょっと別なのが良かった気がする。敵側の組織は権力あるんだか、ないんだか。本気で潰そうと思ったら、もっと早いところミレニアムを潰しておくべきじゃなかったんか?ザラの方がよっぽど手際良かったような。あんなに人数がいるのに、何してたの。暗殺しに来るのも終盤とかって、遅過ぎる。
映画感想メモ
2012年3月23日

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 (Luftslottet som sprngdes)
★★★ 前作で広げに広げた風呂敷をバッタバッタと畳んでいく本作。もっとコンパクトになる気はするが、前回ほどの冗長さは感じられない。まぁ、前半にのんびりし過ぎて後半が非常に忙しい構成でもあるんですが。大した準備もせず銃を片手にした暗殺者を送り込む計画の杜撰さや、金髪の大男、急に大いなる助っ人となる公安、検察と検察の証人が一方的に打ちのめされる裁判シーンの腰の軽さなど、非常に気になる所は多いのだが、急ぎ足ながらもパッタパタと片を付けていく様はそれなりに快感でもあったので、若干甘めのこの評価を。
Subterranean サブタレイニアン
2011年9月17日

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士
★★★ 盛り上げておいて、解決は裁判ですか!? えぇぇ!? ちょっとずっこけなんですけど。個人的に興味は、腹違いの無痛病の兄。なぜコイツは父の言いなりになるのか(この人も虐待されてそうなものなのに)。体の痛みがないのは病気だとしても、心は別じゃないのかな〜、とか。たぶん、このシリーズ面白いと思います。私がちょっと受け付けないだけで…残念(汗)
食はすべての源なり。
2011年3月26日

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士
★★★ なかなか面白かったです。今回は法廷が中心となる舞台。パンクファッションのキメキメのリスベットが出てきてくれてうれしー。法廷での緊迫感ある展開もなかなか。リスベットのために、ミカエルをはじめミレニアムの記者たち、ハッカー友達、弁護士らが一丸となって動きだす。まったくテレボリアンてばホント最低なヤツだな。リスベットにはつらいものがあるけど、あの証拠のおかげでぎゃふんと言わせることができてスッキリしたわ。しかし、いまひとつニーダーマンの存在がよくわからないかも…。ハリウッドリメイクはどんな感じになるんでしょ。
映画鑑賞☆日記・・・
2011年2月23日

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士
次第に悪事が暴かれてく様は圧巻。リスベットに好意的な主治医がいてよかったです、ほんと。例の精神病院の医者も組織の一員で、やっぱりトラウマになるものがあったんですねー。元公安警察側の組織VSリスベットとその支援者たちという構図で戦うことになります。ただし非公開裁判で。ミカエルも証人でなければ参加できない。相変わらず魅力ある展開と謎で、裁判シーンもぐいぐいとひきこまれていきます。ラストのミカエルとリスベットのありがとうのシーンがまたいいですね、照れあってるの。「また今度」「絶対に」…もう読めない、観れないのが残念です。
いやいやえん
2011年2月22日

【ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士】もっと見ていたいって思ってしまう?
今回は罠にはまってしまったリスベットがどう切り抜けていくのか。瀕死の重傷を負った彼女の痛々しい映像と、彼女にかかわった人たちが変化していく様が面白いですね。見た目は奇抜だけど心やさしいシャイなリスベット。社会的制裁を目的とするこの作品の趣旨が、最近多い残虐な作品とは一味違ってて素敵です。あ…衝撃的な描写はありますけどね…。女性が主人公のサスペンスではダントツの面白さ!! また新たな事件でリスベット&ミカエルのコンビが見たいなぁ〜(寂) あの金髪のあの人、、ちゃんとイカした落ちがあってすっきりのラストでした。
ひばなのシネマの天地
2011年2月19日

「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」
[ミレニアム]シリーズの最大の欠点は、物語が進むにつれて、ヒロインとも言うべきリスベットの動きが少なくなることである。リスベットの魅力は行動よりも、その存在感で見せるのであるが、それが作品の成否を決めることになる。この映画では、そこまでリスベットの存在感がインパクトあるものではなく、ストリー展開の迫力だけで観客をひきつけている。しかし、これだけでも実はすごいもので、あの膨大で登場人物とエピソードの多い原作を実に見事に映画化しているのである。娯楽映画としてはなかなかの出来であると言っておこう。
映画と出会う・世界が変わる
2010年12月5日

【ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士】
相変わらずあまり絡まない二人ですー。その分弁護士のミカエルの妹が沢山絡みます。危ない目にあいつつも何とか裁判の日が。そこまでが長かったー。判事相手に黙秘を通し、自分の弁護士にも多くは語らないリスベット。ちゃんとフォローしたり信じ続けるミカエルとの絆はいいなーと。法廷シーンが一番好き!毅然とした態度のリスベットが好感度大!ただ、勝利を勝ち取ったリスベットとミカエルの再会、もうちょっと感動的なシーンを期待してしまっています。全ての謎が解明されて、関係者は皆名前が挙がる。万歳なラストなんだけど、ちょっとだけ淋しい感じ。
日々のつぶやき
2010年11月10日

「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」 静かなる終焉、ひとりで震えて眠れ!
★★★★ 暴力に満ちた前作から一転、今度は病院や法廷が中心で彼女は多くを語らず、運命を受け入れつつも静かに反撃を開始する。やはり立ち向かう勇気を見たい、そしてそれは勝利で終えてもらいたい。現実はともかく、ハラハラデキドキしつつ爽快なラストを見たいのだ。主人公リスペットの他者を受け入れない態度が一貫していてそれが彼女の孤独を際立たせ、法廷でのど派手なメイクも彼女なりの戦い方なのだと納得できる。人物総計がピタッとはまった秀作。映画の長さが全く気にならない。ハリウッドリメイクも楽しみな作品。
soramove
2010年10月26日

映画ミレニアム2と3を連続で観ました。
★★★★ 1の物語が終わってから1年後、今度はリズベットの辛かった過去とそれを取り巻く国家的な機密や陰謀などが次々と殺人とともに明るみになっていき、なんとなく人物関係や設定などがやっぱり日本の2時間サスペンスドラマぽかったwです。リズベットの過去への決別というか、「ケリ」をつけて、悪者は死ぬか逮捕される話で、3はまとめになるので裁判のくだりへ…。2、3を通じて殆ど主人公のミカエルとリズベットが一緒に行動するようなシーンが無かったのはストーリー上仕方ないのでしょうが、少々残念でした。
ペインターみんみんの油絵制作&絵画の画像
2010年10月22日

映画[ ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 ]
せっかくの大作が、実にお粗末な結果になってしまった。特に小説を読んでいる人からすれば面白味にかけて物足りなく感じるはずだ。タイトルの[〜狂卓の騎士]にあるように、彼女を支える仲間が、今回の主役級の活躍をみせるが、見どころであるはずの彼らのシークエンスが、まあありきたりで観客に印象づけられるような演出が施されていない。ほんとにもったいない。敵に命を狙われるときの緊迫感などはなかなかのものがあり、サスペンスとしてみれば面白いだけに残念だ。エンターテイメントとしてしっかりと作り込めば、もっと面白いものになるはずだ。
アロハ坊主の日がな一日
2010年10月20日

『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』
ストックホルム警察がミカエルと接触し始めてからは点と点が徐々に線になっていき、やがては秘密組織に対抗しうるだけの「狂卓の騎士団」へと形を整えていく様が凄く気持ちいいんですよね。しかもリスベット個人の勝利だけでなくミカエルたちの勝利まで一緒に味わえるのもこれまた凄く気持ちいい。爽快感を味あわせてくれるために張りに張られた伏線の数々。これぞミステリーの醍醐味ですよ。素晴らしいのはあのラスト。ただお互いを尊重しあうあの距離がリスベットとミカエルの絆の強さと信頼の深さを雄弁に物語ってくれているんですよね。
こねたみっくす
2010年10月6日

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士
秘密組織の冷酷な「仕事」に比べ、ミカエルを筆頭にどこから見ても弱そうで分が悪い"狂卓の騎士"なんだけど、それがあるから理不尽な怖さを共有できたのかも知れない。ミカエルと出会い、ヒトとしての真の自由を取り戻すまで、なんと非力な多くの騎士が知恵と勇気を出し合ったことだろう。そして法廷の、第1章ではミカエルが居た席に今リスペットが座る―。主人公2人の関係性も含め、やはり予習の必要な続編。ちょっと風変わりなデコボコ探偵みたいな二人は、ビジュアルも全然好みではなかったのに、スリルがあって引っ張ってこられました!面白かったです♪
to Heart
2010年10月4日

