ブタがいた教室:作品を観た感想(24)

ブタがいた教室 : 「命」とは何だろう?
★★★★ 今までにない内容で、自分自身もよくよく考えさせられる映画でした。この映画の素晴らしいところは、この映画は子供たちの成長だけでなく、大人たちの成長も描いているところです。子供たちにこの課題を課した星先生自身が、子供たちの姿を見て命の大切さを再確認します。命というものの大切さを知らせるための手法が手法だけに、賛否両論がある映画であるのは間違いありません。しかし、この映画は実話を基に造られております。
こんな映画観たよ!-あらすじと感想-
2012年11月12日

《ブタがいた教室》
クラスのみんなが食べるということ、生き物の命を頂いて自分たちが生かされていること、色々なことを気づかされてそして真剣に話し合う。そのことが重要なのだから、結果は問題じゃなく勿論正解もあるわけじゃない。それは解っているのですが‥。話し合いシーンを見ているのが特に苦手で‥どうもイライラしてきちゃった(汗) こういう生きた授業は大切で、子供たちにとってもとても楽しいことだったと思います。それを受け入れてくれて文句のある父母にきちんと説明する校長先生も素敵。ただただ、肌に合わなかったんだろうなー。
日々のつぶやき
2010年8月27日

「ブタがいた教室」 本物の涙
「他のブタは食べてもいいけど、Pちゃんはダメなのはおかしい。」 ペットとして飼っていれば、食べる気になれないのは、採って来たカニで遊んでいるうちに茹でられなくなっちゃうのと同じ。でも、食用に飼育した動物は食べても良くて、くじらは食べたらダメっていうのもおかしいよね。命は平等。それを有難くいただく気持ちが、やっぱり大切なんじゃないかな〜。いずれにしてもこの先生の授業は、子供たちを大きく成長させた点でも、成功だったと私は思う。真剣に命と向き合える子供たちのクラスには、ぜったいイジメも学級崩壊もないはずだから…。
ノルウェー暮らし・イン・London
2010年3月10日

リスクを取る教育 「ブタがいた教室」
自分の意見を自分の言葉で発し、 思いあまって涙がこぼれる。 このあたりもドキュメンタリーを見るようで、 果たして決められたセリフなどはあったのだろうか。 実際に子供たちはこんな話し方をするし、 どういう演出をしたら こんなシーンが撮れるのだろうか。 だが少しだけ微妙に感じるのは、 なぜ東京の小学校に移し替えられたのだろう。 事実をなぞればいいというわけではないが、 子供はリアルでも大人は固い気がした。
シネマ走り書き
2009年4月10日

【映画】ブタがいた教室
★★★★★ とてもいい映画だった。必ずどこかもれるだろうと想像していた鑑賞の目的は、全てそなえていた。重要視していたのは、1「出された結論」に納得がいくか? 2「命の器」の"大きさ"と"形"に触れるか? 3「いただきます」の意味に触れるか? という部分、どんなに感動する映画であっても、どれかに触れなかったら容赦なく減点という覚悟で行ったのだが、見事に全部クリアしていた。お見事、という他ない。
新!やさぐれ日記
2009年3月5日

映画[ ブタがいた教室 ]生きた授業、生きた映画
20年前のバブル時代では、この「授業」を行うのは、かなりの障壁があったのではないだろうか。本作は、やはりこのドキュメンタリー・ドラマ的手法が光っていた。妻夫木聡が新任の星先生役を好演。時にはやさしく、時には厳しく「先生」として子どもたちと接し、本作で新境地を切り開いたように見受けられる。今後が楽しみだ。結末は、あったかい気持ちにさせてくる。最後に映画の力を観た気がした。
アロハ坊主の日がな一日
2008年12月30日

【ブタがいた教室】答えのない教室
泣いた…何かに感動したとか言うよりも、子供達の直向きな涙にスッカリ取り込まれてしまった。映画に答えはない。だから、この映画が「食育」に役立つかと言えばそれは見る人によるとしか言えない。私が素晴らしいと感じたのは「食育」よりも「自分で考える力」だ。この授業に対しては、思い切った事したなぁ、と言う驚きは隠せない。今だったら即行アウトだろう。ぜひ、親子で見ていただきたい一本です。
映画@見取り八段
2008年12月3日

