ライフ・アクアティック:作品を観た感想(1)

ライフ・アクアティック
ビル・マーレイとオーウェン・ウィルソンの微妙な「親子」関係と、マーレイとアンジェリカ・ヒューストン、ジェフ・ゴールドブラムを巡るこれまた微妙な三角関係。マーレイ、ウィルソン、ケイト・ブランシェットを巡る、さらに微妙な三角関係という、実は結構ソープオペラっぽい人間関係に主眼があったりするのかな。もちろん、どこまで本気かわからないすっとぼけた人物描写の連続で、ドロドロ感は全く感じません。劇中、結構意外な悲劇が起こったりもするのに、深刻な雰囲気にも乏しい。それでもやっぱり人生は続いていくんだよ、とつぶやいているような感じ。
キノ2
2010年6月20日

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