ミスト:作品を観た感想(20)

『ミスト』'07・米
「僕を怪物に殺させないで」というあれは、ただ死にたくないって事ちゃうんか?^^; B級テイストあふれる怪物達(笑)やったけどあの超巨大生物は、シルエットやったからボロが見えへん(笑)でエエ感じやった。ある意味、カーモディが1番の怪物やったと思う。薬を取りに薬局に行った時、あのバアちゃんが火炎放射でモンスターを撃退したのには、ビビった(笑) ジムより、よっぽど頼りになるやん。エンドロールでは、音楽が止まってヘリや車の音が流れたのが変わってたな。
虎党 団塊ジュニアの日常
2009年12月27日

ミスト
★★★★ これは、凄かった!! あのラストは音楽の使い方といい、演出の仕方が素晴らしい!監督のセンスの良さに驚いた!! そして本当に怖いのは霧の中の何かではなく、店内の人々の疑心暗鬼って言う展開も良くて、神がかったカーモディが、人々の支持を集めていくあたりは本当にゾッとした!それに、本来、神にしか許されない裁きをキミたちは無意識のうちにおこなっていたんだよ的なメッセージを、この映画は突きつけてくる!!
Addict allcinema 映画レビュー
2009年8月2日

『ミスト』を観たぞ〜!
最後の最後まで気分が晴れる事はなく、霧に潜む想像を絶する奇怪な生物祭りのホラー映画としても、人間の心理に深く切り込んだパニック・ムービーとしても、とても興味深い映画でした。始終声にならない声を発して、手に汗握る緊張感は持続。次に起こる展開が読めないのです。そして衝撃のラストにはその声さえ失う、なんとも言えない物悲しさ。何もかもがあと少しだったのにとモヤモヤ感が残ります。
おきらく楽天 映画生活
2009年6月19日

ミスト
やがて徐々に霧の中の「なにか」が明らかになってくるけど、「なにか」よりスーパーに缶詰にされた「人間たち」の精神面の「壊れっぷり」がひどい。最期まで「がんがん惹きつけられた」です。「良い作品」と言えるのではないでしょうか?予想を裏切りますし、「徹底的な」シナリオだと思います。久々に観た「ホラー」です。単にびっくり箱を開けたような安物のホラーではなく、こう「身体の芯」から「ひえっ」と思わせてくれました。
SUPER BLOG.JP
2009年5月26日

『ミスト』この映画を見て!
本作品の魅力は異世界の怪物による襲撃の恐怖はもちろんのことですが、それ以上に極限状況下での人間描写にあります。特に印象的なのがキリスト原理主義者の女性カーモディがスーパーのお客たちを扇動して次第に狂信的な集団を作り上げていくところです。一番冷静だと思っていた主人公も巨大な絶望の前では結局感情に動かされてしまったというところは何ともいえない皮肉ですね。スーパーの中での人間模様は手に汗握ります。
オン・ザ・ブリッジ
2009年5月4日

『ミスト』――心理描写よりも理不尽の描写が際立つ
絶望的な状況下でも、恐怖や気違いじみた宗教に精神を飲み込まれることなく、あくまでも人としての尊厳や理性を保ち、傷ついた人を助けるためには危険を冒すことすら辞さない、そんな人として理想的な主人公達が、なぜあんな悲劇の極みにたどり着いてしまったのか。それはこの世の中、つまり現実が理不尽にできているということを、映画として表現したからだと思う。救いようもない理不尽なラストが最も印象深い。
常楽ブログ
2009年4月12日

ミスト
この映画、面白いです♪モンスター・パニックの体裁はとっていますが、見事な人間ドラマでありました。人間にとってなにより面白いのは、人間の葛藤にほかならないわけで、状況なんてどんなに地味でも、これさえ面白く描ければ、ドラマはどこまでだってエキサイティングになるのであります。ましてやこの映画の状況は、地味なんてものじゃ、およそないし(笑)。
キノ2
2009年3月14日

記録『ミスト』 (全体を触知できない)見通しの悪さは、此の国も同じ
★★★★ 登場人物たちが直面するのは、「見通しの悪さ」が招いてしまう集団錯誤と絶望、表裏にある希望だ。時折触知できるセカイの一端(触手)は、死の宣告をもたらし、恐れと慄きをもたらすものの、霧の彼方にその全身を垣間見る瞬間、私たちは安らぎに似た感慨を得る。それが恐怖の実体だったのではない。覆い隠す霧こそが問題なのだ。自分が登場人物たちのような過ちを犯さないと、誰が言えるか。
夢のなかの夢 Eternity within Eternity
2009年3月8日

ミスト
★★★★ 人は極限状態に達したとき、暴動や殺戮、自殺、と恐ろしい行動にはしる。そして、そこへすがりつけるものが現れたとき、人は一瞬にしてそれに飛びつく。自己陶酔し、人々を集め、自分たちと違った考え方をもつ者を排除しはじめる―。なんて恐ろしい図式だろう。世の中で一番恐ろしいもの、それは人間の心そのものだということを思い知らされる。これまでに観た作品で、一番後味の悪い驚くべき結末だった。
シェイクで乾杯!
2009年1月8日