『ブタがいた教室』@シネリーブル池袋
『人間が生きる為に、他の動物の大切な命をもらってるんだよ』ということを理解した上でPちゃんを食べるというのが一番良かったんではないかと思います。先生はそういうことを教えたかったはずなんですよね。方針がしっかりしていないから結局教えきれなかったような気がします。映画が面白いとかよかったとかを考える以前に、いろいろ考えてしまう映画でした。少なくとも感動作ではなかったですね。
映画な日々。読書な日々。
2008年12月1日

『ブタがいた教室』 (2008)/日本
★★★★★ 子供の成長に大きく関わったPちゃん。ここまでみんなを成長させてくれたものには、やっぱり、ありがとうという言葉しか出てこない。観ている側も、生きていくためには自分勝手なことをしている。生き物をいただいて生きている。それを忘れてしまっている。「生かせていただいている」気持ちが根底にあるからこそ、勝手をして申し訳ないという心の痛みを知ったから、子どもたちには素直に感動できるのだと思う。
NiceOne!!
2008年11月28日

映画:ブタがいた教室 観てきました
正直言うとちょっと残念。子ども達に感情移入できるけど、肝心のPちゃんに感情移入できないんです。卒業という限られた期日までに選べない答えを出せない辛さは理解できるものの、一方でPちゃんに感情移入できないから「食べちゃえ〜」っていう気持ちもあるというのが正直なところ。ただ、名前をつけたら感情移入しすぎるとか、星先生のアドバイスが足りなかったのことはいやめないと思います。
よしなしごと
2008年11月24日

ブタがいた教室
★★★★ 思った以上に映画らしい展開。話の展開そのものは、いかにも流れを作った話になってるのですが、真剣に向き合って色々考えたんだろうなってのは痛いほど伝わるものがありました。ディベートシーンでは私ももう涙ボロボロ。よくあのシーンで妻夫木耐えたなぁと関心してしまいました。実際のドキュメンタリーとは違う、あくまで映画だけれど、そこに意味はちゃんとあったと思うし、素直に面白かったです。
TRUTH?ブログエリア
2008年11月24日

「ブタがいた教室」鑑賞
なかなか見ごたえのある映画でした。ブタを本当に食べることができるのか?食べない解決方法はあるのか?責任を取るってどういうことだ?正解のない議論を子供たちが熱く繰り広げます。ストーリーはほんとそれだけ。シンプルだけど本気で悩み考える子供たちに見入っちゃいます。そして妻夫木聡さんの演技もすばらしい。この映画の先生役にぴったりだったのではないでしょうか。
エモーショナル☆ライフ
2008年11月20日

ブタがいた教室・・・・・
1年間かわいがったブタなんですよねぇ…その時になってみないと解からないですが、きっと食べられないです。名前を付けてしまった次点で食べられないかもしれません。自分に懐いてしまっていたら尚更ですねぇ。実話が元になったこの映画。多感な時期に「命の素晴らしさ」と「食の残酷さ」を同時に経験した彼らは、今何を想うのだろう。
チャピ日記
2008年11月20日

ブタがいた教室
Pちゃんを食べなくても、他に食べ物がある環境では、自分たちが仲間として接してきたブタをやがては食糧となる家畜であると考えることは難しい。もし、自給自足の生活をしているとか、自分たちの食べ物は、この目の前のブタしかない、という極限状態にならない限り、感情との戦いが消えることはないだろう。。習慣化している「いただきます」 私は命に対して、真摯に合掌して、言わねばならない。
悠雅的生活
2008年11月12日

ブタがいた教室
子どもたちは台詞が部分が白紙で結末も記されていない脚本を渡されたらしいです。それだけあって、本気の涙、ケンカなどリアルに考えて迷う心情が伝わってきました。動物の生死、人間が生きていくために必要な「食べる」ということなど、子どもたちと共にすごく考えさせられる、良質な作品です。
Thanksgiving Day
2008年11月11日

『ブタがいた教室』
実際に事実にどれほど基づいて描かれているのかはわからないが、少なくとも最終結論まで描き切っていないこの映画は、結局結論を観る側に任せているに過ぎない。まして問題提起をしながら、当初から自分なりの結論を持たない教師は、生徒に与えるべきではないだろう。もし事実に忠実だとしたら、この校長先生の姿こそ、教育者としての人格を備え、先生側と生徒側との間で冷静な視線をおくれる人だと思う。
京の昼寝〜♪
2008年11月7日