「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」
最終章は面白かった。リスベットがブラック皮ジャンを着用。鼻、耳ピアス&鶏冠ヘアーで、目の周りばっちりアイライン・メイクで自らの裁判に登場。彼女にはあのメイクとファッションが欠かせない。ミカエルはもちろんの事、リスベットの雇い主である警備会社社長ドラガン・アルマンスキーや、ミカエルの妹を弁護士に向かえ"狂卓の騎士"を結成。最高に見応えがあった。驚くべきリスベットの過去が明かされ、あの変態後見人の真実も暴露され痛快! ラスト、ミカエルがリスベットのマンションを訪れる。妙に味わい深くてとても素敵なエンディングだった。
ヨーロッパ映画を観よう!
2010年9月28日

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士
裁判がメーンだけれど、もう勝敗はついている。検察側証人にあのスケベ後見人が出てくるのだけれど、この人、自分がヤバイ状況にあるという直感が働かないのだろうか。リスベットに対する暴力シーンの写真満載のパソコンを裁判所に持ち込むなんて脇が甘過ぎて脱力する。こんな見かけ倒しのサスペンスあっていいんだろうか。基本、連続テレビドラマだ。ラストのニーダーマンとの対決も脱力そる。いかにも行きがかり上、決着を付けないとまずいだろうという感じの取って付けた対決。しかも見掛け倒しの鈍臭い男。
佐藤秀の徒然幻視録
2010年9月25日

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士
いやぁ見応えある内容でした。今回は、リスベットのハッカー技術を駆使しての調査やアクションは全くないので、1、2作目に比べると面白みは無いですが、緊迫感ある法廷劇や自分達も狙われているにも関わらずリスベットのために事件を究明しようとするミカエルらの奮闘劇は見応えありました。ミカエルとリスベットの関係性もあいかわらずで良かった。それにしても謎の組織も動き方は下手じゃないか。あんな老いぼれ使ったら、自分達が関与してることを告白してるようなもん。この後の期待は高まるものの、これで終わりなんですね。本当に残念です。
だらだら無気力ブログ
2010年9月25日

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(2009) スウェーデン・デンマーク・ドイツ
★★★★ やっぱり、リスベットが好きなんですよ私。すごく美人という訳でもない。だけどものすごいパワーを彼女からは感じます。強いしね。だからついつい応援したくなっちゃう。この映画独特の雰囲気も好きでしたし、シリーズを最後まで見届けたいと思わせるものはありました。リスベットよくやったねー、ご苦労様という感じです。それにしても組織ぐるみというのは一番卑劣ですね。だからこの展開は余計に痛快に思えます。リスベットを巡る諸々に対して、彼女自身が1つずつ戦っていく様子は丁寧に描かれていました。
NiceOne!!
2010年9月24日

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士/LUFTSLOTTET SOM SPRANGDES
★★★ ストーリー的にびっくりしたり、めちゃめちゃ面白い!っていう展開にはならないし、最初から最後まで王道というか…後半の裁判で次第に明らかになっていく謎や真実。目が離せない部分もあったものの、最後は意外とあっさりと終ってしまった印象。戦いに挑むためにゴスメイクを施して、万全の自己スタイルで挑む姿に感服!ドクターのさりげない優しさを感じても素直に直接的にお礼は言わなくとも不器用なその性格がかいま見えて、三作目ともなるとだんだんとリスベットに親近感を覚えている自分がいる。やっぱり内心でずっと応援しちゃう。
我想一個人映画美的女人blog
2010年9月21日

ミレニアム2 火と戯れる女、ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士
★★★★ サスペンスタッチの1作目に比べると2,3は少し雰囲気が違ってきていますが、どちらもかなり昔の事件。お蔵入り同然の事件の真相が、ミレニアム誌のミカエルやリスベットの数少ない理解者達によって明らかにされていくのが、面白かったです。それにしてもリスベット、小さいのにタフですわ。ハードなシーンが山盛り。戯れどこじゃないですよ!また、これは、女性を蔑む男たちとの戦いなので、リスベットの弁護士や、裁判長、ミレニアム誌の編集長、公安などなど主要なポジションに必ず女性が登場するのも観ているほうとしては面白かったです。
☆試写会中毒☆
2010年9月19日

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士
★★★★ とにかく観ていて嬉しいのは、今回もまたリスベットとミカエルはともに行動することはないにもかかわらず、阿吽の呼吸でお互いの考えを理解しているということ。相変わらずジャーナリスティックな調査能力を発揮するとともに、今回は1同様に総司令官的な深謀遠慮を働かせて戦略を練っているミカエル。そしてその戦略を僅かなやり取りで完全に把握し、必要な材料を集めようとするリスベット。そのラストシーンは、実に彼女らしい機智に富んだものでした―。長い長いミレニアムサーガ、観終わった今はタダもうひたすら満足感が体を覆います。
LOVE Cinemas 調布
2010年9月19日


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