「ミスト」
★★★ 次々に恐怖を畳み掛けるように仕掛けてくる。観客としては、一体次がどうなっていくのかハラハラドキドキ感を募らせていく。冒頭の湖にミストが立ち込めていくシーンで何やら不吉な予感に襲われる。スーパー内では、まず客らは地震のショックに遭う。外ではひどい濃霧が漂っている。こうした恐怖感に対し、人々はどのように対応するのかが本作の見どころの1つであり、またテーマでもある。
シネマ・ワンダーランド
2008年12月25日

ミスト
★★★★ 一番怖かったのは扇動的な狂信者の女性でした。ひとりだったら、ただ頭のおかしな女と言われるだけなのに、ひとたび集団の力を持つと、異常な意見も通ってしまうのです。
玄米遊女夢映画
2008年12月22日

【映画】ミスト…最悪の気分になりたい方にオススメ
キモである心理描写部分も含め、よく出来ているお話だし、特殊効果も含めた映像もよく出来ていると感じましたし…最後まで退屈せずに鑑賞出来た訳ですから映画の出来としては良いのでしょう…でも、とにかく気分の悪くなる作品でした。安易なハッピーエンドにすれば駄作になっちゃうしメッセージ性は皆無になるのは分かるんだけど…
ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画
2008年12月9日

【2008-117】ミスト
★★★★★ 最初は外の敵に恐怖するが、だんだん中の敵にも恐怖することに。昆虫や鳥のようなデカイ生物との死闘やカルトオバサンによる人々の混乱と、ストアー内の人々と同じく見てるほうも心拍数が上昇する内容だ。クリーチャーの姿は濃い霧によりほとんど見せず・・・本当に怖いのはクリーチャーではなく人間だというのを再確認した映画かも・・・
ダディャーナザン!ナズェミデルンディス
2008年9月29日

ミスト(2007年・米)
理性を保って力を合わせて戦おうとする人々の敵は、謎の生物だけではありませんでした。謎の生物よりももっと恐ろしい敵…普通のホラー映画とは一味違う作品になっていて興味深かったです。ラストシーンは本当に衝撃的でした。観客を驚かせる為には確かに「ナイス・アイデア」なエンディングであり映画的には成功でしょう。でも主人公に感情移入してしまうと、もう胸が押しつぶされるようなやるせない結末で…
SCARECROW'SROOM
2008年7月26日

映画[ ミスト ]みえないもの、わからないもの。心の闇は、そこから生まれる。
アカデミックなタイプから、ノータリンなマッチョ野郎まで、本作ではアメリカの縮図のような多様なキャラが登場し、それが映画をより面白くしている。そして人殺しも屁とも思わないほどの皆は洗脳されてしまう。秩序なきスーパーマーケットで、理性や人間性が突然崩壊されていく様が、何よりも恐ろしい。スリル満点である。
アロハ坊主の日がな一日
2008年7月5日

ミスト
★★★★ 恐怖映画としては珍しくよかった。 なぜかというと、意味もなく怖いだけの路線ではなく、人間を描いていたから。 ラストには驚くし、救いようのない悲しみを感じるけど、こうゆーのが本当の意味で深く怖~い映画なんだと思う。
映画初日鑑賞妻
2008年6月22日

ミスト
霧の中から現れる奴等の造形もまぁまぁです。見た瞬間のインパクトはそんなに強く有りませんが、キモイ事は確かです。後味の悪い映画ですが、閉鎖空間でのサスペンスになっていて見ていて胃がキリキリする緊張感が味わえます。原作とはかなり違いますが、これはこれでヨシです。
極私的、格付け!映画ガイド
2008年5月28日

「ミスト」鑑賞
内容は閉鎖的な空間であることも手伝って全体的にシンプル。おおよそのパニック映画にありがちな展開と言う感じかな。でも結構緊張感を持って見られたので楽しめましたよー。この映画は全米騒然と言うラストの展開が興味深かったんです。震撼のラスト15分と言う宣伝文句がいったい何を意味するのか?どんでん返しが大好きな僕としては見ないわけには行きません。
BIGLOBE平主任ブログ
2008年5月26日

ミスト 霧の中には何が・・・・・!?
あの「ショーシャンクの空に」でお馴染みの、スティーヴン・キング原作×フランク・ダラボン監督による新作です。前作「グリーン・マイル」から8年の歳月を経ての待望作ということで、かなり期待もありました。映画のブロガーさんの反響も凄いので、やはり気になっていました。今回のお二人のコラボ作品は何とモンスターが登場するホラー映画ところが、観てびっくりホラー映画といっても、単なるホラー映画ではなかった。かなりメッセージ性も強く、鋭く現実を描いたものです。
銅版画制作の日々
2008年5月24日

ミスト
小さな田舎町のスーパーマーケットに閉じ込められた人々のパニックを描いてはいるのだけど、それがあたかもギュッと凝縮された世界の縮図でもあるかのように感じさせる描写は秀逸だし、その後の展開を予感させる伏線の張り方もなかなか巧みだし、ビミョーなキャストの熱演も光っていました。
☆彡映画鑑賞日記☆彡
2008年5月23日


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