ブタがいた教室
だんだん大きくなっていくブタに愛情を抱きはじめた生徒達。約束の卒業の日は迫ってくる。命の問題…いくら考えても答えを見いだすのはむずかしいです。残酷でも生命の保持には、命が必要ということを否応なしに生徒達は学んだことでしょう。子供にとっては過酷な経験です。
花ごよみ
2008年11月6日

ブタがいた教室
卒業式が近づくにつれ、子供たちは結論をどうだすか、真剣に考えます。。飽食の時代に生まれた子供たちの生の声を感じられます。子供たちの、Pちゃんへの接し方、その子供への教師としての接し方。いろいろと感じながら最後は、最後の1票を託されたら?自分ならどうしただろうかと思いながら観ていました。子供はブタを見守り、教師は子供を見守り、校長はそんな教師を見守り、導く…。
to Heart
2008年11月6日

「ブタがいた教室」ある意味、今年1番の問題作。
テーマは"食育"や"いのちの授業"といった教育内容に合致。それを子供たちが討論する。本当に真剣でリアルな様が、スクリーン越しに我々にダイレクトに伝わってきます。先生!幾らなんでも子供に任せすぎじゃない?もう少し討論に加わって、道筋を作ってあげてもいいんじゃないか。妻夫木クン、頑張ってます。爽やかで一生懸命な新任教師。校長の原田美枝子さんが、全体を優しく締めてくれています。
シネマ親父の“日々是妄言”
2008年11月5日

ブタがいた教室
★★★★ Pちゃんを食べる、食べないの選択は難問。TVで大人になった当時の生徒たちが映画を観て泣いていた。今では当時と違った見方ができるようになったとのこと。そりゃそうだ。素晴らしい教育効果だけど、当時はこの先生大変だったろうと思う。しかーし、ラストに異議あり!ネタばれになっちゃうから書けないけど。アタシ、納得できないね。
映画初日鑑賞妻
2008年11月4日

『ブタがいた教室』
この作品は、「食べる」か「食べない」か、どちらが正しいなんて答えを用意していないところが実に面白いです。見る人それぞれが意見を持ってもらって結構。この映画を見終わった後で「食・命・生」についていろいろ考えてくださいというスタンスが心地いいですね。理論で相手を説得する大人とは違い、感情で説得しようとする子供たちの「血の通った」言葉が心に来るんです。命と真正面から向き合う授業って本当にいいですよね。
めでぃあみっくす
2008年11月1日

ブタがいた教室
いい映画でした。子供達がPちゃんをどうするかを議論するシーンは良かった。子供達の議論は熱がこもっていて、命や生きるために他の命を奪うことなどこちらも考えさせられる内容でした。こういう授業はアリだと思います。自分が他の生命の犠牲の上になりたっているってことを知るにはいい機会だと思います。切り身やスライスされた魚や肉ではそこまで実感できないでしょうから。しかしあのラストはどうなんだろ。
だらだら無気力ブログ
2008年11月1日

「ブタがいた教室」(試写会)みた。
★★★★ 肉はパック詰めが当たり前、魚にしても頭と内臓は落とされ切り身が一般的になりつつある。ますます”食と命”の関係性を意識の土俵に上げることが少なくなっているこの頃で、改めて考えてみる上でも、真正面から問題に挑み取り組んだ新米先生と子供たちの”涙の激論”を聴いてみる事に損はないと思う。一見の価値あり。
たいむのひとりごと
2008年10月30日

ブタがいた教室
★★★ 見どころはやはり、小学生が「育てた豚のPちゃんを食すか否か」という議論シーンだろう。ディベートに行く前の豚を育てる過程の描き方が巧く描写されていない。子供達のPちゃんに対して持った情の部分も丁寧に描くべきだ。全体的に良くできているが、子供を使う故の諸刃の剣、素と演技のギャップがかなり大きかった。一番残念なのは無難なラストで逃げず、きちんと観客に見せる必要があったのではと思う。
Memoirs_of_dai
2008年10月18日


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