インヒアレント・ヴァイス:作品を観た感想(11)

インヒアレント・ヴァイス
コーイがというよりも、オーウェン・ウィルソン自身が、やけに哀愁を漂わせていたのも印象的。とんでも歯医者役のマーティン・ショートも、なかなか強烈で目が点に(苦笑)ストーリーも飽きさせなかったが、何よりこんな個性的なキャラクターがいっぱい登場して楽しかった。
I am invincible !
2015年10月9日

インヒアレント・ヴァイス
★★★ 全体的にごちゃごちゃしすぎ。登場人物も多いし、誰が何で、どういう関係なのか、訳わかんなくなってくる。ハードボイルドっちゃ、ハードボイルドです。雰囲気は嫌いじゃないけど、全部台詞で説明しちゃうので、付いていくのが大変。結構キャストが豪華。この映画、148分もあったのか。のめり込んで時間を感じなかったというよりも、ごちゃごちゃしすぎてて、ストーリーを追うのに一所懸命で気付かなかったと言う方が正しい。
映画三昧、活字中毒
2015年10月7日

インヒアレント・ヴァイス 【劇場で鑑賞】
★★★ ヘンテコ鬼刑事だったジョシュ・ブローリンが怪演を見せ、非常においしくなっていました。70年代のファッションや音楽などのオシャレさがトッピングされたコミカルな探偵もの、一部入っていた刺激的なシーンもアクセントになっており、サスペンスを決めるところは決め渋みもあり、個人的にはクライマックスがちょっと地味でピーク部分の高低差が欲しかったり、あるいはもっとドローンな感じにしてもらっても構いませんでしたが、適度にサイケでしたし、全体としては一定の面白さがあった映画でした。
映画B-ブログ
2015年10月5日

インヒアレント・ヴァイス (Inherent Vice)
★★★ 音楽はもちろんのこと、ファッションや会話の内容、小道具の数々から役者の顔立ちまで、溢れ出さんばかりの70年代情報に初っ端から圧倒される本作。ハッパが効いてるが如く散漫な展開をしつつ、覚めた時というよりは最高潮に効いてる時の集中力の如く物語が急展開する緩急も心地よく、ダラけながらも長尺さを感じさせない巧い作り。主人公のドックに扮したのは、ホアキン・フェニックス。すっかり壊れちゃった役者ってイメージもありましたが、そのイメージと自身のルーツでもあるヒッピー文化との相性の良さ、ファッションのハマりっぷりなどが見事に融合し、“70年代のそういう人”感が見事なまでに出ていた好演を。オーウェン・ウィル..
Subterranean 悉捨酌実尺軸屡竺爵
2015ヌッ9キ0日

インヒアレント・ヴァイス
なかなか豪華なキャスト。変なカオス感は感じるんだけど、モヤモヤするみたいな。でも見入っちゃうという不思議。濃いですね。キャラも演技者も濃いですが、時代的にも盛り盛りだったんだなあ。
いやいやえん
2015年8月29日

「インヒアレント・ヴァイス」:1970年のゆるゆるハードボイルド
ハードボイルドの常として、話はよくわかりません。っていうか、途中で「まあ話はどうでもいいやね。どうせハードボイルドなんでしょ。」って感じになります。全体のムードと細部の味わいを楽しめば、それでいいって作品。面白くなかったし、長かったですねーまあ、やはりPTAとは合わないんだなあと再確認しました。
大江戸時夫の東京温度
2015年5月15日

『インヒアレント・ヴァイス』 監督PTA×原作ピンチョンのアメリカ史
一応は探偵ものの映画として進んでいくのだが、事件の全貌はまったくわからない。あやしい人物が登場しては去っていくのだが、謎は深まるばかりだし事件の解決もあやふやなままなのだ。
映画批評的妄想覚え書き/日々是口実
2015年5月7日

ショートレビュー「インヒアレント・ヴァイス・・・・・1550円」
★★★ 全体の印象としては、タランティーノの題材+リンチの世界観を、アンダーソンが独自の語り口で纏めたという感じか。若き巨匠、ポール・トーマス・アンダーソンの作品としては、肩の力が抜けて小粒な印象の作品だが、これはこれで気だるく心地よい。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2015年4月21日

インヒアレント・ヴァイス
★★★ タイトルの“inherent vice”は保険用語で「固有の瑕疵、ある財物の有する自然に変質・損害をもたらす性質」のこと。
佐藤秀の徒然幻視録
2015年4月18日

インヒアレント・ヴァイス/この混乱は、どこから来るか
シーンのひとつひとつがみんなキレイに撮られていて気持ちが良いです。ちょくちょく挟まれる面白シーンもヘンでいいですね。ホアキン・フェニックスは汚いのにセクシーでした。ヘンな人ばかり出てきてヘンなことばかり起きるのに、映画全体に流れる雰囲気はセンチメンタルなんですよ。これは音楽の力も大きいと思います。全体的にはたいへん良かったのですが、ラストがね、わたしにとっては感傷的過ぎたなあ。
映画感想 * FRAGILE
2015年4月17日

映画:Inherent Vice
音楽についてふれると、冒頭の CAN だけでなく、けっこう曲者ぞろい。このポール・トーマス・アンダーソンの新作は、徹底的に「感性系」「脱力糸」。
日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF ST...
2015年3月21日


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