インスタント沼:作品を観た感想(23)

インスタント沼 (2009)
★★★ 監督は三木聡。そりゃ〜まんまですよ!予想通り。普通そうで普通でないOL、沈丁花ハナメ。小ネタ満載でニヤニヤ笑いが止まりません。だがしかし、大ネタがないんですよ。正に小ネタ小ネタの数珠繋ぎで馬鹿笑いできないのが残念。ストーリーも毒の効いたブラックさは皆無でものすごく軽く明るく爽やか。これだけだとチョッとグッとこないんですよね、残念ながら。電球役に風間杜夫、結構良い味だしているんですが、やはり影の部分が見えてこず。見終わった後、な〜んにも残りません(笑) "明るく前向きに生きていこう"という超ポジティブ映画。落ち込んだ時は良いかも。
肩ログ
2010年10月15日

【映画】インスタント沼…インデアンサマーって...
★★★ まぁまぁかな。小ネタの数々には予定通り笑わせていただきました。あとネタのうちのひとつで、おお〜!となったのが"乾燥サソリの標本" ・・お母さんが松坂慶子で、本当のお父さんを探しに行くと風間杜夫だった…ってのは小ネタというよりも大ネタかな。と、まぁそんな部分も含め、概ね楽しめた映画だったのですが、最後の方の沼を作ろうってあたりから日本映画のテンポになって来て、退屈させられたのは残念な感じでした。麻生久美子さんはちょっと好きな女優さんの一人。
ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画
2010年6月21日

インスタント沼
理屈抜きです。笑えます。麻生久美子さんがぶっ飛んでます。キャストが違うだけでカメは意外と早く泳ぐと何が違うんでしょうか?(爆) オススメです。
単館系
2010年5月16日

『インスタント沼』 ('10初鑑賞35・WOWOW)
★★★★ これが、おもしろいんです♪ 出だしから軽快なテンポ。ストーリーとはなんの関係もない小ネタが続々と登場。風間杜夫の風貌も笑いを誘いますね。お母さんはカッパの姿が見えます。そのことがクライマックスの伏線にもなってるんですよね。わりと現実的な日常に潜む笑いを描いたコメディ作品かと思いきや、いきなりファンタジーになったのは驚き。"インスタント沼"って、そういうことやったんやなぁ〜と納得。沼の主が空高く舞い上がる場面は、なかなか美しい^^ 主演の麻生久美子はすごく良い!観終わったあと、すごく気分が良くなります♪
みはいる・BのB
2010年3月16日

「インスタント沼」 意地なんて、蛇口をひねってジャー
三木さんの脚本は相変わらずキャラクター通しの会話がテンポがよく、かつ不思議なくらいに噛み合ない。麻生久さんはこういうのが得意なのがわかっていましたが、共演している松坂さん、風間さんも三木さんの間をつかんでいてとても心地よかったです。さすがベテラン。つまんない意地など、時々蛇口をひねってジャーッと洗い流すことも必要なのかもしれません。ラストは突拍子もなかったけど妙に感動したりして。ハナメは端から見るとけっこう大変そうだけど、妙に前向きだったりするので、ポジティブな気持ちをわけてもらえる感じもします。
はらやんの映画徒然草
2010年1月28日

インスタント沼
麻生久美子が全開で、実に愉快なキャラクターをうまく演じている一方で、加瀬亮がコテコテのパンクロッカーを演じ、また松坂慶子の出演もあったりして、ラストになって教訓じみたシーンが設けられてはいるものの目くじらを立てるほどのこともありませんし、総じて至極面白い映画だなと思った次第です。
映画的・絵画的・音楽的
2009年11月19日

『インスタント沼』 (2009)
★★★★ 取敢えずキュートな麻生久美子が、周りに流されるだけ流されていく間に気づくもの。他人も肉親も自分の人生を彩ってくれる、人生を楽しくさせてくれるかけがえのない存在。悪意だろうが行きがかりだろうが、何だっていい。みんなが自分を含む、みんなの為に一生懸命生きているってことに気が付けば人生は楽しいのだ。三木監督の作品に出てくる人物は、概して自分勝手でわが道を行くタイプが多いけど、悲しいかなスケールや器は小さい。でもそこがいいじゃん!って、作品は言い切ってくる。
よーじっくのここちいい空間
2009年10月15日

インスタント沼
最初からクスクスと笑いっぱなし、オープニングのハナメの紹介みたいなプロローグもかなり面白い作り。ストーリーもジリ貧のOLが主役って事で何となく共感を覚える事も。本当の父親は胡散臭くてやってる商売も胡散臭い、でもハナメがだんだん父親の考えも受け入れ、実際に見えるものしか信じなかったハナメが最後には見えないものでも信じる事が出来るようになるのもいい。即席の沼、意外とちゃんとした沼になってるのが面白かったです。
Diarydiary!
2009年8月11日

