いぬやしき:作品を観た感想(11)

「いぬやしき」
★★★ 健くんの場合、はじまりが完全に犯罪だからねえ。彼女も失うし、悪いことをすると、悪いことが連鎖する、ともいえる。いかにも漫画な人間改造というか装備。
或る日の出来事
2019年3月21日

いぬやしき
★★★★ 内容的には、よくある感じの無難なストーリー展開を、設定の奇抜さで魅せてるような作品。確かに設定は面白いかもしれないけど、画面からバンとか、これは漫画だからこそ映えるのであって、実写にしたら子供だまし感がある。とはいえ、うだつのあがらない情けないサラリーマン役の木梨憲武は、それなりにリアル感あった。従来の邦画作品よりかは意外とCGとかも頑張ってた気がする。
いやいやえん
2018年11月7日

いぬやしき
★★★★ 冒頭観始めて「面白くなりそうな気配しかしねえ!」とかなり先の楽しみが生まれた作品である事は確かである。ダメ男を木梨憲武が好演。キャスティングが秀逸。今までノリタケさんの演技て観た事あったっけか?とちょっと記憶として呼び戻せないのだが、普通に演技上手いやんと、哀愁漂わせるその表情力が実に見事。
銀幕大帝αTB受付
2018年11月3日

『いぬやしき』俺が悪役でジジイがヒーロー
★★★ 私の好きなノリさんはどこもカッコ良くないジジイ感満載で良かったし、私の好きな佐藤健は美しい高校生で良かった。その2人の対峙だけでワクワクした。身体が浮くテンポのいい劇伴と共に迫力の戦闘を楽しんで、親子と友情物語に心動かされて…とりあえず、原作は知らないけれども、良い実写版!!。
映画@見取り八段
2018年11月2日

いぬやしき
★★★★ ストーリー的にはストレートで分かり易く、人生物語的な流れも感じられてちょっぴり胸きゅんとなるに違いない。そして中盤までは特に中年男性の観客の心が、スカッと感に満たされるはずである。だが佐藤健演じるところの獅子神皓が、大量無差別殺人を繰り返すシーンが続くと、せっかくのスカッと感も吹き飛んでしまった。なんとそのくだりが、伊藤英明の『悪の教典』の殺戮シーンを観ているようで、気分が悪くなってしまったのだ。まあ何だかんだ言っても、いずれにせよ、面白い映画であることは間違いないだろう。
ケントのたそがれ劇場
2018年5月3日

「いぬやしき」:ハリウッド・レベルのVFX
予告編の段階でVFXスゲーなと思っていましたが、想像以上でした。ここまでのクォリティなら、ハリウッドに対抗できますね。物語は良いテンポでどんどん進んでいきますし、多くの先行作品からのインスパイアも受けております。
大江戸時夫の東京温度
2018年5月1日

『いぬやしき』('18初鑑賞36・劇場)
★★★★ 日本映画らしいだるい部分もありますが、総じて、エンタメとして合格点だと思います。演じる木梨憲武が、思いのほか芝居が上手くて、感情移入。母思いの高校生、獅子神皓を演じる佐藤健も『亜人』よりも上手い。クライマックスに展開される空中バトルのVFXはよく頑張ったなぁと。今作はエンタメ作品として、充分オススメできる作品です。原作ファンはどう見るのか分かりませんが、時間を忘れて面白く鑑賞できました。
みはいる・BのB
2018年4月24日

『いぬやしき』を109シネマズ木場5で観て、
★★★★ たまらなく面白かった。「いぬやしき」は超人的なハードを持ちながら、常に癌患者、もしくは老いた爺の不調をも与え続けられてる、そう思うのだ。それは改造前後で彼が全く変わらないから。徹頭徹尾、輝かないという木梨憲武の演技はよかった。佐藤健のあれよあれよと転落してしまう孤独も素晴らしかった。二階堂ふみの原作まんまのうざいけど愛らしい感じがちょっと夢に出そうなくらい上手い。濱田マリ、斉藤由貴、伊勢谷友介あたりは安定してて、もう常に大丈夫しかない気がする。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2018年4月22日

いぬやしき
★★★★ 面白かったです。漫画は未読ですが、10巻の原作がすっきりとまとめられているのも良かった。つまり、犬屋敷はアナログで、獅子神はデジタルという、キャラクターの在り方も対照的でした。佐藤健くんの“静”で人を圧する表現力と、高度なCGアクションによる“動”のメリハリが、ラストの新宿上空250メートルでのバトル合戦まで、息をつくのも忘れるくらいの緊張感を一切途切れさせないのもいい。特筆すべきは、木梨憲武さんが作り上げた冴えないジジイ・犬屋敷壱郎の温かさでした。
映画に夢中
2018年4月22日

いぬやしき
★★★ タイトルだけ見ると、化け物でも出てきそうなホラーぽいが一応SF。と言うか「スーパーマン」と「散歩する侵略者」、さらに三島由紀夫原作「美しい星」を足して3で割った風。
佐藤秀の徒然幻視録
2018年4月21日

劇場鑑賞「いぬやしき」
かなり、面白かった。キャスト陣では、じじいでヒーローの犬屋敷を演じた木梨さんがなかなか良かったです。獅子神を演じた佐藤さんは初悪役ということで、冷淡な表情がこれまた素晴らしかったです!全体を通して、最後まで飽きずに楽しませてくれるアクション作品に仕上がっていました。原作とは異なる結末なので、今作で完結せずに、前編と後編に分けても原作通りのラストにした方が良かったような…。とりあえず、邦画もここまで出来るんだぞ!と世界に訴えることが出来ると思います。
日々“是”精進! ver.F
2018年4月21日


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