『インスタント沼』 @テアとル新宿
★★★ 人生楽しめー。という感じ。すっごい前向き。ハナメはジリ貧OLってことだったけど、常にポジティブシンキングだから、観ていて気持ちいいんですよね。絶対騙されてんじゃんってこともプラスに考えられるからすごい。人生楽しんだもん勝ち、馬鹿馬鹿しくたって、一見意味ないことにだって、きっと意味はある!見方を変えるだけで全然楽しさが違うんだということをハナメが教えてくれます。観終わった後、小さな幸せを感じられるはず。
映画な日々。読書な日々。
2009年7月3日

『インスタント沼』(2009)/日本
★★★★ 面白かったなあこれ。観始めて最初の紹介ビデオ??に早くも笑わされる。細かいカット割りの連続、よくここまで作ったなーと思います。マメなんでしょうね。しかも1つ1つが手が込んでて面白い(笑) 麻生さんのセリフの言い方が好きですね。いちいち面白いよー。風間さんも、あのアタマは監督の要望で剃ったらしいですが、何かこれも面白過ぎw。加瀬くんのガスも、何かわかんないけどいいやつだったなあ。
NiceOne!!
2009年6月21日

インスタント沼
ハナメの戸籍上ではない、ほんまの父らしい電球さんの「水道の蛇口をひねれ!」で、元気を取り戻すハナメ。二人の馬鹿馬鹿しい姿には電気工事屋のガスくんも、いつしかインスタント沼作りに協力。電気もガスも水道も、みんな、インスタントコーヒーやインスタントラーメンを作るためだけじゃ、あらへんよ。無用の長物、ガラクタでしかない大量の砂に、水道の蛇口を捻るだけで、あっという間にインスタント沼の出来上がり。そこには見えないものも見えてくる。
空想俳人日記
2009年6月20日

「インスタント沼」初夏の麻生久美子祭・第2弾(^^;!
な〜んにも考えず、ただただお気楽に観て笑って、そして前向きになって帰りましょう!とにかく楽しいし、相変わらずくだらないし、いっぱい笑えるし…。深く考えたらアカン!そのまま勢いに流されるのだ〜!って感じ?とにかく一番観て欲しいのは、風間杜夫と加瀬亮の頭^^!コレを観ただけでも何か明日からハッピーがやって来そうな気が…(違?)。そして"映画女優・麻生久美子"の魅力はてんこ盛りです!
シネマ親父の“日々是妄言”
2009年6月15日

『インスタント沼』
★★★ 麻生久美子チャンは体張りまくりで頑張って、加瀬クンは珍しくハイテンション。三木組常連さんに、クドカンや伊吹吾朗さんまで。いや〜幅広い。あのハナメの宝だったいい角度に曲がった錆びた釘。それを美しいといったのはノブロウで、それを気に入って買って行った客が石井聰互監督というのは何絡み(笑) やはり一番ノリの良かったのは、麻生久美子チャンとふせえりさんの絡み。これ最高☆
京の昼寝〜♪
2009年6月8日

*インスタント沼*
テンポはいいし、コネタ満載だし、と〜っても楽しいです。ただ、ラストの部分がなんだかどうも…"とにかく蛇口をひねるのだ!"も、心の中に封印してきたもの=沼って言う表現はとってもわかりますがもう少し、ぐっとくるようなものが欲しかった。でも言いたいことは、物事は考え方やものの見方ひとつで違ってくるということ。人生気楽にいこうよ、見方を変えようよっていうメッセージが強く伝わってきました。
Cartouche
2009年6月7日

水道の蛇口をひねるんだ!? 「インスタント沼」
何よりマジメに真剣にやって時折キレちゃったりしてるのに、笑えちゃう麻生久美子。そのくせ何でもないショットがめっちゃかわいかったりする…彼女の魅力全開な作品だったのでは?…完全にコメディエンヌ開花ですけど(笑)、風間さん、もう思いっきりはじけちゃってます!これだけ不運が続くとそこは同情しちゃうんだけど、悲劇が喜劇にしか見えないのね。とにかくどこまでもポジティブシンキングなんで見てて気持ちよかったです♪
ペパーミントの魔術師
2009年6月4日

インスタント沼
予想も付かない展開にくすくす笑い通しでした〜。麻生久美子さんの演じたマイペースなハナメがキュートで可愛かったです^^; よく考えると主人公の自分探しの物語なのです。見ている間はハナメのくるくる変わる行動と、どんどん進む展開に目を丸くしていました。こんな役をキュートに演じられるなんて、さすがは麻生久美子さん。パンクなカッコなのにハナメに振り回されているガス(加瀬亮)とのコンビも楽しかったです。
とりあえず、コメントです
2009年6月3日

【インスタント沼】
嫌いじゃないんだけど、そう笑えるツボがなくてちょっとぼやけた印象でした。言葉のやり取りや仕草なんかはとても面白いんですけどね♪ 「はっ?」とかちょっとした会話の合間のつぶやきみたいなのが好きです。でも笑えるかっていうとそこまでじゃなかったな。麻生久美子ちゃんはこういうはじけた役もいいです!おとなしめの役よりも似合うかも。脱力系ムービー、のほほん〜と楽しめていいです♪
日々のつぶやき
2009年6月2日

インスタント沼
随所に散りばめられた小ネタが一つ一つ自分にヒットし、にやにやが止まりませんでした。加瀬亮のパンク姿は[重力ピエロ]の泉水とは全く違った役柄で面白かったし、それ以上に風間杜夫の骨董屋が最高。私の中で長年、風間杜夫に対して持っていた渋い中年というイメージがガラガラと崩れ去るほどにぶっとんだ役柄。温水洋一扮する会社員が帰宅時にハナメの部屋を仰ぎ見るとこで、面を被ったハナメを目撃するシーンは大笑いした。でもあれは恐い。
だらだら無気力ブログ
2009年6月1日

インスタント沼
★★★★ 最近の麻生久美子は、シリアスもコミカルも器用にこなす演技力を身に付けた。今回は能天気で無責任で感情のまま走り続ける女の役柄だが、なかなかキュートで憎めない女を面白おかしく演じ切っている。これは彼女の当たり役になりそうだ。さて、荒唐無稽でハチャメチャな展開のこのおかしな映画。これをバカバ力しいと観るか、面白いと感じるかは、観る人の自由であり感性の違いだが、僕には滅茶苦茶面白かった。
ケントのたそがれ劇場
2009年5月30日

インスタント沼
★★★ 三木聡監督得意の言葉遊びとナンセンス・ギャグが満載でにぎやかな作品。ヒロインは迷信や占いなど目に見えないものは信じないタチなのだが、ガラクタにしか見えない骨董の中に実は夢があると気付いたとき"お手製の"沼からビックリするものが現れるという展開はちょっと愉快だ。いい大人と言える年齢のヒロインのテンションの高さには違和感を感じるが、見かけとは裏腹に人のいいパンクロッカーのガスの存在がほっとさせてくれた。
シネマッシモ☆映画ライター渡まち子
2009年5月29日

インスタント沼
いやあ〜こんなに映画館で笑ったのは久しぶりだなあと思うほどで、周りが笑っていない時もツボにはまってさあ大変状態。三木監督節は健在で、わけのわからぬものや、突然変な話し方や話し言葉などなど満載で、自分的にはこの監督のはずれはまだ経験していないほど好きだ。大好きだった[蒲田行進曲]コンビが復活したのはいいけれど、絡みが全く無かったのが残念だった。
映画君の毎日
2009年5月27日

インスタント沼
★★★★★ 電球(風間杜夫)の言う通り、嘘か本当か、嘘だよ、の出鱈目の連鎖のようでいて全てが論理的につながっているから、途中でだれない。見事に論理的に構成された出鱈目ではある。この映画全部が実は母の夢ではないのかと思わせるものがあり、しかも全て沼から出て来る沼気(≒正気?)のようである。ハナメが過去を清算しようと様々なものが沼に捨てられ、それが廃棄場につながる。沼も廃棄場も少女の記憶の墓場なのだ。
佐藤秀の徒然幻視録
2009年5月26日

インスタント沼
★★★ 大笑いが連続のコメディ作品というわけではなく、ほのぼのとした雰囲気が漂う、主演の麻生久美子のイメージそのままの"まろやかなコメディ"映画でした。この手の作品は客観的に観て、論理的に理解しようとすると破綻する気がします。ほのぼのとした雰囲気に乗せられて、小ネタでクックッ笑い、何やってんだこいつら?と呆れ、衝撃のラストを迎えるという"電球さん"的な奔放さで鑑賞するのが良いと思います。
LOVE Cinemas 調布
2009年5月25日


1.作品ページ

2.観たい作品リスト
3.追加

4.近日公開
5.公開中
6.DVD新作近日
7.DVD新作(2カ月間)
8.DVD旧作
9.超人気作品
0.トップ
アマゾン最安値購入
キーワード: